REPORT FROM THE BRIDGE.

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川畠成道さん

2005-05-24 | 音楽
川畠成道というバイオリニストのコンサートへキタラに行って来た。(今月はもう、3回目のキタラ。。。。金欠です)

人は耳を澄ますとき自然と目を閉じる。
視力に障害がある人が音楽を演奏する時、常に目を閉じ耳を澄ます状態だからきっと健常者よりもずっと音が綺麗に違いない!と思って初めて彼の演奏を聴きに出かけた。

キタラは、まるでヨン様がくるの?と間違えそうな客層だった。
演奏は一部がタキシードを着てのクラシック。
二部はスーツに着替え(靴も履き替えていた!お洒落さんだね)カジュアルな曲。
という構成。
 期待が大きすぎたのか、アルバンベルクのピヒラー氏という大御所を聴いたばかりだったせいなのか、音色が暗いようなピッチが低いような印象を受けた。
しかし、アンコールのG線上のアリアは素晴らしかった。
 伴奏者とも数年来のコンビらしいけれど、伴奏が、とてもイマイチだった。まるで初見演奏のように左手の低音ばかりひびかせ、右手の音は抜け放題。目を合わせるなどができないから二人でずれても最小限になるようにベースを響かせてるのかもしれないし、演奏はイマイチでも性格やステージ上でのサポートなどで信頼関係があるのかもしれないけど、もっともっと上手な伴奏者と組んだ演奏を聴きたいと思った。
 そうそう、最近演奏会のプログラムが無料の時は、学校のプリントのように汚いコピーであることが多いのに、今日は豪華なカラーのA4 6ページにもなる、そして曲目解説が演奏者本人という素晴らしいプログラムだったことが嬉しかった

今日の演奏曲目は以下の通り
 タルティーニ作曲 ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
 ブラームス作曲 ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
    休憩 15分
 クライスラー作曲 ウィーン奇想曲
 メンデルスゾーン作曲 歌の翼に
 ブラームス作曲 ハンガリー舞曲 第一番
 グノー作曲 アヴェ・マリア
 ワックスマン作曲 カルメン幻想曲
  アンコール
 J・ウィリアムス作曲 シンドラーのリスト
 モンティ作曲 チャルダッシュ
 アイルランド民謡 ロンドンデリーの歌
 ブラームス作曲 ハンガリー舞曲 第5番
 バッハ作曲 G線上のアリア

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