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不条理演劇

アメリカ横断旅行記書き始めました・・・

身代わりの切符

2007-10-08 23:06:36 | 日常
9月に全く満喫出来なかった三連休を今度こそは満喫してやる!
という熱い思いを胸に、6日、7日と秋田に登山に行ってきました。

二日とも絶好の登山日和で、都会を離れることで
今年4月からの自分と今の自分をゆっくりと考えることができた。
良い旅でした。

写真が無いのが残念だけど、旅にトラブルは付き物ってコトで・・・

そんな二日間を締めくくるべく仙台に立ち寄り、
新幹線の終電を確認すべく電光掲示板を見ていると
「切符買うの?」とヒゲ&メガネのデザイナー風の男性に
後ろから突然声を掛けられる。
「はい・・・」と多少びびる僕。
「これ使いな」と差し出す手には切符が・・・
コ・・・コレは・・・

土日きーっぷ!!!

この二日間で僕の心にその名を轟かせた奇跡のアイテム。
噂の土日切符。
突然、切符が光り輝いて見え、差し出すデザイナー風紳士の頭の上には
光の輪が・・・
ああ、神様こんなところでお会いするなんて
僕の日ごろの悪しき行いをお許しください。

いや、コレはご褒美だ。
そう、この日僕は友達に代わって夜の高速を
稲川淳二の怪談を聞きながら走り続けた。
およそ120キロで繰り広げられる圧倒的な恐怖体験、想像できます?
そう、そのご褒美なんだ。

ご褒美ついでに、仙台で駅弁を購入。
もはや、それが前沢牛弁当であることも気にならん!

ありがとう、おそらく仙台在住の心優しきご夫婦。

上手に一日を終えるために

2007-06-10 00:07:57 | 日常
久しぶりに何もない土曜日。

遅くまで寝て、昼食を済ませシャワーを浴びる。
そう言えば、最近服買ってないなぁ、と思い、急遽、横浜へ。

横浜の街をブラブラ歩き、良さげな店を見つけて、じっくりとTシャツを探す。
私服を着るのは平日だけだけど、僕はTシャツが欲しいのだ。
結局Tシャツは買わずに、パンツを購入。

あっという間に日は暮れ、雲行きも怪しくなったので、帰宅。
そうだ、こんな日こそカレーを作ろう。
クミンシードとカレー粉を使って、『カリフラワーカリー』。
もちろんオリジナルではありません。

左は五穀米ご飯。上はラッシーではなく、牛乳。
タマネギの炒め具合で失敗して2時間くらいかかったけど、なかなかうまい。
第二弾はブラックペッパーを使おう。

こんな風に何も考えずに一日は過ぎるのでした。

隙間だらけの五月

2007-05-03 00:05:57 | 日常
夏を追い駆け行く春に急かされて早足になる僕もどうかと・・・

やっと、ネットがつながったので再開します。
アメリカ横断旅行紀も早く書かねば・・・

昨日、今日と有給使って川崎駅周辺散策&住所変更など
諸手続きをした。
(ちなみに一応報告すると今川崎に住んでます。)
市役所の職員も、警察署の職員も銀行員も買い物客も
みんなこの時期ピリピリしてる。

そんな僕、注文した品が届かず文句を言いにホームセンターに行くと
店員さんはみんな忙しそうで、やっと声かけようとした人は
すでに違う客に怒られているという不憫な状況に遭遇。

いちカスタマーとして紳士に苦情を言うべきか・・・
今日は目をつぶって品物だけもらってソッコー帰るか・・・

もちろんチキンで寛大な人を装いたい僕は後者を選んだ。
だって、みんな一生懸命やってるはずじゃん!
そこを拾ってやろうよってコト。

この時期は出会いと別れが終わって一安心した中途半端な時期だと思う。
だから多くの人は隙間を埋めようとせかせかと動いてる。

僕は余裕じゃなくても余裕ぶって生きていたい。
そう思う今日この頃・・・

自主的にインソムニア

2007-04-08 22:54:00 | 日常
怒涛の一週間だった。

4月になって、今日以外のすべての夜を酒とともに過ごした。
この一週間は平均5時間も眠っていない。
極端に眠ってないとか土日は眠り捲くったとかはなく
学生んときには考えられないほどコンスタントに睡眠時間が短い。
研修中は強烈な睡魔と疲れに襲われるけど、
不思議とまだ居眠りしていない。

僕、絶対無理してます・・・
インフルエンザで同期が一人研修をリタイヤしたらしいし
体調崩すのはヤダから、三日ほど禁酒して肝臓を休ませることを決意。

 
今日は同期と遅めの花見&靖国参拝へ。
深い意味はなく、ただ行ったことなかったんで。
そのおかげで今必死にプレゼンの打合資料を作成中。

研修はまだまだこれからが本番って感じで
スケジュールが綿密に組まれてる。
とりあえず早寝早起を心掛けよう。

学都百景

2007-03-28 21:19:07 | 日常
今、仙台をたった新幹線の中。

6年間の学生生活の中で学んだことは数限りないけど
一体僕は人間的に成長したのだろうか。

6年間のうち、グダグダと非生産的を浪費した時間は
半分くらいあるだろうか?
でもそれ以外の時間が3年分もあったではないか。
そう考えると、僕の学生生活も悪くなかったなぁと…

たくさんの人と出会い、別れも経験して
馬鹿なこともたくさんやってしまったけど
今思うのは、そのどれもが今の僕を形成する因子であるということ。

仙台で出会ったすべての人に、ありがとう。
そして、これからもよろしくお願いします。

羊たちの沈黙

2007-03-16 14:33:37 | 日常
もう昨日のことになってしまうけど・・・

仙台に帰ってくる車の中でエンジンの音だけを聴きながら
考えたことなどを書こうかと思ったら
そんなことどーっでもいいぐらいの変化が仙台で起こっていた。

どうやらうちの研究室は消滅するらしい。
それも来年、再来年の話ではなく、今年の四月から。

新しい四年生、今のM1には悪いが、
はっきり言って僕にとって衝撃的なのは消滅すること自体ではなく
消滅の理由が先生の栄転にあるということ。
もちろん栄転自体も悪いことじゃない。
問題はその栄転先が東京という事実。
東京の某大学が退官される教授の穴を埋めるべくうちの先生を呼んだとか。

そんな緊急招集はイラン!!
僕が東京勤務になったらメチャメチャ近いところでプレーされてしまう。
東京勤務希望だったけど、急に嫌になった。
だって、東京に行けば、僕と出オチのマエストロDさんを呼んで
研究ができるとか言ってるらしいんだもん!!
僕の僕は下僕の僕じゃないっ!!


アメリカ横断旅行記を書き始めた。興味があれば↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/navigare107/c/a8cdb5093f2b2464c6a1c8fa6b409913
←←左のカテゴリーからも。

主観的、そして相対的に

2007-03-13 22:51:03 | 日常
昨日、日本に帰ってきた。

今は実家にて旅の終盤で罹った風邪の療養中。
仙台に帰るまで少し長くなりそうだ。

アメリカの広大な大地を日が沈む街から日の昇る街まで・・・。
壮大な計画に感じていたけど、終わってみると意外にあっさりしている。
まあ、ドライバーが4人いればこその感想なのだろう。

全体的に最も強く印象に残るのはアメリカ人が見せる余裕のようなもの。
生活水準の高さがそうさせる面もあるだろうけど、
なんていうか・・・上手く表現できないけど寛大っていうのかなぁ。
もちろんそうじゃない人もいるだろうし、プラスな面ばかりじゃない。
少なくとも、僕がこれまで訪れた国の中ではそういう面が目立ったというだけ。
僕らの旅行スタイルがそう感じさせたってのも大きいのかな。
あとはひたすら広い。広~い土地にドデカイ建物。それでも土地が有り余ってる。

次にアメリカに行く時は一人で行ってみよう。
数人で行く旅行はそれはそれでまた違った楽しみがあるし
横断しようものなら一人じゃかなりしんどい。
一方でセンシティブに物事を捉えるならやっぱ一人の方がいいし
現地の人とのコミュニケーションの量が断然違う。
一人とそうでないのは楽しさの質が違うからどっちも経験できるのはいいと思うし
一緒に行ってくれる仲間がいることはやっぱりいいことだ。
やり残しも沢山あるから、今度はそれを取り返しに行こう。

仙台に帰ってからやらなきゃいけないことがたくさんある。
とりあえず風邪を完治させて仙台までまたドライブだ。
残り何日ってこと、そろそろ考えないとヤバい気がする・・・

追記・・・
近々、アメリカ横断旅行記をアップしようと思う。

×15のやさしさと÷15の思い出

2007-02-06 15:31:24 | 日常
今日は健康診断があった。

前日夜9時以降飲食禁止だなんて言うもんだから、バリウム飲む気マンマンだったのに、
1時間で終わる簡単な検査ばっかり。
う~ん、バリウム・・・

想定外の空白の時間にエクセルシオールで、残り45日間でやらなきゃいけないことを考えてみる。
とりあえず、車とバイクのことから片付けよう。

店を後にしようとナプキンに手を伸ばす。
ん?ナプキンに何やら文章が・・・

「この製品はケナフを使用しています。
ケナフはハイビスカスに似た一年草で、木材に代わる紙原料。
二酸化炭素を杉の約15倍も吸収し、空気や水を
きれいにしてくれる地球にやさしい植物です。」

って・・・
言ってることとその使い道、明らかに矛盾してるっしょ!
ケナフはやさしいのに、アンタら厳し過ぎる!
そんなら杉を使って、ケナフを育てることを考えてくれ。

家に戻って、バイクを動かそうとすると、案の定エンジンがかからない。
もう一ヶ月かけてないもんな、ゴメンよ・・・

売ることを決心。
馴染みのバイク屋までとりあえず押しがけしながら坂を下る。
もうコイツには跨がれないなぁ・・・とちょっとセンチな気分に。

バイク屋の兄ちゃんに買取の見積りを立ててもらって、金額を聞いたとき衝撃が走った。
15,000円って!
あの~、その約15倍で買ったんですけど・・・

も、もも、も、もちろんアレだよ。か、か、かか、金の話じゃないんだよ。
世の中金じゃないしさ・・・そ、そう、思い出の話をしてるんだよ!
アンタ、僕とコイツの5年間を何だと思ってんだ!

もっと見てくれ、コイツのいいとこを!少しぐらいいい状態の部品があるでしょうがっ!
・・・ん?金の話になってる?
そうだよ、お金で買えない価値も売るときは高いんだよ!

な~んて怒るはずも無く。僕も中古車市場の原理くらい知っている。
妥当な金額ですな。売ります。

心の中で5年間の思い出にサヨナラを告げる。
店に置いたマイバイクをチラ見し、背中を向ける。
正直結構さみしい。
振り返りません!男は背中で語るモノ!!

餌食の僕へ

2007-01-14 18:47:52 | 日常
自分とは常に魂をしばりつけることのできる唯一の牢獄である。


論文提出まであと2週間。

この先の14日間、囚われの身となった僕は、
プラスチックの額縁の中を覗き込み途方に暮れているだろう。

あと2年研究を続けると決めた時点で、こうなることは決定していた。
それに向けて何をするでもなく、淡々と時間を浪費してきてしまったことは事実。

今の自分を捕らえているのは、過去の僕であり今の僕でもあるわけで・・・

過去の何もしなかった時間を悔いることで時間を消費するより、
悔いの残らない毎日のために時間を消費しよう。