大空の下で

今まで色んな人の言動に支えられ生きてきました。
しかし中には「え?」「マジ?」と思うようなことも・・・。

経験を積み重ねる時期

2021年11月26日 | 家族

低学年の頃から、親に物事があるたび言われてた言葉があります。
週に少なくとも2回は言われてましたから、1年で100回。
それの数年分。
まあ、トラウマ級です。
その言葉とは・・・。

ほんと、気が利かない子だね

それを言われるたび、私がどんな思いをしていたか母親は知らないでしょう。
(昔も今も、知らせて嫌な思いをさせるつもりは全くありませんが)
言われた本人にしかわからないことって、多いんですよね。

幼稚園に通う頃には妹がいたので、親の手伝いをしていた私。
私が小学生になると母はパートに出ていたので、食器洗い、米研ぎ程度は私の担当。

当時は鍵っ子と言って、一人でお留守番していた子供が多かったのです。
おやつにガスコンロでインスタントラーメンを作って食べたりしてました。
ガスの火に気を付けたり、玄関の戸締りは忘れないなど、その点はしっかりしてたと思うのですが、大人から見たら、まだまだ子供です。
疲れて帰宅した母親に「今日、学校でね~~~」「これ汚しちゃった~」など空気を読めないセリフ。
気が利かない面だらけで、イラつかれて当然だったのかもしれません。

いつもありがとう。疲れたでしょう?
今日の夕ご飯美味しかったよ~
私が後片付けしておくからね」などと・・・
今、あの時の過去に戻れるならそう言ってあげたいと思う。


でも、当時6~7歳だった私、ドラマやアニメの小学生のような気の利いた優しい言葉や行いを知らなかった・・・。

しかしながら、相手の考えていることを瞬時に気付き、思いやった対応をする。
そういった小学生、現実に多くいるものなのだろうか?
ここ数十年ほど前からのテレビドラマやアニメに出てくる子供は、幼児・児童でも、大人びた考えを持つ子が多い。
丁寧語や敬語を駆使する幼児、殺人現場に居合わせても平然と推理する小学1年生や、女将さんになる小学生(この子は高学年だけど)もいるくらいなのだから。

しかし、よく考えたらそれは絵空事だと気づくはず。
私自身、子供を授かって育てた経験があるため、小学低学年では気が利かないのが普通。
幼い子供は物事を自分中心に考えてしまうから。
その年齢は経験を積む時期なのだから当たり前。
日常の細かい経験を積み重ねて、やっと一人前の人間になる、これが本来の人間の姿だと思う。

気が利かないのではなく、これから気付いて(築いて)行く時期なのではないか。


幼い子供の不思議な仕草

2021年11月16日 | 見知らぬ人

今、考えてもどうにも理解出来ない仕草をする同世代の子供のことを思い出します。
一人だけではなかったのです。
同じ仕草をする子、何人もいました。

その一つがデパートでの話。
私が子供の頃、クリスマスが近くなるとデパートへ行き、おもちゃを選ぶのが当たり前でした。
昔はおもちゃの大型店舗も無かったし、通販も有りませんでしたから。
(現在は逆におもちゃ専門大型店舗は無くなってきているようですね)
当時、混雑したデパート店内、妹は父親に肩車されながら、私は母親と手を繋いで店内を歩いていました。

すると。
必ずいました。
同じように肩車されている子供が。
その見知らぬ女の子が、何もしてない妹に向かって鼻をフンとしわ寄せてガンつけたのです。


肩車されるくらいですから、大きくてもせいぜい5歳くらいですよ。
その女の子だけじゃないのです。
手を繋いで親と歩いていた私も、(別の女の子に)同じ仕草でガンつけられました。
私や妹が女の子だったせいもあるのか、男の子にはいませんでした。
なぜか必ず女の子でした。
デパートに限らず、同じ仕草をする女の子があちこちにいましたね。
そして、当時はガン飛ばされるから、私も同じように返すというだけで何も考えていませんでした。

しかし、今考えるとなんであんなことしてたのだろう?
今現在、そんなことする子いませんよね?
同じように親に肩車してもらってたり、手を繋いでもらってた女の子ばかりだったので、羨ましくてとかじゃない気がするのです。
地域性もあるのか?
今となっては意味不明です。

誰かが最初に始めて広まったのでしょうけど、大人には理解出来ない行動でしたね。


お気楽で暇な人と言われ・・・

2021年11月10日 | 家族

返答に困るような、半分嫌みですか?みたいな言われ方したことありませんか?

私の場合、実母に言われるのですが・・・。
肩こりの話題が出た時、「肩こりって意外と辛いものらしいね。私は肩こりしたことないんだけど」と私がそう言いました。

すると母が間髪入れずこう言ったのです。
ひま人なんだね。暇な人って肩こりしないよねと。

そして、母は長年、頭痛持ちなのですが、時々その痛さを私に訴えるのです。



私自身は数年に1~2度あるか無いかで頭痛とは縁遠いため、こう言ったことがあります。
「私は頭痛になったことがほとんどないけど、いつも痛いと大変だね」

すると母が不満そうな顔で言いました。
「頭痛無いの?お気楽でいいね。ストレス無いんだね」と。

こんなことを悪びれることもなく?真顔で言われてしまったら、どう返せばいいのか。
わからん・・・。


今じゃあり得ない・給食話2

2021年11月04日 | 学校・幼稚園

今回はあまり気持ちのいい内容じゃありません。
給食と虫の赤ちゃんのお話です。
なんとなく想像つきますよね?
もし苦手な方は、この先スルーして次回お会いしましょう。

★まだお読みでない方はこちらも読んで頂けると嬉しいです。
私の子供の頃のお話です。
「今じゃあり得ない・給食話」


あれは小学3~4年生くらいのことでした。
給食にホワイトシチューが出ました。


みんな美味しく食べていたと思います。
私もまだ肉は嫌いでしたが、少しづつ食べられるようになっていた頃です。

突然、クラスの男の子が「うわっ!」と声を上げたのです。
担任の先生がその子のそばに寄り事情を訊くと、なんと。
シチューの中に1cmくらいの白い幼虫がいたとのこと。
クラスの見たがりの子が、その幼虫を見に集まりました。
私もスプーンに乗せられたソレをなんとなく見てしまったのです。
記憶は定かじゃありませんが、まだ動いていたような・・・?。
それにしても目の悪い子や、ガツガツ食べちゃう子だったら気付かずにお腹に入れてたでしょう。

それ以来、大人になるまでホワイトシチューが食べられなくなったのは言うまでもありません。
正直な話、今は食べることは出来るけど、ホワイトシチューを見ると必ず思い出します。

確か、給食関係の方に報告して、しれっと終わったと思います。
シチューの材料、じゃが芋や人参、玉ねぎなどの野菜に潜んでいた虫さんだったのか?
それともサラダなどの副菜に付いてた虫さんが、偶然シチューの中に落ちたのか?
当時の給食シチューは、食べる頃には半分冷めてましたから、今思うに後者が原因だった可能性大です。
事情や原因は子供達に伝わることはありませんでしたが、悪意なことではなく偶然なことだったと思われます。
当時はよくあることだったのかもしれません。

でも、今だったらネットで拡散されたり、原因によっては担当者減給、解雇などもありそうですよね。