紺屋でしおチーズラーメンベーコンのせ

　紺屋の限定「しおチーズラーメン」は久しぶりの登場ですね。それだけ、今年は新作が多かったのかもしれません。今回は１２００円のベーコンのせです。クリームチーズって濃厚で塩ラーメンに合うんだよね、もちろん酒の肴にも。そんなしおチーズですが、今回は少し濃厚仕様のような気がします。ベシャメルソース的な風味も感じる逸品ですね。具材はゴーバルのベーコンと今回からブラックオリーブとケーパーが添えられています。これって、この手のラーメンに合うよね。少し洋風テイストを感じるラーメンに、明確なスパニッシュが加えられたイメージかな？３０日昼迄の限定です。

遅ればせながら国松でラーメン

　ネット上でちょっとした騒ぎにもなっている、新店「国松」YMCAの向かい側にありわかりやすいですね。このお店、ラーメンの場合は通常、セットメニューになるようですが、今回は「ご飯が品切れ」とのことで、「かけラーメン」だけを注文する。そのほうが２杯目が楽に食べられるからね「かけラーメン」というだけあって、具はネギだけですね。このシンプルさで勝負するところが好感もてます。鶏と魚介の澄み切った醤油ラーメン！いいですね、これは汁なしを提供する店のラーメンというよりも、上質な中国料理の店のスープを連想させます。アッサリだけど表面のネギとチー油かな？それは多めでコクもあります。麺は多加水だけど、柔らかさも感じる、硬麺指定ができればそれもいいかも？

　そして、２杯目は「汁なし坦々麺」を２辛でお願いする。辛さはそれほどでもないとの噂でしたが、結構な量の山椒がふられてますね。


　意外と山椒の痺れが舌を直撃するが、芝麻醤や甜麺醤も少し使われているのかな？痺れ・辛味だけでなく、後を引く旨さです。今度はセットのチャーシュー丼も食べてみたいな。
・国松　住所　未確認　YMCA前
・営業時間　１１：００～１５：００　１７：００～２０：００（月～金）
　土曜日は昼のみ

紺屋の限定「みそラーメンゆずバター風味」

１２月１７日～２３日までの限定ラーメンだ。今回は通常の「みそラーメン」１０００円と「みそラーメンゆずバター風味」１１００円の２種類が提供される。今回は提供期間が短いため、要注意ですね。これまで、冬場は「ゆずみそしおラーメン」が通しで提供される事が多かったのですが、嬉しい誤算ですね。さて紺屋でもカレーラーメンと並ぶガッン系のみそラーメンですが、考えてみると、バターが味噌と相性が良いのは当然だ。そして、そこに柚子を一片というのも十分ありうる。いつものみそラーメンが、バターで旨みを増し、柚子の風味で繊細さを増幅する。
　濃厚で繊細な味噌バターの風味の後には、柚子の爽やかさとほんの少しの苦味が楽しめる。
　これ意外と（失礼）旨いよ！２３日までにもう一度食べてみたいな。
　ちなみに、２４日～３０日までは「しおチーズラーメン」ベーコンのせもあり・汁なし坦々麺。１月３日～１６日までは「カレーラーメン」が提供される。

麻辣商人のマーラー麺

開店当初は「四川麻辣商人」という店名だったが、よく見ると「麻辣商人」という看板になっています。草津店とは、味やコンセプトも含めそれぞれ別のお店という感じですかね？

　そんな麻辣商人ですが、限定ラーメンや定番の坦坦麺のイメージチェンジなどでいつもワクワクさせてくれますね。今回は１日限定１０杯の「マーラー麺」７５０円です。１０日程前に食べた時は、唐辛子が多くて、山椒は控えめなストレート激辛ラーメンだった。
まあ、山椒はテーブルの調味料入れから追加投入して好みの味にすればいいんだけど、この辛さは特筆物ですね。
　そして今日のマーラー麺は、おっ！やってくれますね。トッピングが、ニラ・ひき肉・ゴマペーストだけでなく、ラー油の具や山椒もちりばめられ、混ぜて食べるのが勿体ないほどの仕上がりです。

香辛料の配分もナイスで、残ったスープをご飯と一緒に食べると、タイ風のカレーを思わせる味わいに変化していく。これはハマリそうだ。

我馬三篠本店で白みそラーメン

四季のラーメンとして既に八作目ですね。ここの限定ラーメンはいつも期待を裏切らないところがすごいですね。想像力というか、ラーメンセンスに脱帽です。今回は冬の寒い日にピッタリな「白みそラーメン」甘い味わいは、あまり得意ではないのですが、今回のはいいですね。白味噌と冬野菜・豚肉はあえて薄切り肉。そこに鶏系のスープが風味を添えます。

　このスープは、、どこかで飲んだ気がすると思ったら、京都や四国で食べられている、白味噌雑煮を思わせる味わいだ。ただし、ゆるめの煮餅が入る白味噌雑煮と違い、コシのある縮れ太麺がスープを持ち上げていく。

　鶏系の白味噌ベースを楽しんだ後は魚介系のタレを追加すると、違う風味が楽しめる。鶏ベースだけでも美味しいのだが、魚介系が追加されることでアゴ出汁風の「雑煮」も楽しめる？京都～四国～九州の正月が一緒に来たようなおめでたいラーメンだ？（九州でお雑煮を食べたことはないので誤解だったらごめんなさい）
プラス１５０円で広島菜の手鞠おむすびを追加したが、これも旨かった。「かつお菜」じゃなくて良かった気がする。

・我馬　三篠本店　広島市西区三篠町3-22-4
・営業時間 11:00～翌2：00 　無休

紺屋で「ゆずみそしおラーメン」

　派手さはないものの、冬季の限定ラーメンとして、根強い人気を誇るラーメンですね。何かホッとする風味で、日本に住んでて良かったなと思える味です。具材はシンプルに、大根・油あげ・水菜・そしてチャーシューと煮卵。大きな大根が置かれるためか、最初の一口目は少し冷めた感じもしますが、下には熱々のスープが控えていて、狸汁的な要素も兼ね備えています。以前は味噌の甘味が強かったような気がするのですが、今回は少し控えめで、柚子が香り立ちます。やはり冬の定番ですね。なぜか、このラーメンには胡椒が合わない。粉山椒や唐辛子・柚子胡椒を添えて食べてみたくなりますね。
・らぁめん紺屋　広島市西区中広町3-20-7
・営業時間　11：30〜14：00、18：00〜20：30
・定休日　毎月１４・１５・１６日

cafe SASAYAで笠岡ラーメン

岡山市内で、笠岡ラーメンが食べられるということで、以前から気になっていた店だが、その外観から入るのをためらっていた。以前はカフェだった気がしたのですが、現在はラーメンメインの「ささ家」というのれんになっているようです。まずは店外の観察から、持ち帰りの弁当やサンドイッチ・店内のクッキー等から、洋食のお店だったであろうことが想像できる。メニューもラーメンのほかにはビーフシチュー等の洋食メニューがありますね。


おそるおそる「ラーメンください」と店主に声をかける。ラーメンは３種類、オリジナル・とりそば・とんとんめんがあるが、「オリジナル・とりそばの違いはトッピングが違うのみ」との返事をいただく。とりそばを注文すると、「具が足りないので、、」とのことでオリジナル（５５０円）でお願いする。

見た目は濃い目の醤油スープですが、親鶏ベースらしい旨みのあるスープですね。かすかに味醂系の甘みも感じるのですが、鶏を中心としたアッサリ味でレンゲが止まりませんね。麺は少し市販っぽい物でこのスープに対しては弱いかな？特筆なのはトッピングの親鶏、歯ごたえはあるが、比較的柔らかくスープに彩りを添える。これなら、燻製にしても旨いだろうな。メンマと葱はかなり長めに切られている。
　その、どっちつかずな外観から通り過ぎていたが、意外と旨いラーメンを食べさせてくれるお店だ、最初は寡黙と思われた店主もこだわり等いろいろ教えてくれる。ラーメン以外にも、コーヒーや洋食、夜は酒も飲めそうなので、色々なシチュエーションで利用できそうだ。
・cafe SASAYA (ささ家）
・岡山市北区中山下２－５－５