お久しぶりです

今日から11月！
久しぶりにＢＬＯＧを頑張ろうと一念発起した。きっかけは、妹もＢＬＯＧを再開してたことです。

というわけで、復帰1日目は、私らしく演奏会へ行ってきたのでその報告にします。
Ｖalery Afanassiev Japan Tour 2005 @ Kitara
ピアノ／ヴァレリー・アファナシエフ
演奏曲名 すべてベートーヴェンプログラム
ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ 第15番「田園」
　休憩20分
ピアノ・ソナタ 第10番　ト長調　
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調
　アンコール　なし！！

久しぶりにアンコールのない演奏会だった。正確に言うと、オペラやバレエでもないのに、アンコールがないのは初めてかもしれない・・・。
ピアニストは、哲学家のような眉間のしわとハゲとトウモロコシのおしべのようなふわふわと残る後ろの方だけのおかっぱ頭が変人のオーラを放っていた。演奏もそのとおり。一緒に行った友達いわく「ピアノが笑ってない」。
非常に緊張した。テンペストもテンポが倍以上に遅い・・・。そして非常に余韻を大切にする。拍手するなよ　まだ　という脅しのような怖い雰囲気があって、聴衆も拍手できない雰囲気だった。袖からステージに登場すると笑顔の無い軽い会釈（角度にすると10度くらい）をしてすぐピアノに向かい演奏を開始し、演奏を終えるとＪＫの前ボタンを留めながらたちあがり、軽く会釈（角度15度くらい）そして袖へ消える・・・。
ここまで書くと、私がけなしていると言う印象をもたれるかもしれないが、とても個性的で思慮深く、一音一音を大切にする演奏は素晴らしかった。アンコールできないくらいの全力演奏とオーラは、本来あるべき、ＬＩＶＥ演奏の醍醐味を思い出させてくれた。

追伸：日付をさかのぼり過去のＢＬＯＧもぼちぼち加えたいと思います