質問者:ハイル禅師 森喜朗会長が女性差別発言で辞退しましたが
なぜ今回はこれだけの大騒ぎに発展したのでしょうか?
私:森喜朗氏は元内閣総理大臣であり
自らの失言により内閣支持率が最低になっても
暫く持ちこたえた強運の持ち主なのです
彼の発言に「日本は天皇を中心とした神の国」がありましたが
これは真理であり失言ではないのです
ただ政教分離の原則により問題視されて批判を受けたのです
失言と言える内容では「言葉は悪いが大阪は痰壷だ
「みんな淋病にかかった」
「子供を産まない女性に税金を使うのは無駄」
「この子は肝心なときによくコケル」などがある
要するに根底に男尊女卑や差別の精神があるのだが
神は敬っているから神の守護は受けていたのです
ただ今回の「女性を増やせば時間がかかる」発言は
時節とタイミングが最悪だったと言える
現在は他に目ぼしい話題もなく国民がコロナで苛立っている中で
脚光を一身に浴びてしまったからです
結論を言うと今までは許されてきた内容でも許されなくなったのである
つまり徳があれば他に事件が起きて失言が薄まったのだが
森喜朗氏が持っていた強運の元である「徳が切れた」のが根本的な要因なのである