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気の向くまま、心の感じるままに・・・

Kazの旅日記・オーストラリア NT(ノーザンテリトリー)・キャンピングカー編⑯

2011年06月15日 | kazの旅日記・オーストラリア
07may'11

今日も最初に目覚めたのは日の出の時間。
ベッドに横になったままカーテンの隙間から外を覗いてみると、
どんよりとした曇り空だった。

起きあがるのをあっさりと諦め、もう一度布団に潜りこみ
二度寝を決め込む。  これもまたたまらん。 気持ちがいい。

天気の良し悪しというものがいかに精神的に影響を与えるかを
実感した朝だった。。

1時間半ほどの二度寝を楽しみ、ようやく起きあがると
まだ眠っている脳みそをたたき起しながら、これから一日の
行動を考えてみる。

アリススプリングスの町でも歩こうか・・・。

ゆっくりとした朝をパームバレーで過ごしたあと、アリス
スプリングスへ向けて出発するとおよそ90kmの道のりだ。
時間にして1時間。

旅をスタートさせてから、なんだか時間と距離の感覚が完璧に
おかしくなっている・・・この距離がそして時間が短く感じて
しまうのだ。

時間の流れや、感覚というものが明らかに日本とは異なる・・・。
どうも僕にはこちらのほうが合っている。

そんな事を考えているとあっという間に到着。
まずはキャラバンパークにチェックインする事にした。



車をサイトに乗り入れ、電源を接続し、イスやテーブルを車の外へ
出して車内の掃除を済ませる。
シャワーを浴びてスッキリしたところで、町へ出た。。



こじんまりとしたサイズの町を歩きだすと、オボリジナルアートの
ギャラリーなどが軒を連ねている。
その中の一軒の店で、今回初めて自分のために土産を買った。



石のヘッドとアボリジナルアートを模したシルバーのヘッドが付いた
ペンダントだ。
特に何かを買うために町に出たわけではなかったが、ふと目についた
瞬間に買ってしまった。
人との出会いはもちろんだが、物と出会えた時の喜びも
また大切にしたい。



そしてこの町を見て…というよりはいつもオーストラリアに来ると思う事がある。
アボリジニの人たちの事だね。

彼らは遠い昔からこの地に住み、独自の文化を保ってきた。
そして今日、彼らの持つ素晴らしいアートや音楽などは多くの
人に愛されるようになり、受け入れられている。 とはいえ、
町で見かける彼らの多くは(決して全てではない)、仕事もせずに、
アルコールに溺れている。  こんな光景がいやでも目に入ってくるのも事実だ。
なぜだろうか・・・。これはとてもデリケートな問題だからか軽々しく
判断は出来ないが。



住む場所の心配もない、医療費もかからない・・・国によって守られているからだ。
果たしてそれがいいのかどうかは分からないが、大きな矛盾の中で時間が
過ぎているのは間違いないだろう。

さて 話を少し戻そう。

買い物も楽しみ、ほどなくしてキャラバンパークに戻った僕は、
夕飯を済ませてから運だめしに出かけた。

いつも旅の最終日にはカジノで運だめしするのが僕の中では
定番になっている。
遊ぶゲームは決まってブラックジャックだ。

初めは様子を見ながらベットして行き、調子が出てきた所で、
少し大胆に勝負に出る。

AU$300からスタートしてすぐにAU$1000まで増えた…がしかし・・。
気がつけばどんどん軍資金は減り、元手と同じ額に・・・。
こうなると、だいたい負けパターンだ。

悔しいが、遊んだ時間を考えれば納得できる。
時間は既に深夜2時半過ぎ・・・。

明日は7時に起きて車を返却し、メルボルンへ発つ。

10日目終了・・・。
本日の走行距離:110km
総走行距離:3560km


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