大空の下で

今まで色んな人の言動に支えられ生きてきました。
しかし中には「え?」「マジ?」と思うようなことも・・・。

子供の遊びとは言っても・・・

2021年12月17日 | 子供時代

子供って、無邪気って言いますが残酷な面もあると思いませんか?
私自身、他人様に迷惑をかけることはしませんでしたが、今思うとマジ~?みたいなこともやってました。

その一つにトンボ捕獲があります。
私が子供の頃は田舎だったせいもあり、秋になるとトンボがたくさん飛んでました。


その数(数えていませんが)自分を中心として半径5m以内、100匹は余裕で超える数だったと思います。
物干しざおにずらりと並んでたこともありました。
頭や肩に留まることなんて、珍しくもありません。
指でグルグル回して~なんてマンガみたいなこと一切必要無し。
そんなことしなくても、トンボの方から指に留まってくるので。
走った時、口の中に入ってきたこと1度だけですが、ありました。
ですから、どんなにドンくさい子でも、簡単に捕獲出来たのです。

そんな中、飼い猫(当時は家と外を出入り自由)のためにトンボを採っては食べさせるを繰り返してたのです。
トンボだって食べられるとは思ってなかったでしょうね。
子供だったとはいえ、トンボ達にはかわいそうなことをしてしまいました。

ご存じと思いますが、猫って昆虫を食べるんですよ。
そしてトンボは人間の食糧にもなり、胸辺りの肉?の部分は美味しいらしく栄養もあります。

だからと言って、子供の頃のように採って猫に食べさせるなんてことは、さすがにもう出来ないですね。


頭ぶつけた時にやってたこと

2021年10月12日 | 子供時代

私が子供の頃、かくれんぼをよくやりました。
狭いところは意外と見つからないと自分なりの考えがあって、何かの陰に隠れたりしてました。
そういう場所に限って、高さが無く縮こまってないといけません。
でも結局は見つかっちゃうのです。
そしてそこから出る時、5回に1回は頭をぶつけるのです。
頭を思いっきりぶつけて、自分はおバカさんになってしまうのでは?と心配になり、すぐとった行動。

それは・・・。
「1+1=2 2+2=4・・・」



そう、頭の中で一番易しい計算をすることなのです。
誰でもわかる計算が出来たら頭は大丈夫?
たぶん私以外にも同じようなことしてた人いるのでは・・・?(笑)

車に乗る時ドアの囲み部分にガンと、ぶつけた時も「1+1=2」
時には「1000-873=127」など、痛さに応じて難しい問題も。
珠算を習っていたので、この程度の暗算はまあまあ得意でした。

大人になってから知りましたが、頭打って症状がすぐ出ないことも多いそうで、なんとまあ頭をぶつけなくてもおバカさんなことやってたな~と思います。


参観日・親に来て欲しいですか

2021年07月20日 | 子供時代

小学生の時、誰にでも参観日あったと思います。
参観日、好きでしたか?楽しみでしたか?
私は大嫌いでした。
親が学校に来ると考えただけで、学校を休みたくなりましたから。
特に出来が悪い子だったからという理由ではありませんよ。

今の時代はそんなこと無いと思いますが、当時は先生のえこひいきが日常茶飯事あったのです。
収入に余裕のある家庭の子供、勉強の出来る子供が特に贔屓されてましたね。
後々、知ったのですが担任の先生に、盆暮以外にも付け届けをする家庭もあったのだとか。
そのせいなのかどうかわかりませんが、その親達が参観して楽しめるようになってた気がします。

参観日に先生が「この問題わかる人は手を挙げて~」と言いますよね。

答えがわかった人は右手、わからない人は左手を挙げるようにと、前日に言われているのでクラスのみんな手を挙げるわけです。
そこで当てて貰えるのは、右手挙げた子の中でも贔屓されている子なんですよね。
私、特に高学年になってからは一度も当ててもらった記憶ありませんから。
(うちはお金持ちではありませんでしたが、私自身、身体が弱かったため、担任に迷惑かけることに対してか気を遣って貰うためなのか、1年生の時だけ盆暮の付け届けをしてたようです)

そして私が記憶にある3~4年生以降、
参観日の夜は必ず怒られてました。
母親に「おまえが出来ないと思われているから、当ててもらえなかったんだよ!他の子はちゃんと出来ているのに!親に恥ずかしい思いをさせて!」と、キツく怒られました。
そしてクラスメートとの比較、傷つくような言葉の嵐です。
当時の怒られ方(叱られ方)の基本は友達との比較が主でしたからね。
ライバル心を起こさせて、頑張って欲しかったのでしょうか。
負けず嫌いな子には有効な手かもしれませんがね・・・。

私の場合は、情けなくなって泣いてしまうのですが「泣くな~!悔しかったらちゃんと勉強しなさい!」と頭をげんこつで叩かれ、1時間以上シクシク泣いてましたね。
タイムマシンがあったら戻って、慰めてやりたいほどです。
これでは参観日が好きになるはずもありません。

なので、子供の頃、いつも不思議に思ってました。
テレビアニメでも参観日のお話の回がよくあったのですが、ヒロインはなぜか参観日に親が来てくれることを楽しみにしている。
何かの都合で親が来てくれないと、悲しむ。
なんでそんなに来て欲しいのか?マジわからんかったわ。
今、思うにアニメのヒロインの母親って、子供を傷つけるようなことを言わないし(言ったとしても後で必ず子供に謝る)、無意味な叱り方をしません。
ヒロインは明るいおてんば娘、でも心優しくて親思い。
これは現実的に考えても、親から見たら理想的な娘です。

当然ですね。
「子は親の鏡」なのだから。
子供の出来が悪い(良い)と言うことは、親の出来も悪い(良い)ってこと。

非現実的なアニメのお話ですけど、現実でも通じるのです。


食べ物に関することはずっと覚えている

2021年04月09日 | 子供時代

食べ物の怨みは恐ろしい、いつまでも忘れないと、よく聞きますよね。
怨みは全く無いのですが、私もやはり食べ物に関したことで忘れられないことがあります。

私が小学校低学年の時のこと。
冬休み中でした。
クラスメイト女子の家に遊びに行く約束だったので行ったのです。

ところが、クラスメイトの子の家にはお兄さんの友達も数人来ていて子供が全員で5~6人に。
それでも仲良く一緒に楽しく遊びましたよ。
夕方、帰リ際にクッキーを2~3枚ずつもらい、それを食べながらみんなで帰りました。

しかし、歩きながら疑問がマックスになった私。
私、クッキーもらってないんだけど。
私のだけ、お煎餅だったとかいう笑い話ではありません。
私だけ何も、もらってなかったのです。

他の子達は、私がクッキーをもらってないのに気づいていたと思います。
私をチラチラ見ながら美味しそうに食べていたのだから。
幸か不幸か子供時代の私は食が細く、
「私だけもらえなかった」という単純な文章しか頭にありませんでした。
悲しいとか悔しいとか全く無かったのです。

それでも、やっぱり食べ物に関することのせいなのか?
夕焼けの中、家まで歩いた時のことを今でも鮮明に記憶しています。
とはいえ、どうして私だけもらえなかったんだろうか?といった疑問は死ぬまで忘れないでしょうね。

そんなこと考えていたら、
やはり食べ物の恨みは恐ろしい~は本当ですね。