◆なっちのさんぽみち◆

リウマチと歩むなっちの日記

今度は網膜浮腫!

2010年07月17日 19時21分49秒 | お眼々に関する日常

 南風強し

今年の3月に、右目の視界に“ゆがみ”があり眼科を受診したが。
散瞳剤を使っての眼底検査をしても、異常はないないとのことで、最初はなっちが既に薬を多用していることで「薬は出さない」と言われたけれど、それでも“ゆがむ”ので口説いて血流を良くする薬を処方してもらった。
しかし、服用しても何も変化はなかった。
そのため、見え方に異常はあっても、対処法が無いのなら行っても意味が無い・・・と通院もサボっていた。
しかし、4ヶ月は経つし、その“ゆがみ”以外にもなっちには高度近視のためのリスクは多種あるわけで、重い腰を上げて久々に通院した。
“ゆがみ”は、広範囲にはなってはいないけれど、ハッキリとゆがんでいるのは認識できる感じにはなっている。
時刻表とか、スコアボードとか直線が羅列しているものを見ると、そのゆがみはよくわかる。

見え方をアムスラーチャートにしてみると、こんな感じ。

右下の“ゆがみ”以外にも、アムスラーチャートにすると所どころの線が撓んだ感じになっている。
で、今回は一応病名(正確には症状名)が着いて、【網膜浮腫】だという。
【網膜浮腫】自体は、糖尿病を初めさまざまな眼病でなったりするそうが(なっちは糖尿病ではないけど)、黄班部に及ぶ【黄班浮腫】という視力障害につながるものもあるけど、なっちのは「そんな失明するような大変なものではないから。」と眼科医はいつものように言っていた。
それで、ジクロード点眼液という目薬が別途処方された。
そこまでは、それほど気にならなかったが、隣の薬局・薬剤師の態度で【網膜浮腫】について俄然気になって来た。
いつもの白内障治療剤+角膜保護剤に加え、ジクロード点眼液が処方された際に「なんで?」とそぶりを見せたので、「網膜が腫れているからだそうです。」となっちは答えたのだけど、薬局・薬剤師は何も語っていないけれど、態度が微妙・・・。
【網膜浮腫】にジクロード点眼液は変
・・・帰宅後に調べてみると商品名からも想像の着く、ジクロフェナクでした
(^・-・^)ん? NSAID’s=非ステロイド性消炎(鎮痛)剤
NSAID’sで網膜の浮腫みが良くなるの
NSAID’sだったら、セレコックスを毎日服用しているけど それじゃあ足りないって
そんな疑問に加え、薬剤師の態度も気になり更に調べてみると・・・。
確かに、【網膜浮腫】の代表的なのには糖尿病網膜症や白内障手術後(この場合は黄班浮腫)に多いがなっちは糖尿病でも白内障手術もしてないし、気になったは網膜静脈閉塞症でも多くヒットするということだった。
網膜静脈閉塞症とは、60~70歳代をピークに高齢者に多くみられ、高血圧や動脈硬化などが原因で起こるそうだけど、網膜の静脈が詰まるとその先の静脈は拡張・蛇行して眼底出血や浮腫が起り、眼底出血では出血が広がっている部分の視野が欠け、網膜浮腫では視力の低下につながるという。
(^・-・^)ん? 眼底出血 それも一昨年に同じ右目で経験あるけど・・・。
慢性期の視覚障害にもつながる合併症も多いから注意観察が必要とか。 
けど、若年層でも見られるそうな・・・。
更に文献を読み進めると・・・若年層では視神経の炎症などで血管が詰まると同じような症状が起こる「うっ血性」があり、血管自体の炎症や全身の病気(全身性エリテマトーデスなど)が主原因で起こるという(|||0◇0|||)ゲッ!!
それって関節リウマチからでも有りってか
(内心、リウマチ自体は燻ぶっている程度で落ち着いているのに、バセドウ病に次いでまたかいって印象。ヘ(´o`)ヘ とほほ・・・・)
文献によっては、結核や梅毒など炎症を伴う全身の病気でもなると書いてあるから、関節リウマチでもなりそうね。
なるほど、視神経の炎症だからNSAID’sのジクロード点眼液が処方されたのか・・・と納得したのだが、本当はステロイド点眼液がいいらしい。
特に、【黄班浮腫】だったら、ケナコルトというステロイドを眼に注射することもあるらしい。(/||| ̄▽)/ゲッ!!
ケナコルト 膝関節にも関注したステロイドじゃん、種類も量も違うだろうけど懐かしい名前・・・。
しかし、前回でもなっちは既に薬を多用していることから、しぶしぶ血流を良くする薬処方してくれたって感だったから、今回処方されたのがNSAID’s点眼液に留まったのかも。(初期たけどステロイド白内障もあるしね。)
ちなみに、網膜静脈閉塞症の診断には、散瞳剤を使っての眼底検査ではわからず、蛍光剤を注射しての蛍光眼底造影検査が必要なんだそうだ。

なっちの【網膜浮腫】と眼底出血が、網膜静脈閉塞症からかはわからないけれど、可能性はある十分にあると思うし、今のところは視力低下と言っても、0.3  0.2とか、0.3P(もち矯正後の視力です)とかになったくらいだから、下がった口には入らないけど、また若年層の網膜静脈閉塞症は、高齢者のそれと比べると予後が良いらしいが、一度、大学病院あたりで詳しく検査した方が良い気がしてきた・・・。
関節リウマチがここでも影響しているのかを知りたい気もするし~。
今の眼科クリニックでは、散瞳剤を使っての眼底検査までしか出来ないしね。

予後が良いと言っても、スタートラインが超~ド近眼だからねぇ~、ちょっとでも視力低下はイタイし~。
今度、リウマチの主治医にごねて・・・いえ眼科に回してくれよう相談して見ようか。


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2 コメント

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Unknown (MUMU)
2010-07-20 00:04:43
なっちさん、お久しぶりです♪
網膜浮腫が気になって。
私のリウマチは白目の炎症である強膜炎から始まったのですが、左目の炎症が続いているうちに図に描かれているような歪みと
左目で見ると右目より小さく見えると言う症状が出て
網膜の断層検査で後部強膜炎による
黄班浮腫と分かりました。
レミケードでしつこい強膜炎が良くなって来たら黄班浮腫も大分引き
自覚的にも徐々に歪みも改善されてまだ多少歪みは有りますが大きさの左右差は大分よくなりました。
よくならなければ後部へのケナコルト注射も示唆されていましたがその前に
良くなってきてラッキーでした。
結膜下注射は何度かしたけれど
痛くて怖いんです
白内障手術後にジクロード使っていたけど強膜炎でもリンデロン点眼薬と一緒に
処方されていたかも。
リウマチとの関係大学病院でチェックした方がいいかもしれませんね。

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Unknown (なっち)
2010-07-23 16:04:05
MUMUさん "(  ´   ▽   `  )ノ”こんにちわぁ

まぁ、MUMUさんはいろいろなご経験者なのですね。
改めて、ビックリです。
結膜下注射は、痛そ~~~怖そ~~~ 見えますモンね。

ご心配ありがとうございます。
次回の膠原病科の受診日に主治医に依頼してみようと思います。
なっちがMUMUさんのコメントで気になったのは・・・
> 左目で見ると右目より小さく見えると言う症状
というところ。
これって、症状だったのですね。
左右の見た目の大きさの違いは、網膜浮腫の前からありましたが、コンタクトレンズ度数が左右で3段階違うので、その度数差かと思ってました。
それでも、網膜浮腫のある右目は左目より視力が出ていないのですけど・・・ね。
眼科医に今度会うときはぜひ報告しましょう。

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