さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

認知症

2011-09-15 09:30:44 | Weblog
実父の事です。
もともと頑固なじいさんですが最近はますます難しくなってきました。
「こう・・」と思ったら人の言うことを聞き入れません。
介護施設の方々は時間までの「仕事」ですし問題が起きれば みんなの力で解決出来ますが
それでもどうにもならない時は私に連絡が来ます。
先日もちょっと揉めまして・・あまりいうことを利かないので10日程介護に支障をきたさない程度に無視ってやりましたが
心臓病の定期検査の為に仕方なく迎えにいく派目になりました。
私も爺さんに似て意固地なのはわかってますが・・(笑)
お互いに気まずいまま黙って迎えに行って黙って連れて帰りました。施設の方々は「ハラハラ」(笑)
大丈夫 ! 親子だから・・

40日ぶりの在宅(私のうちですが)で感じたことは「認知」が進んだことでしょうか?
一見 普通の人と変わりません。
何も知らない人が一緒に生活をしたり、一緒に過ごしてもあまり違和感はないでしょう・・
ただ・・ジックリと そして介護関係の仕事をしてるか 直接関わってる人がみれば・・落とし穴っていうか
命に関わる危険因子が潜んでいるのがわかると思います。

例えばインスリンです。
父は1日に即効性のインスリンを3度、緩和性のを1回 毎回の食前に打ちます。
即効性ですから 打ってすぐ食事をしないと低血糖を起こして意識を失います。
ここまで来ると一般家庭では手の施しようがないと思います。

今朝の事です。
6時前には目を覚ましてたようですが主人を出す用意をしていましたし、施設の朝食が8時からですので
爺さんには注意を向けていませんでした。
ふと見ると血糖値を計っています。まだ6時過ぎでした。
続いて「インスリンを出せ!」って。
「まだ ご飯の時間じゃないよ」というと「朝じゃけん 打つんじゃ!」というのです。
長い間、自分で管理してきたので朝、目が覚めたらインスリンを打つ! ということが習慣として
残ってしまってる訳です。
「食事を食べる直前!」っていうのが欠如しています。
以前のインスリンは打っても即効性ではありませんでした。が・・
今のは本当に即効性で 食べてる途中に打ってもいいくらい即効性がある危険も孕んでいるのです。
そのことを言っても理解出来ません。
じいさんの目の届くところに迂闊に薬関係は置いておけません。
薬を飲んだか?インスリンを打ったか? 覚えて居ないのです。

何をどれだけ食べたか? ぶどうのような血糖値が急上昇するようなものは少ししか食べられない事など
出すほうが悪いのです。
あれば有るだけ・・空っぽになるまで食べ尽くします。
1日中 お口が動いてます。 高いお菓子だろうが・・食べてはいけないお菓子だろうが関係なし・・です。
置いてあるほうが悪いのです。

じいさんの笑顔はまるで子供のように純真で 知らない人は「可愛いお爺ちゃん」と言いますが
その中に潜む「まるで目の離せない幼児」性を誰も知らないから言える言葉です。
時々 人生を過ごして来た 「こ難しい」爺に変わりますけど。

さっき、施設からのお迎えで幼稚園のバスに乗ったような笑顔の爺さんが行きました。
勿論 幼稚園のように「連絡ノート」持参です(笑)
また・・来月までいい子にしておれよぉ。 爺さん!!


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2 コメント

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すごくわかります ()
2011-09-18 14:22:13
純真な笑顔…まるで生まれたての赤ちゃんみたいに癒される笑顔ですよね。

そうなんです。
うちの母も一見 その癒される笑顔で人を魅了します。

中に潜む頑固なばあさん……うちはそれに加え神経質なばあさんが潜んでいます(^_^;)
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夢 さま (おてん婆ぁ)
2011-09-18 20:51:17
コメントありがとうございます。

本当は? 世話をしてる人間にだけ分かる「頭の痛ーい頑固さ」があるのですよねぇ(笑)
時々むかっ腹が立って立って!(笑)

うちは母も同じように介護施設に入っていましてこっちは心療内科が必要なんです。
なにしろ・・神経質で・・別の意味で言うことを聞きません。
ところが調べて貰ったら、「認知症」はなく81才にしてはしっかりしてるそうです。
鬱さえなければね(^_-)-☆
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