なつなつぽたぽた日記

富山発!相方とちびとのなんとなくアウトドア的ばたばたまったりライフ
(ゆるゆるキャンプと自転車の日々♪)

北海道爆走ぽたぽた日記 7/5地球は丸かった編

2008年07月21日 | 北海道野宿的新婚旅行
            

明け方四時ごろ・・・・がやがやと昨晩の馬鹿者・・・いや、若者達が撤収していく音で目が覚める。
彼らはどうも管理人が来る前に料金未払いで逃げようとの魂胆・・・・?(-_-)
まぁとりあえず起きちゃったので、こちらはまったり朝食の準備
昨日買った『花花』のかわいいパン。玉ねぎぱんやポテトフォカッチャ、いちぢくライ麦ぱん、とまとぱん・・・変わり種も多くて、でもおいしい~~~~


早朝のうちに片付けをして、屈斜路湖畔の散歩道へ。
鬱蒼~~~~っとした木々の向こうには
こんな景色!!
少しだけ水に入ってみました。冷たくてきれい~~~


朝の散歩を終え、旅路は続きます。           


            
牛さんたちの放牧風景、霧の中でなんだか幻想的。   謎の黒い物体は包まれたロールバーム・・・怪しい。

そんな風景を楽しみつつ・・・(てかホントにどこまでも真っすぐの道で、どこまでも放牧地・・・どこまで続くのかちと不安にかられることすらあり)・・・途中、『からまつの湯』に寄りたかったのに、近くまで行くも見つからず。我々同様、さまようライダーと何度もすれ違い何となく居心地悪くなり諦める・・・・まじでどこにあるの~~~^???


で、地球が丸く見える展望台、『開陽台』!!
観光客にまぎれつつ登ってみると・・・・

 
見える、見える!!360°広がる景色、地球は丸い!!山があんまりないから地平線なのね。唯一私の後ろに羅臼岳?が雲にかくれて見えてます。
ほんっっとに放牧地ばかり・・・色が緑しかいらないんじゃないかというくらい。
いや~、こんな景色はさすがに地元では見ることのかなわぬものです。
お天気がよければ国後島まで見えるとか。


当然、ここでもぐるめ~。
アイスクリームに相方はエゾシカジャーキー。(←これがすこぶるうまかったらしい)

そして降りてくるところでこれまたいい景色が!


縦につづら折りなどこまでも真っすぐな一本道!!
某ツーリングマップルの表紙にも採用されたというここからの眺め。
なかなか感動しました。

またもや海沿いの道、335号線(国後国道)に出て、海沿いを一路羅臼に向います。

『ドコモのFOMA使えます』!!!

・・・・このあたりは国後島を間近に見ながら走れるはずだったのに・・・・・やはり霧で何も見えず
羅臼が近づくにつれ、霧も濃くなり・・・・『道の駅 知床・らうす』に着くころには国後はとてもとても見えず。

が、ここでもワタクシのお楽しみのひとつが。『純の番屋』(BY 北の国から)を見ること!

道の駅内で資料やロケ地マップを手に入れ、もちろんお土産物色。
さすがコンブ物多し!トド肉のかんづめなんかもあるし。
試食もなかなかの充実っぷりでとうぜんほくほく試食三昧


そこから歩いて5分くらいのところに『純の番屋』が。
今は定食屋さんになっているようです。
いや~、ドラマの場面が思い出される~~~。
もちろんBGMはさだまさし意外ありえず

「お昼ごはんどうする~~~?」
来る途中で見た定食屋や道の駅の中のレストラン、この番屋・・・選択肢がありすぎて迷う~・・・・で、羅臼の街なかまで行ってみようということに。

約10年ぶりに来るという相方、道がすっかり変わっていることに気づく。
新しい道はこんな田舎でもどんどん出来ていくのね・・・・・。

ちょっと寂しい羅臼の街なかで入ったのは『知床の里・御料理 味の関所』。
上がりに座るとあるわあるわ、芸能人たちの食べてる写真!かなり有名?なお店なのかも。
で、ちょっとがんばって頼んでみたのは・・・・・
うに・いくら丼 1800円!

さけ親子丼 1200円!どちらもお新香とみそ汁つきなり。
うんま~~~~~~っ!!!
ここ、ラーメンのオーダーも多く見られたんですが、それもお勧めだったのかも。
何気なくテレビを見てると、「東海北陸道開通」のニュース。
それを見てる他のお客さんたちが「繋がったんだね~」なんて話してて何だか不思議な変な気分。ここ北海道なのよねぇ。


さてそこからは知床峠を越えていきます。

その入り口というぐらいのところには国設のキャンプ場が。
相方はここに泊まったらしく「なつかし~~~、でもえらくきれいになった~~~・・・」と半なげきのようなコメントを。
森の中でいい感じのとこです。たぶん。

ふと目の前を見ると
エゾシカの親子!!!
写真を撮りつつ近づいていったのに・・・・じっとこっちを見つめて動かない。
ひゃ~、こんな近くに来ても悠々としたもんです。
子鹿、めちゃめちゃかわいいのですけど!!!!!あああ、どきどき。


このキャンプ場の目の前には『熊の湯』(森の中の露天風呂!)。
わくわくして女性風呂の方へ・・・木の枠に囲まれてるので安心安全?
誰もいないので独り占め~!(でもホントは混浴を期待してた・・・ちゃんと水着も用意したのにぃ~)
お湯が白く、イオウのにおいがすっごい!!
ん~~~~~~~~・・・・・でも囲まれてるだけあって、木々の葉っぱしか見えず、ちょっとつまんない。

お湯から出て、向こうはどうなってるのかな?と見てみると・・・・・
この向こうには
壁などなし!男子たちが皆(とうぜん)裸で入浴中!!!
きゃぁぁあ~~~~、ごめんなさ~~~い!!!・・・・とかわいく叫ぶでもなく、おわっ!?とびっくりしたぐらいですが。
いや、普通にシャンプーしてる人とか見えてびっくりっす!
でも男子はいいなぁ・・・・開放的なお風呂で・・・囲まれてるとあんまり意味がないというか・・・
しかも飲めると書いてあったので、ついお湯の出てるとこまでいってそのまま手ですくおうとして・・・あちっっ!!・・・やけどするしめちゃめちゃ源泉熱いんです。

相方「前にここに入ってたとき、写真撮らせてくださ~いって女の子たちが来たりしてたよ」って。
強者~~~~~~!!


ほかほか(つか暑っ!)の体で、手ぬぐいを車の中で干し、次なる目的地は『知床峠』
     おお!
   目然に羅臼岳が。周りは自然のみ。手つかずの自然がここにあるのね。
遠くにうっすら国後島が見えました。

さすが観光客は皆、『知床峠』の木の看板前で写真撮る撮る。
私も相方を誘って撮ってやろ~と思っていたけど、あまりにベタすぎて却下されました


峠を下ったあたりから右折して『知床五湖』へ。
人だらけの駐車場を抜けて、知床の自然そのままの湖へ。

熊がよく出るみたいで、出没したときの対策法などが看板に書いてあり、リアルに恐いです。
ネイチャーガイドさんに引き連れられた人々の横で、何気なく話を盗み聞きする我々・・・。
木々が枯れていく原因のひとつに鹿がいるそうな。
鹿が木の皮を下の方だけ食べちゃうから、その木自体が枯れてしまうのだとか。
最近増えすぎてるとかいう話だし・・・かわいいエゾシカだけどいろんな弊害もあるみたい。じゃあどんどんエゾシカバーガーを作って・・・ごにょごにょ。

しっかし人が多い・・・まぁ世界遺産ですからね~、仕方ないけど・・・中国の方々がやたらと目立ちます。
こんなに観光に来てるんだなぁ~とある意味感心。

思っていた以上に暑くなってきて、長袖シャツをワンピの下に着てしまったことを激しく後悔・・・。
日差しもつよ~~~い!
中国人さん、キャミソールなのに。


さてあまりにも混雑するので2湖までみて退散。
道の駅『うとろ・シリエトク』で一休み。かなり立派な建物です。
・・・・・あ!!エゾシカバーガー発見!!!!!¥300。
うおおおおお~~~、あんなにショックだったのに、嬉しい~~~~
あまりの嬉しさに写真を撮るということまですっかり忘れ、むしゃぶりつくワタクシ。
肉は・・・やはり獣肉。ちと固め。でもうまい!
あああ、天は我を見捨てなかった・・・



そのままひたすら海沿いを網走に向けて知床国道を進みます。

馬が放牧されてます。実際はもっとたくさんいるのよ~!ちょっと幻想的。

原生花園(北海道遺産)や湖を遠くに見ながら、走ります。
網走の方面のお天気がやや気になります。ちょっとどんより・・・・。

時間がないので網走の街なかをスルーして、女満別まで参ります。
そこに良さげなキャンプ場を見つけてあったのでそこを目指します。
網走湖のまわりにはキャンプ場が多いみたいで、そこに至るまでにもテントを見かけました。

そしてもうひとつ、大事なことが朝食のパンを買うこと!
パン屋さんは閉まるのが早いし、遅い時間に行っても品数は少なくなってることもしばしば。
しかも女満別で行きたいパン屋があったので、焦りつつ進みます。
キャンプ場の入り口も分からず、迷いつついると・・・

相方「あれ、パン屋じゃない!?」
あんたはエラい!!!
『ブランジェ アンジュ』(北海道小麦のパンの店)発見です!!
18時閉店のところ、17時半くらいにぎりぎり滑り込み~~~~!!
かわいいお店の中には、これまた心惹かれるパンがすらり。
こんな時間だというのに結構種類があります。

「さっき夕方に夕立があったせいか、今日はお客さん少なくて結構残っちゃったんですよ。いつもならもう種類残ってないんですけど・・・」
うわ~~~~、ラッキー!ワタクシのパンへの執拗な執着心が神をも動かしたか!?それとも天気まで左右した!?
ほくほくしてパン選び
どれもこれも美味しそうで・・・朝食用なのでお惣菜パンを中心に選びます。
あ~、嬉しい~~~~~


そこから湖畔に至る道が分からず迷いつつ・・・もう少し進むとおっきなゲートあるじゃん!!
ゲートから真っすぐ入ると木々の間から湖が見えます。

湖を眺めつついられるのだ。
景色はさいこ~、しかもリスまでいるし!
テントはすでに4、5くらい建ってますが、広い敷地なので気にならず。
おじさんらしき人が一人で小さな一人用テントの入り口に座り、猫とコミュニケーションしてたり・・・・向こうのテントはここで知りあった同士かな?三人でメッシュテントの中で談笑。
ん~、ここは平和そうです。


買い出しに街なかへ戻り、近くのスーパーへ。(この辺ってA COOP多くない!?)
その中でいかにもチャリダーらしき、ちょいイケメンな男子(同じくらいの歳かなぁ)が真剣に食材を選んでます。
外にその人のであろうチャリもありました。(荷物がきっちり積まれてる~)
かごにはお肉が入っているとこを見ると、今晩はひとり焼き肉ですか?
我々も晩ご飯のお惣菜を買い込み、テントへ戻る。
コロッケやらサラダやら。
ろうそくの灯火のみの中で、湖を眺めながらまったりごはん。
何だか幸せ~~~~。

このキャンプ場のすぐ近くに『めまんべつ温泉 湯元ホテル山水 美肌の湯』という温泉があるので、お風呂道具を持って徒歩で向います。なんと370円で入れる、きれいで広い源泉掛け流し温泉です!(アルカリ性単純泉で、しっとりしてた)
すると先ほどのチャリダー君もいました。
やっぱこの近くでテントしてるか、ライダーハウスにでも泊まっているのでしょう。
真っ黒の肌してました。

湯上がりにぐいっとコーヒー牛乳を飲み、相方はマッサージ椅子でまったり。
これもまた至福の極み


ほてった体に網走の空気が気持ちいいわ~。
湖を眺めながら相方はお酒タイム。
遠くでわんこの鳴き声も聴こえます。
ワタクシは今日の盛りだくさんな出来事を思い出しつつうとうと・・・・おやすみ~。



次回『走るメルヘンの丘!編』へ続く~!


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2 コメント

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日本のキャンプ (とろ)
2008-07-27 11:44:00
温泉に浸かれるのが羨ましいわん。疲れも取れるし、汚れも取れるし。

もしかして、キャンドル持参してくれたの?活用してもらえてうれしいわ!
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おっ (なつ)
2008-07-27 23:06:18
とろちん、
気づいてくれましたか!そうそう、今回ランタンも持ってったんだけど、やっぱりキャンドルの炎の方がすごく雰囲気あって、結局こればっかり使ってたよ。・・・・・が、気づいたらキャンドルが虫まみれに・・・・。
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