平成二十年秋の東都大学野球リーグ戰でベストナイン捕手に選ばれた大野奨太選手は、これで四季連続でのベストナイン捕手選出となった。捕手としては専修大・中尾孝義選手以来二人目である。
そこで、東都大学野球で同一ポジションの連続ベストナイン受賞者について調べてみた。以下は三季以上連続で選出された選手の一覧である。
*1:石毛広典は翌53年は春・秋連続で遊撃手ベストナインに選ばれたが、S52秋は亜大・古屋英夫に奪われ、結果的には7季連続ベストナインを逃したことになった。
一方、古屋の方はこの大学最後のシーズンで遊撃手ベストナインに選ばれたが、三年時のS51年には春・秋とも三塁手としてベストナインに選ばれている。卒業後も日本ハムの内野手として長く活躍した古屋だが、木更津中央高ではエースで五番、亜大にも投手として入学し一年春からすぐにベンチ入りした。結局、投手としては勝ち敗けも付かず三年春に内野手に転向、内野手としては実質4シーズン中3シーズンでベストナインに選ばれたことになる。
*2:藤谷大樹はこの前のシーズンでは三塁手として選ばれており、回数では四季連続となる。
先日、日本ハムとの仮契約も済ませ背番号も28と決まった大野選手、次なる目標はプロ野球、野村克也捕手の13年連続と通算19回(全ポジションを通じてプロ最多)のベストナインだ。
(尚、大野選手と同じ岐阜県出身の巨人・森昌彦捕手は8年連続ベストナインに選ばれ、セ・リーグの捕手ではこれが最多連続受賞である)
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関連エントリー:年度別ベストナイン選出者=東洋大学野球部の歴史-資料編⑪
そこで、東都大学野球で同一ポジションの連続ベストナイン受賞者について調べてみた。以下は三季以上連続で選出された選手の一覧である。
氏名 | 所属 | ポジション | 回数 | 期間 |
白井 一幸 | 駒澤大 | 二塁手 | 5 | S56秋~S58秋 |
---|---|---|---|---|
奈良原 浩 | 青学大 | 遊撃手 | 5 | S63秋~H2秋 |
中尾 孝義 | 専修大 | 捕手 | 4 | S52春~S53秋 |
大野 奨太 | 東洋大 | 捕手 | 4 | H19春~H20秋 |
松村 正晴 | 駒澤大 | 二塁手 | 4 | S36秋~S38春 |
石毛 広典 | 駒澤大 | 遊撃手 | 4*1 | S50秋~S52春 |
井口 忠仁 | 青学大 | 遊撃手 | 4 | H6秋~H8秋 |
二宮 至 | 駒澤大 | 外野手 | 4 | S49春~S50秋 |
真中 満 | 日本大 | 外野手 | 4 | H3春~H4秋 |
阿波野秀幸 | 亜細亜大 | 投手 | 3 | S60秋~S61秋 |
高市 俊 | 青学大 | 投手 | 3 | H17春~H18春 |
新宅 洋志 | 駒澤大 | 捕手 | 3 | S38春~S39春 |
大矢 明彦 | 駒澤大 | 捕手 | 3 | S42秋~S43秋 |
道原 博幸 | 芝工大 | 捕手 | 3 | S45春~S46春 |
中沢 邦男 | 日本大 | 捕手 | 3 | S46秋~S47秋 |
三沢 今朝治 | 駒澤大 | 一塁手 | 3 | S36秋~S37秋 |
塩沢 誠 | 専修大 | 一塁手 | 3 | S40春~S41春 |
中塚 政幸 | 中央大 | 一塁手 | 3 | S41秋~S42秋 |
武智 勇治 | 駒澤大 | 一塁手 | 3 | S50春~S51春 |
藤谷 大樹 | 亜細亜大 | 一塁手 | 3*2 | H11秋~H12秋 |
高木 豊 | 中央大 | 二塁手 | 3 | S54秋~S55秋 |
井端 弘和 | 亜細亜大 | 二塁手 | 3 | H8秋~H9秋 |
中畑 清 | 駒澤大 | 三塁手 | 3 | S48春~S49春 |
松本 敏郎 | 亜細亜大 | 三塁手 | 3 | S55春~S56春 |
村田 修一 | 日本大 | 三塁手 | 3 | H12春~H13春 |
大橋 穣 | 亜細亜大 | 遊撃手 | 3 | S41秋~S42秋 |
広瀬 哲郎 | 駒澤大 | 遊撃手 | 3 | S56秋~S57秋 |
正垣 泰祐 | 日本大 | 外野手 | 3 | S40春~S41春 |
栗橋 茂 | 駒澤大 | 外野手 | 3 | S46春~S47春 |
藤波 行雄 | 中央大 | 外野手 | 3 | S47秋~S48秋 |
忍成 功好 | 東洋大 | 外野手 | 3 | S61春~S62春 |
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一方、古屋の方はこの大学最後のシーズンで遊撃手ベストナインに選ばれたが、三年時のS51年には春・秋とも三塁手としてベストナインに選ばれている。卒業後も日本ハムの内野手として長く活躍した古屋だが、木更津中央高ではエースで五番、亜大にも投手として入学し一年春からすぐにベンチ入りした。結局、投手としては勝ち敗けも付かず三年春に内野手に転向、内野手としては実質4シーズン中3シーズンでベストナインに選ばれたことになる。
*2:藤谷大樹はこの前のシーズンでは三塁手として選ばれており、回数では四季連続となる。
先日、日本ハムとの仮契約も済ませ背番号も28と決まった大野選手、次なる目標はプロ野球、野村克也捕手の13年連続と通算19回(全ポジションを通じてプロ最多)のベストナインだ。
(尚、大野選手と同じ岐阜県出身の巨人・森昌彦捕手は8年連続ベストナインに選ばれ、セ・リーグの捕手ではこれが最多連続受賞である)
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