2015年8月11日10時30分頃、自民党・安倍政権、九州電力は川内原発1号機再稼働のスイッチを押した。
NAZEN福岡は川内原発再稼働を絶対に許さない!!
鹿児島現地の怒りはすさまじい。11日は福島原発事故のきっかけとなった震災の月命日でもある。人の命よりカネの彼らは考えたことがあるだろうか?福島では子どもたちの甲状腺がんが疑いも含めて127名になっていることを。「放射能の影響ではない」と切り捨てられていることを。避難生活をつづける十数万人の怒り。「収束作業員は被曝線量を250ミリシーベルトに引き上げて作業にあたるも、水をかけ続けているだけにすぎない。この福島の悔しさ、怒り、収束作業員の誇りと命がけの決起、すべてを踏みにじった再稼働を絶対に許すことはできない。
「震度5弱には達しない」ことを前提とし、アメリカでは3・11前に基準になっているレベルにも達していない「世界最高水準の基準」。火山活動については、「そんな巨大噴火が起きれば、九州が全滅する。原発の問題ではない」(田中俊一規制委委員長)とまで言い切っての再稼働。川内1号機に関してはすでに30年を超えた老朽原発であり、規制をわざわざ緩和しての今回の事態であり、重要免震棟もない。ここまで焦って再稼働するのは、「来年の参院選に近づくほどに再稼働は難しくなる」という報道がある。ふざけるな!
ただちに「再稼働されたなら止めるだけだ!」という声が上がった。スイッチを押された直後、コールが鳴り響き、NAZEN福岡も、「原発は核の平和利用ではない。安保戦争法案を強行する安倍政権が再稼働するということは核兵器保有につながり、戦争へとつながるということです。絶対許さない。屈することなくヒロシマーナガサキーフクシマーオキナワの人々とともにこれからも一緒に闘いましょう。今日はそういうはじめの一歩だと思います。がんばろう」と発言。宣伝カーから降りると、「高浜にも来てほしい」「玄海のときは行くからな!」と声を掛けられた。仲間が増えた。「絶対に許さない!」「あきらめない!」多くの怒りの声が安倍政権打倒へとつながる。力を合わせ、倒そう。
具体的な方法を動労水戸が伝えてくれている。労働組合で闘い、ストライキ、ゼネストで権力と闘かい勝つ力を手にしよう。「そんなのムリだ」と思うあなたの決起がゼネストへの扉を開くだろう。大阪の橋本のように、安倍を打倒しよう。そして、人間が人間らしく生きられる社会をつくろう。NAZEN福岡は安倍政権打倒に全力で取り組む。ともに闘い勝利をつかもう!
8月10日朝7時、「ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会」の呼びかけで川内原発ゲート前抗議行動が闘いぬかれました。
全国から反原発を闘う仲間が駆けつけ、怒りを叩きつけました。
福島から佐藤幸子さん。
農民だった彼女は福島原発事故で畑を失いました。
それでも福島の子どもたちを守りたいと立ち上がり、ふくしま共同診療所建設(2012年12月開院)のための基金を呼びかけた一人です。NNNの取材に「絶対許せない。福島第一原発事故が何も解決していない中で動かすのは許せない」、「子どもたちが健やかに育つ環境には原発はあってはならない。日本政府、九電には怒りしかない」と答えています。
あす再稼働へ 川内原発前で抗議集会 日本テレビ系(NNN) 8月10日(月)12時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150810-00000023-nnn-soci
茨城からは動労水戸の西納さんが発言。
川内原発ゲート前より動労水戸の発言 (NAZENブログより)画面をクリックすると動画が再生します
動労水戸(国鉄水戸動力車労働組合)
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
福島原発事故後、止まっている常磐線の一部区間を「帰還強制」のために通そうとするJR東日本と安倍政権と真っ向対決する労働組合。
被曝労働拒否のストライキを行い、原発労働者や除染労働者とともに反原発を闘っている。
地域の人々や仮設暮らしの人々の声に出せない怒りを受け止め、ともに生きようと声を上げている。
川内原発で働く労働者に「危険な原発は断固拒否しよう。労働組合を作ってストライキで闘うことができる。わたしたちと合流してください」と訴えた。
全学連(全日本学生自治会総連合)、NAZEN事務局長、NAZENとともに闘う全国の労働者たちも有給を取って駆けつけました。
昼からの集会で再稼働阻止のため先頭で闘うことを誓うNAZEN福岡。
午後、NAZENは鹿児島市内街頭宣伝も行いました。
そのときのチラシを載せます。
8・11へつづく。