スマートフォンの時代に携帯さえ持っていない化石のような私。かろうじて仕事でMacは使っているものの、それ以外の身の周りの愛用品はとにかく何かとアナログ揃いです。
愛車は60年代から92年まで基本的なフォルムを変えずに生産され続けたフランスの大衆車「ルノー4(キャトル)」。今時外車と言えど右ハンドルが当たり前の時代なのに、キャトルは当然のごとく左ハンドル。また2006年に購入したカングーについても、ナビはおろかETCさえつけていないので、高速ではいつも料金所のおじさんとコミュニケーションをとっています。余談ですが、ETC浸透以降、料金所のおじさん達の接客がもの凄く素敵で、やっぱり人と人とのコミュニケーションっていいなぁ…って毎回感じてます。
他にもクルマでiPodは利用してても、やっぱり仕事中のオフィスではアナログレコードをいちいちターンテーブルに乗せて針を落としていたり、妻とのセッションで使用する楽器もRhodesやMoogといったアナログ楽器。たまに妻のサポートをしてキッチンに入っても、お皿洗いやお皿ふきは何の疑問もなく手作業です。また掃除に関して言えば、いまだに掃除機よりほうき(写真)を信頼しているので、ちょっとした掃除なら迷わずほうきを使用しています。世の中便利なものはいっぱいですが、とりあえず私はコンピューター以外のものについては、70年代くらいまでの技術があれば充分なのかもしれません。携帯を持ってなくてもこれまで何の不自由もしてないですしね。…というか今の時代、携帯持ってない大人なんて、他にいるのでしょうか…?(笑)