ねこがち

【旧:里親ゲッター タカサキ!】

【訃報】 俺、死んだのか?

2021年10月08日 | まじめな話
10/8

今朝がた、若が旅立ったようです。

ようです…ってのは、あまりに突然で、まだにわかに起き上がる可能性を感じないこともないからです。

朝、OBのところに集う猫ども。

今朝もそうだったようです。

その時、ベッドに乗りそこなったのか、爪が引っ掛かってしまったとか。

そんなこともありーので、OBともども階下へ移動。

OBがなんやかんや、人とか猫とかの世話を開始しようってとき、餌場でパタリと倒れたそうです。

OBから「若ちゃん発作」というLINEが届き、僕はおれおがもらってた発作の薬と、まず餌チューブを持って階下に下りました。

たけさん用に部屋に置いてたのですが、たけさんがいなくなって、置き場が…

探すのにちょっと戸惑いましたが、5分10分の事だったと思います。

そこで「呼吸をしていない」とOB。

倒れた直後はまだ呼吸をしていたけど、その時は止まってしまっていました。

どうする? どうする? と言いつつ、一応発作の薬を使用。

心臓マッサージ…とまではいかないけど、体をさすり、胸あたりをとんとんタップしたり揉んだり、押したり。

けれど、まったく反応はなし。

まだ暖かく、やわらかいのに。

しばらくしたら、失禁が始まり、ペットシーツを敷いて様子を見ました。

やはり様子は変わらず。

その間、もいとマキオが若を舐めてやったりしてました。

餌場はキッチンの片隅にあり、ほかの猫やOBの邪魔になってしまうので、箱に移して世話人部屋に移動。

朝のシッコ絞りを待っていたセキが出迎え、若の箱をちょんちょん、カリカリしてました。

もい・マキオもだし、セキもだけど、事切れた猫は猫にとってモノ。

そんなアクションをとることは珍しいと思いました。

まだワンチャン諦められないので、しばらくは世話人部屋で様子を見ようと思ってます。

でも、1時間ちょっと様子を見ていて変わらないということは、多分…。

余りに突然のことで驚いてますが、きっと若本猫もそうでしょう。

独特のタイミングセンスを持ち「若タイム」とまで言われた猫です。

きっと、「あれ? 俺、死んだのか?」とその辺をウロウロしてるんじゃないかと。

まだ戻れるなら、しれっと戻って欲しいものです。
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【訃報】 たけさん、さよなら

2021年09月11日 | まじめな話
9/11

本日、たけさんが旅立ちました。

日に日に弱ってるのは感じていて、この週末位が危ないとは思ってました。

それでも、朝にはちゅ~るを少々食べ、まず餌チューブも一口。

まだまだ飲み込む力もあり、無理矢理口に何かを入れられれば、前足で「いや~」と。

朝、シッコの失敗を発見してオムツデビューしてもらいました。

オムツをする前には、トイレに立ってシッコもしました。

シッコの感じも、旅立ち直前風ではなく思ったので、一安心。

でも…

午前中、買い物に出かけ、流動食的なもんを購入。

それを昼過ぎに飲んでもらい、水も飲んでもらい。

その時も、飲み下す力は健在でした。

それが14時過ぎ位のこと。

以降、僕は部屋をあけていて、18時少し前にセキのシッコを…と、セキを抱えて戻りました。

するとその時には、すでに。

正直、どんな最期だったのかはわからないのですが、足を伸ばしているのを見たOBが「苦しかったのかも」的なことを言ってました。

僕には、そんなにつらくなかったのではないか、という風に見えたのですが。

足を伸ばしたたけさんは、まるで駆けるチーターのようで格好良かったです。

毛艶も良かったので、そのおかげもあるかもしれません。


たけさんが暗い場所を探すようなそぶりを見せたとき、愛用のホカペの上に段ボールを1つ置きました。

猫ベッドに飽きたら、頭を突っ込んだり、隠れたりしてみたらいいかな…と。

いよいよ調子が悪くなってからは、それに躓いたりするのでどけました。

しかし部屋には存在しているそれ。

僕は「棺用じゃないからね」と言っていたのですが、結局たけさんの亡骸はその中に収めました。

足が伸びてるので、サイズ的にもそれになった感じです。

今晩はウチの部屋で過ごしてもらい、明日には空へ…となることでしょう。

ウチの庭に来たばかりに、子供を取りあげられ、家に押し込められたたけさん。

ほぼほぼ僕の部屋にいて、狭い世界しか与えられませんでした。

彼女にとって、それが良い猫生だったのかはわかりませんが、僕はたけさんと過ごせてよかったと思っています。

ありがとう、たけさん。

ずっと僕の勝手に付き合ってくれて感謝してるよ。

謝罪はあっちで会ったときまで待っててね。


たけさんを応援してくれた方、たけさんを「かわいい」と言ってくれた方、本当にありがとうございました。
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【訃報】 バイバイなのね

2020年10月30日 | まじめな話
10/30

多分、14:30頃じゃなかろうか。

おれお氏が旅立ちました。

18歳と9か月。

今度の1/8で19歳になるところでした。


おれお氏は、当時大学生だった弟が、友人宅からもらってきました。

アパートを出るだかなんだかで、そこに来ていたトラ猫(通称:トラ母さん)が産んだ子をどうしようか…と。

おれお氏は、わが家の猫の始祖である尾黒とちょっとだけ柄が似ていました。

で、弟の目に留まり、八王子からわが家へやってくることとなりました。

似ている柄…

白ベースで、頭に黒。

そのため、おれお氏は、あやうく「カツラ」という名前になる所でした。

しかし、そこは勝手に命名する僕が、折れた尻尾が可愛らしかったので「おれお」と。

言い続けたものが勝つので、おれお氏の名前は決定しました。

ちなみに、おれお氏は黒に輪が入った尻尾なのですが、先端が「レ」になっていて、折れた部分は白です。

それと、偽ミケと言っているように、足とかに茶色の部分があります。

顔つきは醤油顔…というのでしょうか、なかなかシュッとしております。


おれお氏がわが家に来たころには、セルシオとひめがおりました。

気難しい女子ですので、最初はかなり虐められました。

それでもめげずにいたら、家出したときにはセルさんが探してくれたりもしました。

三連の猫団子になることもできました。

女子が老いて力を失うと、逆にやり返す姿もありました。


とにかくOBが大好きで、その鳴き声は「おばーちゃーん」と聞こえる程。

人間も基本好きなようで、作業などでやってくる人にすり寄ることもありました。

あんまりほかの猫と喧嘩するということもなかったかな。

新顔がどんどん来ても、それなりには仲良くなってくれたし、慕われてもいたように感じます。


病気と言えばきびなごの食べ過ぎで尿路結石になったこと。

歯が悪くなって、歯周病なのかな、口が痛いとなったこと。

原因は特定できなかったけど、時折発作をおこしたこと。

そんなところだったんじゃないかと。


昨日寝る前に、30mlの補液をしました。

もう嫌がることもなく、すーっと。

朝はOBが抱っこして過ごしたり、OBから水をもらったり。

僕もスープ餌とまずチューブと水をあげました。

どうにもくにゃくにゃに感じたので、OB部屋からリビングへ移動。

そこでOBに抱っこしててもらいました。

OBが昼食の用意をし、食べ、片づけをし、なんかかんかしてひょっと顔を見たら亡くなっていました。

僕は在宅ワーク中で、なにやらトラブっていて、昼休みが大いにずれ込んでました。

昼休みになったら抱っこしよう…と思っていたけど、間に合わず。

朝、くにゃくにゃの前には手足を突っ張っていたそうで、それが最後の「なんか変だよ~」だったのかもしれません。

誰もその瞬間に気づかないくらいだったので、ホントに静かに、眠るように旅立ったと思います。


数日前には、従妹やママ父さんも見舞いにきてくれました。

たまたま今週は時間があったOBも、昼夜問わず抱っこしたり、眺めたりしてくれました。

おれお氏、なかなかよい猫生だったんじゃないでしょうか?

あちらには知った顔がたくさんいるはずです。

似てると言われた尾黒から、時に厳しかったセルシオ、一緒に暮らしたくるんファミリー、ひゃは…

まぁ、寂しいことはないでしょう。

もう苦しいこともなくなったし、体は元通りのはずですので、これからはOBに好きなだけ寄り添ってくれたらいいと思います。

で、心もとないOBを、こっそりサポートしてくれたらいいなぁと。

ついでに、まだ残ってる8ニャンを、ひっそり見守って欲しいです。


おおちゃん、今までありがとうね。

またね!


「皆さんありがとなのね。バイバイなのね~!」 byおれお
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訃報

2020年08月29日 | まじめな話
2020.8.29 麿が亡くなりました。

2:00位に世話人は寝たんだけど、その時は辛うじて。

でも、呼吸も安定してたし、朝の輸液の時の感じでも、まだ平気だろうと思っていました。

所在無さげにバッタンバッタンはしていたけど。

まだ…たって、僕が寝て起きるまでの間くらいの意味。

また、死に時を見誤ってしまいました。

もちろん予感はあったので、部屋に連れて帰ろうかとも考えました。

けど、多分平気だろうという思いと、世話人部屋よりもリビングの方が落ち着くだろうという思い。

…ホントは、世話人部屋だとたけさんとかが嫌がるかな…みたいな思いもあったりして。

いや、結局は面倒だったんだろうな。

そういう思いがきっとどっかにあったんだろうな。

可哀そうなことをしたなぁと思ったり、麿も清々したかな…という気もしたり。

ともあれ、旅立ちました。


そういや、僕が寝る前に麿を撫でていたら、若が来たっけ。

若にはちょっとは感じるところがあったのかもしれないです。

それと、リビングの麿が最後にいた場所は、レク、くるん、結、解の墓の前(ひゃはもいるけども)。

ガラスこそあれ、2mと離れていないんじゃないかな。

家族みんなが見守ってくれたかな…と勝手な想像も働きます。


麿は、妊婦だったくるんちゃんのお腹が凹んでまもなく、家の前の道に落ちてました。

弟が運転する車で帰宅して、家の前の道をまさに曲がろうというところに。

最初レジ袋のごみかと思ったら、何やら動く。

で、車を降りて近寄ったら猫だったという出会いでした。

翌日弟が獣医に連れて行ったために、弟のことは大嫌いになった麿。

その後現れた、若、結、解の兄弟と一緒に暮らしました。

部屋は分かれたけど、レク、くるんの親とも一緒に。

なんともマイペースな子で、割に一人で過ごすことも多かったような。

いないいないと探したら、洗濯物の間で寝ていたり、納戸の隅で寝ていたり。

ここんとこはOB部屋で寝てる姿をよく見たかな。

「ま属」のマキオやあまを引き連れてることもあったなぁ。


顔のキレイな麿…と僕は呼んでて、なかなかの美猫だった麿。

いつの日か左上の犬歯を失い、そこに老いがかさなり、徐々に顔が変わってしまいました。

ここが転機だったのかも。

最後は結局、口回りがおかしなことになり、OB曰く「癌」の状態。

本当に癌だとすれば、扁平上皮癌ってところでしょう。

キレイな麿にしては、最後はボロボロになってしまいました。

早い段階で全抜歯でもしていたら、もう少し違ったのかな…と思ったときには後の祭り。

世話人はいつも愚かです。

麿から獣医を変え、どちらかといえば現状維持からの看取りという流れに。

くるんちゃんのように医者に診てもらう途中で亡くなったり、びたんや結のように入院中に亡くなったりは避けられました。

解のように隠れてこっそりは旅立たなかったけど、麿はどう思っていたのやら。

解は人間が怖かったんだろうと思うので、そこまでは嫌がってなかったのかなぁと。

あれこれ人間にいじられたけど、許容していたのかな、と。

まぁ、勝手な考えです。


我が家では、朝、年寄りが新聞を取りに行って読みます。

おそらく5時前後でしょう。

OBが調査したところでは、そのころは弱いながらも呼吸をしていたそう。

で、7時前、OBがリビングに行ったときにはすでに硬直していたという話です。

亡くなったのは、5時~6時位なんだろうなぁと思います。

もうちょっと早起きしてればよかった…というのは今更だけど、それに見てられたからなんだって話だけど。



麿に会ったことがある方も、ない方も、麿を可愛がったり応援してくれた皆さん、ありがとうございました。


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訃報

2020年03月29日 | まじめな話
2020.3.29

多分、19:25頃だったような。

ひめがあちらへ旅立ちました。

1999.9.28生まれだと認識しているので、20年と6か月と1日。

誕生日がわかる子の中では、一番の長命でした。

子猫の時におなかを壊し、小さな体でどうなるか…と思った以外、大病はしませんでした。

時折、肛門腺が爆発してエリカラの刑に処されたり、大ネズミと格闘して犬歯を失ったりしてましたけども。

飄々としていて、ちょっとわがままで、ツンデレで、グルメで。

奇麗でかっこいい白猫でした。

ラストにきて甲状腺を患ったり、大ラスは腎臓がやられたり。

治療という名のもとに、人間にかなり不本意なことをされても我慢していました。

長く一緒にいた分、思い返すことも多いのですが、それは全部ひめからの贈り物なんだなぁと思っています。

独り占めもなんなんで、いずれこのブログに書くかもしれません。

いや、すでに書いてあるので、リメイクになるかもしれませんけども。

わが家にしては珍しく、結構看取った感があるのと、本猫が長命だったことで、どすんと取り乱すことはありません。

かわりに、しみじみと寂しい気持ちにさいなまれていくのでしょう。


ひめ、セル母さんやまんちゃん(アルって名前になってるよ)、みーちゃん(ロノシスだよ)に会えたかい?

尾黒に会っても「じじーむかつく!」って言うんじゃないよ。

あんたもババアだかんね。

ウィン兄さんがいたら、夢枕でいいから死にました報告に来いって言って。

ひゃはがいたら謝っておいて。

結、解、びたん…みんなにもよろしくね。

「死猫使いが荒いわよ!」と怒られるな。

冗談はさておき、もう苦しいことも辛いこともないだろうね。

嫌な投薬や補液もないんだよ。

どうぞゆっくり休んでおくれ。

長い間ありがとう!


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