ねこがち

【旧:里親ゲッター タカサキ!】

セルさんの話 4

2010年12月11日 | セル話
この記事は続きです。
ちなみに、前の記事はコチラです。


■懸念

実は手術にあたって、懸念事項がある。

まず1つ目は下痢。
これは最初の先生にも相談し、飲み薬を貰っていた。
が、改善せず…。

その旨、2人目の先生にも告げた。
で、みてもらったら、「お腹に問題なし」と。
だが、状況は改善してないわけで。

これが収まらないようなら、手術はしないと言われた。

次に血液検査の結果。

ホントは手術直前に血液検査を…と言われていたのだが、2度目の受診時に実施。
結果、少々気になる数字があると言われた。
そんでも、まぁ、手術は出来るだろう…という数値らしい。

なので、この懸念は、今後の話になってくるのだが、セルさんの血液には、貧血を起こす何かが住んでるらしい。
こいつらには3種類あり、セルさんが持ってるのが何かわからないそうだ。
それを調べるには専門機関に検査を依頼するそうな。
どうせなら、手術の時に血を採って送るか? なんて話も出てた。

治療しなければいけないものなら、やるしかないのだが…。
そのやり方にはいくつかあるようだ。
もちろん治療費と連動するので、良いとされる方法の中で方法がいくつかあるなら、安価なモノを選びたいものだ。
…とはいえ、医者さんというのは、良かれと思って精神で、一番高いのにしちゃうんだよなぁ。
まぁ、ここはまたまた話し合いなんだけれど。

■結論

12月13日、乳腺片側全摘出の手術を受けて貰おうと思う。
もちろん、医者的にOKならだけど。

戻ってきたら、皆さんに教えて貰ったサプリとかを試そうかと思ってる。
何を試すかは、ここれから選ぶんだけど。


これが、ひとまず、今までのメモである。
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セルさんの話 3

2010年12月11日 | セル話
この記事は続きです。
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■悩む

帰宅後、母に報告。
母は「可哀想」を連呼し、手術には基本的に反対だというスタンス。

もう一人、弟に聞きたいところだったが出張中。
これは戻ったら聞いてみよう…と。

一応、ネットで調べてみたりして。
結果、スピード勝負には違いないという気になった。

それから、このブログや猫のSNSなどにも状況を書いてみたりした。
すると、参考になりそうなサイトを教えてもらったり、経験者から経験談を聞いたり、薬の情報をもらったり。
切らない治療をしてる医者を教えてくれた人もいた。

前にお世話になっていた獣医さんにもメールしてみた。
忙しいだろうに返事をくださり、アドバイスをもらった。

しばらく、ウダウダしていた。

■問題点

弟が帰宅し、話をする。
彼は、病巣は取り去るのが良いという考え。
弟を相手に説明したりしているうちに、自分の中の問題点が明確になる。

・術後の余命は2年とのこと。
 それは、大手術故なのか、癌体質だからなのか?

・部分切除は、まったく目はないのか?

これを解決したらいいんじゃないの? という気になった。

■医者、ふたたび

この日は、前の医者さんが不在。
腫瘍に強い先生がいた。
なもんで、腫瘍に強い先生に相談することにした。

まずは余命2年の件。
これについては、若干「?」顔。
答えとしては、人間で言うステージを考慮せず、全部を平均的にみたら…ということではないか、と。

幸い、セルさんは腫瘍は初期のサイズ。
これなら、2年ということもないだろうとのこと。
ちなみに、2cm超えてると、ロクなことはないらしい。
早く気付いてよかった…。

部分切除については、「勧めない」という答え。
理由は、転移のリスクを残すことになるから。
また、猫の乳腺は、左右2つかと思ったら、片側が2分割されているそうだ。
上下で手術の簡単さが違うらしいのだが、セルさんのは面倒な方。
ならば、ついでに取っちゃう方がいいんじゃないの? とも。

ただ、セルさんのコンディション的に、長い麻酔に耐えられないとかがあると、逆に部分切除をお願いするかもしれないとも言われた。
意地悪なもんで、こういう石を打っておくのは、さすがだなぁと思ったり。

手術後の入院について聞いたら、「3~4日」とのこと。
前回は1週間と聞いた旨伝えると、「カルテにも書いてありますよ」ですと。
聞き間違えたか…。それとも…?
ま、ともあれ、セルさん的には短いに越したことはない。

さすがな先生は「もちろん、状況によってはもっと長くなることもあるし、短くなることも」と言い足した。
ぬかりない。


さらに、次に続く…








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セルさんの話 2

2010年12月11日 | セル話
この記事は続きです。
ちなみに、前の記事はコチラです。


■医者へ 

シコリに気付いてから数日後、いつも行く医者へ。
そこには、腫瘍が専門の先生が居る。
一応、その先生を目当てに出発。

セルさんにしてみれば、ケージと車は大の苦手。
医者に着くまで鳴き通しだった。
まぁこれはいつものこと。

普段なら、待合室にいる間は静かにしているところなのだが、この日は違った。
待合室が犬天国。
わんさわんさとワンさんがいる。
なもんで、気弱になったのか、時折鳴き声を上げていた。

ところで、医者さんだが、この日、腫瘍の先生はお休みだった。
なので、若いお姉さんにした。
この先生は、前に噛まれ傷を診せたときにとても丁寧に処置してくれた。

まずは体重を量る。
3.96だとかなんとか。
セルさんは、その昔は5キロくらいあった。
それが激痩せし、3キロ台前半になっていた。
が、ここに来てちょっと上向きらしい。

シコリのサイズを計る。
0.5*1.1とかなんとか。
針をさして、採取した汁をプレパラートに移して見る。

でもって、所見は、「乳腺腫瘍」と。

先生曰く、猫の乳腺腫瘍というのは、9割が悪性だという。
治療法としては、外科手術で乳腺を摘出するのだと。
ご存じかと思うが、猫のおっぱいは人間と違って沢山ある。
そのため、乳腺も長い。
ということで、魚の卵みたいに、べろべろべろっと取ることになる。

先生は、万全を期すなら、片側取ったあとに、もう片側を取る人もいるという。
逆に、美容的な意味合いから、部分切除をする人もあると。
ただ、医者としては、全摘出をオススメするのだそうな。

ちなみに、手術しないという人もいるようだが、その場合には腫瘍が破裂して大変らしい。
コレについては、前に居た子が扁平上疲癌で耳から溶けていく…というのを見てるので、なんとなく理解できた。
あれはかなり辛い。
なので、避けたい…と思った。

全摘出になれば、それなりに入院が必要になる。
1週間くらいという。
ビビリのセルさんが、そんなに耐えられるのか? …と、不安になった。

また、医者さんからは、術後の余命は2年くらいという話が出た。
手術しても2年なのか? …と、益々不安になった。

医者さんは、それからレントゲンを撮った。
もし、肺に転移が見られればアウトだそうな。
つまりは手術しても無駄ってことだ。
が、幸い、セルさんの場合は転移は見られなかった。
とはいえ「腫瘍が小さすぎると写らないんですよ」とも言われた。

さて、飼い主としては、「じゃ、どーします」って話を決めないといけない。
乳ガンは進行が早いという思うし、転移したらアウトだし、術後入院があるし…ということで、ひとまず手術の予約をした。
ただ、家族会議等を経て、「やっぱやめる」もアリということで。
考えてから動いたのでは遅いので、まずは日にちを抑えた次第。


と、ここまで書いて、また続く。






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セルさんの話

2010年12月10日 | セル話
すーぐ忘れるから、セルさんのことを書いておこうかと。
ちと長い。
…普段が短かすぎか?
ま、いいや。



■そもそも…

セルさん。
略さずに言えば、セルシオさん。
駐車場のセルシオの下にいたから、そんな名前になった猫。

最初は尾黒(初代?猫)がウチにつれてきた。

顔つきがキリリなので♂だと思ったら、♀だった。
現れた次の5月、子供を産む。
当時は不妊手術なんて頭は無く、あわあわしてるうち、またまた9月、子供を産む。

こりゃいかんということで、不妊手術を実施。
ということで、少なくとも2回は出産を経験している。

■病歴

不妊手術の際に、おなかの毛をそる。
その後、禿げが気になるのかザリザリ舐め続け、ずっとお腹が禿げていた。

この件では通院したりもした。
最初の医者さんはステロイドを注射を選んだので、定期的に通院。
確かに、注射直後は改善するが、いたちごっこだった。

神経質に舐めることが、内部の疾患によるものであったら大変!
…と、当初は思っていた。
どうやらその心配はないと分かったし、セルさんが異常に車や医者を嫌うため、通院を中断。

その後、皮膚科医に診せたりもしたが改善せず。
通院ストレスと効果を天秤にかけ、もぉ放っておこうと決めた。

それ以外は、大した問題も無く来たが、この数ヶ月で怪我をすることが増える。

勢力図が変化したのか、若い猫どもがセルさんを追い、攻撃するようになった。
若い猫どもに噛み付かれ、そこが化膿したりした。

医者に行き、治療を受けつつ、若い猫どもと隔離する方法を取る。
その隔離部屋が、通称VIP部屋である。

当初は曲者が侵入したりすることもあったのだが、侵入防止装置が発明され解決。

解決とともに、しぶとかった腹の禿げが治った。
やはりストレスだったんだなぁと思った。

■でもって

VIP部屋…と名づけたが、もともとはDENというスペース。
大して広いわけではない。

また、隔離を続けてしまうと、完全に客人になってしまうような気がして、時折、別の部屋にも放っていた。
もちろん若猫どもを排除して。

その日は親の寝室に放っていた。
探検したり運動したりまどろんだりしてるのを、テレビを見ながら観察していた。

セルさんは、結構甘えん坊なところがある。
休憩の時、人に擦り寄ってきたりする。
で、なでてやれば安心してゴロゴロいうのである。

そのときも、そんな感じでなでくり回していた。
ら!
胸に何かある。
よく見れば乳首。
ただ、乳首にしては妙な固さ。
自分も膿み体質なもんで、よくおできとかの類を作るのだが、そんな感じ。
「おや?」っと思った。




ここまで書いて、明日に続く…


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