26話「魂の軌跡」。
地獄少女となった御影ゆずき。
閻魔あいの仲間の中で唯一残った輪入道と、案内人である元クラスメイトの秋恵と3人で受けた初仕事は、秋恵を地獄に流した張本人である女を地獄へ流すことだった。
依頼人はもちろん秋恵の父親。
秋恵の父はもと警察署署長。以前、タクシーの運転手と、ある有力者の息子との喧嘩をもみ消してしまったことがある。その喧嘩がもとで父親を寝たきりにされた真山梓 . . . 本文を読む
25話「ゆずき」。
白骨化した幼いゆずきの遺体の前に、あいと三藁、山童、きくりがいる。
ゆずきは、まだ信じられないといった感じで笑いだし、老朽化した自分の部屋から出て行こうとする。
そこから、ゆずきの過去が再現される。
ゆずきは、バスの運転手の父親と、母親と3人暮らし。
母親に頼まれたお使いをしてきたご褒美にと大きな熊のヌイグルミをもらったりして、幸せな毎日を送っていた。
ある雪 . . . 本文を読む
24話「蜉蝣」。
賽河原高校合格発表の日。
自分の受験番号を掲示板に発見したゆずき。今まで頑張ってきた甲斐があったと大喜びしたのも束の間。
自分と同じ受験番号の少女がいるを知り、愕然とする。家に帰り、自分の受験票を探すゆずきだが、どこにも見あたらずまた愕然とする。
教室に飛び込み、自分の机の中を探すゆずき。
彼女を見たクラスメイトたちは狐につままれたような顔をしている。
先生にこと . . . 本文を読む
23話「日暮れ坂」。
いよいよ物語は佳境に!?
男子3人組にいじめられてる様子の水原。
くしゃくしゃに丸めた紙をぶつけられたり3人から1000円ずつ巻き上げられたり・・・。
弱々しげな感じが女子生徒のようで、かわいそうに見える。
しかしクラスメイトたちは見て見ぬふりを決め込んでいる。ゆずきさえ一生懸命なにやら書き物に熱中して鈴の音から気を紛らしてる様子。
そんな中、先生に職員室に . . . 本文を読む
22話「華と月」。
三者面談で母親が恋しくなるゆずき。
何度しても繋がらない電話。
面談でのゆずきのファイルが抹消されている。更に彼女は、未来に想いを馳せることができないようだ。
貧血を起こし、保健室で目ざめたゆずきが柴田先生に救いを求めると・・・。
「自分を救えるのは自分だけ」。
三藁でさえ心配そうにゆずきを見守っているのに、柴田つぐみのドライな態度は訳ありかもしれない。
美園 . . . 本文を読む
21話「うしろの正面」。
ゆずきは公園で、菊池海斗という少年に会う。
いきなり倒れた海斗は熱にうなされるが、介抱したゆずきのおかげで元気を取り戻す。
一人暮らしは淋しいから話し相手になってと、年端もいかない少年の携帯番号を聞くゆずき。それには理由があった。背中に殴られたあとがあり、彼はどうやら、誰かから虐待を受けているようだ。
海斗の父親は再婚して、新しい母親は身ごもっていた。
何 . . . 本文を読む
19話「雪月花」。
百鬼流。華道の家元。
百鬼花緒里は父の跡をつぐことを要求されていたが、自分の道は自分で決めるという信念を貫き、我が道を歩んでいた。
ある日父が亡くなり、花緒里の人生は大きく変わることになる。
幼なじみの月雄に対し、ほのかな想いを抱く花緒里。
月雄もまた、花緒里に好意をよせているようだ。
父の愛人の娘黒塚が現れ、家元の座を要求。
しかし、お目当ては家元の座で . . . 本文を読む
18話「スペシャルレディオ」。
ちまたの女子学生に人気急上昇中の「ど深夜の静寂」というラジオ番組。あの閻魔あいでさえ、番組の最後のシメの台詞を暗記していたのだから、相当な知名度だ。
その番組内でよくはがきを読まれるゆずきたちのクラスメイト、浜野。最初はみんなに内緒だったのだけど、それがバレてたちまち学校中の人気者に。
DJ四十万のあまいトークに、メロメロ状態の浜野。
ちょっぴりカエル . . . 本文を読む
ちょっと忙しくて16話の感想書けまへんでした。
またの機会にでも。
17話「藁の中」。
キタ~! 山童の過去。
洋館に住む夫婦。
妻は病気を患っている。
夫は研究室で実験をしているが、呟いた独り言によると、なにやら永遠の命を手に入れるアヤシイ実験をしているようだ。
舞い込んできた地獄流しの依頼。
先述の洋館に住む芦屋富士子という名にピンときた山童が、藁人形になることを希望 . . . 本文を読む
15話「兎と亀」。
「焼けた」
「・・・イモ・・・」
このやりとりが妙に心に残ってしまいましたw
何をやってもトロくさい篠原うさぎ。時折名前に反して亀と呼ばれる。
かたや音楽をやっていて、しっかり者の兄貴。
友達はうさぎがトロいのを庇ってくれるけれど、昔からのつきあいだからと、ちょっぴり諦めが入っている。
そのうさぎを教室の片隅で頬を染めながら眺めている男子。
やがて、二人 . . . 本文を読む