大空の下で

今まで色んな人の言動に支えられ生きてきました。
しかし中には「え?」「マジ?」と思うようなことも・・・。

今じゃあり得ない・給食話

2021年10月20日 | 学校・幼稚園

子供の頃、私には食べられないものがありました。
それはお肉です。
大好きという方が多い、焼き肉も大嫌いでした。
今では食べられますが、それでも1人前がやっとです。

当時、高級な肉を頻繁に買える家ではなかったので、いい肉は父親が食べ、豚小間など脂身の多い安い肉は子供達が食べていました。
その肉が、まずいのなんのって。
脂身はくにゃくにゃして気持ち悪いし、赤身は嚙み切れなくていつまでも口の中に残ってる。
どうしても食べられない時は、こっそり父親の皿にのせてました。
気付かないふりして食べてくれたのには感謝しております。

学校の給食でも同じでした。
小学1年生の時は豚汁が特にダメでなかなか食べることが出来ませんでした。

そして給食時間が終わって帰り時間になり皆が帰ってしまっても私一人残されて食べていたのです。


担任の先生に
残さず食べなさい。食べ終わるまで帰れないよ!」と言われてたからです。
私の親や先生は、出されたものは全部食べなさいと言われてきた世代。
残すなんてワガママ以外の何物でもなかったのです。
上級生の帰宅時間まで残ってたと思います。
半泣きで食べてました。
今の時代じゃ、あり得ない話ですよね。

そんな給食居残りが週に数回(肉料理が出た時)。
トラウマ級です。
数十年も経つのに、当時の担任女教師の怖い顔は忘れられません。