猫面冠者Ⅱ

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東洋大OBプロ選手の“成長度”?

2009-02-07 10:11:00 | インポート
プロ野球選手と言うのは“大きい”!。テレビで見ているとスマートな印象の選手でも、近くで見るとやはり“大きい”!。
神宮で東都の試合を観戦すると、時にはドラフト候補に挙げられている選手とトイレで隣り合っていたりすることもあるが、身長は遜色なくとも体の厚みや腰回りのスケールがやはり違うように感じる。

そこで、東洋大出身現役プロ選手の大学時代と現在の身長と体重を比べてみた。

大学1年時と4年時の身長・体重
(数字はいずれも『神宮球場ガイドブック』による。1年時は春、4年時は秋の号)

球団 1年時 身長 体重→→ 4年時 身長 体重= 身長増減 体重増減
桧山進次郎 阪神 88年 177㎝ 70kg 91年 178㎝ 76kg +1 +6
清水隆行 西武 92年 184㎝ 76kg 95年 184㎝ 76kg ±0 ±0
今岡誠 阪神 93年 183㎝ 72kg 96年 184㎝ 80kg +1 +8
福原忍 阪神 95年 180㎝ 76kg 98年 180㎝ 76kg ±0 ±0
前田忠節 阪神 96年 172㎝ 72kg 99年 172㎝ 74kg ±0 +2
小川将俊 中日 97年 185㎝ 83kg 00年 185㎝ 83kg ±0 ±0
三浦貴 西武 97年 180㎝ 75kg 00年 180㎝ 75kg ±0 ±0
岩舘学 巨人 00年 176㎝ 76kg 03年 176㎝ 74kg ±0 -2
上野貴久 巨人 01年 177㎝ 75kg 04年 177㎝ 75kg ±0 ±0
大広翔治 楽天 01年 184㎝ 86kg 04年 184㎝ 84kg ±0 -2
永井怜 楽天 03年 177㎝ 68kg 06年 177㎝ 69kg ±0 +1
田中大輔 中日 03年 174㎝ 70kg 06年 174㎝ 75kg ±0 +5
大場翔太 ソフトバンク 04年 180㎝ 73kg 07年 182㎝ 77kg +2 +4
大野奨太 日本ハム 05年 175㎝ 77kg 08年 177㎝ 77kg +2 ±0
上野大樹 千葉ロッテ 05年 182㎝ 79kg 08年 181㎝ 78kg -1 -1




大学4年時と09年の身長・体重
(09年は『週刊ベースボール2・21号:2009年プロ野球選手名鑑』による)

球団 4年時 身長 体重→→ 09年 身長 体重 身長増減 体重増減
桧山進次郎 阪神 91年 178㎝ 76㎏ 18年目 177㎝ 78㎏ -1 +2
清水隆行 西武 95年 184㎝ 76㎏ 14年目 183㎝ 83㎏ -1 +7
今岡誠 阪神 96年 184㎝ 80㎏ 13年目 185㎝ 83㎏ +1 +3
福原忍 阪神 98年 180㎝ 76㎏ 11年目 180㎝ 89㎏ ±0 +13
前田忠節 阪神 99年 172㎝ 74㎏ 10年目 174㎝ 80㎏ +2 +6
小川将俊 中日 00年 185㎝ 83㎏ 6年目 187㎝ 85㎏ +2 +2
三浦貴 西武 00年 180㎝ 75㎏ 9年目 181㎝ 80㎏ +1 +5
岩舘学 巨人 03年 176㎝ 74㎏ 6年目 177㎝ 76㎏ +1 +2
上野貴久 巨人 04年 177㎝ 75㎏ 3年目 177㎝ 82㎏ ±0 +7
大広翔治 楽天 04年 184㎝ 84㎏ 5年目 183㎝ 90㎏ -1 +6
永井怜 楽天 06年 177㎝ 69㎏ 3年目 178㎝ 72㎏ +1 +3
田中大輔 中日 06年 174㎝ 75㎏ 3年目 174㎝ 75㎏ ±0 ±0
大場翔太 ソフトバンク 07年 182㎝ 77㎏ 2年目 182㎝ 82㎏ ±0 +5
大野奨太 日本ハム 08年 177㎝ 77㎏ 1年目 177㎝ 77㎏ ±0 ±0
上野大樹 千葉ロッテ 08年 181㎝ 78㎏ 1年目 182㎝ 80㎏ +1 +2



大学1年時から09年までの身長・体重の増減

球団 身長増減 体重増減 体重増加率
桧山進次郎 阪神 ±0 +8 1.11
清水隆行 西武 -1 +7 1.09
今岡誠 阪神 +2 +11 1.15
福原忍 阪神 ±0 +13 1.17
前田忠節 阪神 +2 +8 1.11
小川将俊 中日 +2 +2 1.02
三浦貴 西武 +1 +5 1.07
岩舘学 巨人 +1 ±0 1.00
上野貴久 巨人 ±0 +7 1.09
大広翔治 楽天 -1 +4 1.05
永井怜 楽天 +1 +4 1.06
田中大輔 中日 ±0 +5 1.07
大場翔太 ソフトバンク +2 +9 1.12
大野奨太 日本ハム +2 ±0 1.00
上野大樹 千葉ロッテ ±0 +1 1.01


投げて・打って・走って生活の糧を得ているプロ野球選手だから、量より質の問題で単純に体重が増えていればいい、と言うものでは無いのだろうが、実績を残している選手は体もサイズアップしている感があるし、大学1年時からほとんど同じサイズの岩舘選手などは、やはりパワーで負けているのか、などと思ってしまう。

キャンプも始まり球春も間近と感じさせるこの季節、OB選手たちもより“ビッグ”になって今年のプロ野球界を賑わせて欲しいものだ。




*入学時からすでに“大きかった”元ヤクルト・久保田智選手。大学時代は1年(’96)から4年(’99)まで182㎝82㎏で変わらず。プロ最終年の06年は183㎝85㎏。99年春の東都リーグ首位打者・久保田選手のこの“肉体”を以てしても一軍の壁は打ち破れなかった・・・。
(下の写真は05年5月ヤクルト戸田球場でのイースタンリーグ・対楽天戦。)


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