なつなつぽたぽた日記

富山発!相方とちびとのなんとなくアウトドア的ばたばたまったりライフ
(ゆるゆるキャンプと自転車の日々♪)

北海道爆走ぽたぽた日記 7/9ラストおしおし編!

2008年08月05日 | 北海道野宿的新婚旅行
「あれぇ~?近かったんじゃん!!!!!」

昨晩見つからなかったキャンプ場、あと数m行けばあったというのが発覚・・・・・・ショック~~!
朝の風景はこれまた違って支笏湖がきれいに見えます。
もっと早く移動してればこの景色でキャンプができたのになぁ・・・残念無念。

北海道最終日。
ということで支笏湖沿いに走り、本日は小樽観光を目指すことに。
そしてフェリー乗り場の苫小牧に戻ってくる算段。
なんて効率の悪いことしてんだ、我らはあほですか



まぁ、それでも見たかった光景も・・・・。
左に曲がれば洞爺湖方面。厳戒態勢です。

で。
   これこれ!エゾ富士こと羊蹄山!
見事に富士山型ですね~。
なかなかの迫力。
時間があればニセコ辺りもまわりたかったんだけど、今回は時間がないのでスルー。
次来たときにはこっちの方でもゆっくりしたいなぁ。

他に道すがら寄った道の駅『名水の郷 きょうごく』のすぐそばにいい感じのキャンプ場発見。
温泉やコンビニもほぼ敷地内だし、何より羊蹄山が目の前!
次来たときはここに泊まりたい!

さらに
お鼻がほっかいどう~♪名前がかわいい倶知安で。
『日本一の水』を飲んでみる。
いや、これ、まじうまいわ!!
やわらかくてほんとに美味しい!しっかりペットボトルに詰めていきます。


そのまま国道5号線(羊蹄国道)を上ります。
これまた田舎の町がずっっと続き、軽いノスタルジーにひたります。
あああ、ほんとにおうちがちっちゃい・・・。

だんだんと両側がさくらんぼ畑の景色に。
どうもこの辺りはさくらんぼの名産地?のようで、呉羽なしのように道の両側に販売所がたくさん。
これだけ見せつけられると・・・だんだん美味しそうに見えてきます。
欲しかったけど結局なんとなく買えずじまいで。


そして今回の旅で相方が唯一目の色が変わったところ余市ニッカウヰスキーへ!

朝イチだったので観光客も誰もおらず、一番乗り~!
敷地内には歴史のありそうな素敵な建物もちらちら・・・そう、そういうものはあくまでちら見のみの相方!
真っすぐ進んで行ったのはもちろん
                ウヰスキー試飲コーナー!!こんなに颯爽と歩く相方は北海道初見でした。
一人一種類につき2杯まで。
当然この後アッシーなワタクシはりんごジュース。これもまじうま!
しっかりおつまみのチーズも(ここのオリジナル)買い込み、誰もいない広い会館内でいただきます
普段は手を出せないお高いものを選んで飲んでるのはさすがです。ここぞとばかりに・・・。

売店ではこれまたいろいろ買い込み~!
ニッカオリジナルのチョコや生キャラメル(これまだ大事に食べてます)、小ビンのウヰスキー・・・。
使われなくなった樽で作ったグッズなども心惹かれる~。
どうして『ここオリジナル』!と言われるとつい弱くなってしまうのでしょう、ええ、お財布散財です。

しかも蒸溜所には他にも見所がいっぱいだというのに、(歴史的な建造物見たかったのに)時間おしおしな我らは次へ向うのでした。あ~~~~。


またまた今度は左に海を眺めながら小樽を目指します。

その道中・・・・・・「あ、ここ!!」と相方。
ライダーハウスおしょろ

ここは以前相方がライダーさん時代にお気に入りだったところなそうな。
立ち寄って眺めてると中からおばさまが。
ここのオーナーさんの奥さんのようで、相方はなにやらなつかし話をしているよう。
「コーヒー飲んでく?」
とおっしゃっていただいたので、ライダーさんたちがくつろぐんだろうお部屋におじゃま。

そこはこれまたすごい!
壁から天井から写真やはがきがぎっしり!!!
全部ここに立ち寄ったライダーさんやチャリダーさんたちなのですね。
相方も自分の姿を探しますがなかなか見つからず・・・ノートもじっくり読み返してみたりして、すっかりノスタルジーにひたっております。
そこにオーナーのおじさんもお帰りになって、しばし歓談。

写真を眺めてると・・・ここにはいろんな人たちの生き方の一瞬が見えるようで・・・何やら羨ましくもあり。
結婚しました、とか子供ができました、とかのはがきも多くみられるってことは、その後も報告を続けてるってこと。
それだけ人の心に残る宿・・・何だかいいなぁ。いい仕事だなぁ・・・。
そのことを伝えるとちと苦笑な顔になっておられましたが、でもやっぱり人に思われる、人の想い出のひとつになれるのっていいな~って思う。
きっと経営的には大変なこともあるんだと思うけど、(きっと体力的にも)それでもずっと応援してる人もたくさんいらっしゃるんだろうしがんばってほしいです。
今回の相方のように、いつでもここに想い出を見つけにこられるようにね。

こんな想い出を持ってる相方がすっごく羨ましく思ってしまいました・・・。

帰り際、おじさんが作った小物入れを二つもいただいて、「また来ます!」とお別れ。
さ、小樽へ!!


現実に戻ったような街なかを走り、小樽の運河あたりへ。
北海道に着いたときに見た光景とは違い、とにかく人だらけ!!
車を停めていかにも観光地なとこを歩きます。



私がここで見たかったのは歴史的建造物。
旧日本銀行の建物なんて、どっしり構えてていいわ~
きれ~な窓。
    ランプもいいなぁ。
あとはガラス製品やスイーツ等々・・・バウムクーヘン

途中で休んでると見知らぬおじさまに声を掛けられ・・・
「その地図古いね!僕、観光ガイドブック作ってるんだけど、これあげるよ。あ、お勧めはこことここと・・・」
富山にもいらしたことがあったらしく、しばし歓談。
いただいた地図を見ながらどんどん歩きます。

メルヘン交差点あたりで引き返し、運河の方へ。
途中、おじさんお勧めの『かま栄』の揚げかまを食す。うまっ!

まさしく時間がない我ら・・・ほんとに走って小樽の町をほぼちら見状態で駆け抜けました。
ううう、今度来る時はもっとゆっくり見るぞ~。
おされなカフェにも入るぞ~。



ちゃちゃっと車に乗込み、すぐ高速に乗ります。
途中のパーキングで。
ずらり並んだ警察車両・・・全部福岡ナンバーでした。ひゃー。
警察の方々もお土産を買ってました。てことはお帰りなのかな。
でも高速道の両側に(芝の壁に)いつでも戦えるかっこうで何人も立ってましたが・・・おつかれさまです



そして再び苫小牧。
今回の旅もこれで最後の街です。
まだ少し時間があったので苫小牧の街なか(駅前)をうろうろ探索。
やっぱり旅の人も多く、お土産を買い求める人たちの姿も多く見ました。
ご多分にもれずワタクシ達も最後のお土産物色。
買い漏れのないように確認しながら、もちろん自分の食べたいものも忘れずに買い、荷物はさらにとんでもない量に。
フェリーで食べるものもここで調達。


街から離れたターミナルまでひたすら走り・・・周りは軽く湿原でした。
まわりにはな~~~んにもないので、乗船前に街なかの最後のコンビニで飲み物調達。


帰りは『しらかば』やはりでかっ!
苫小牧からは19:30発なので乗込むとすぐに夜の景色に。
だんだんと遠くなっていく北海道の灯り・・・

また絶対来るぞー!!待ってろ北海道!!!

今回の部屋からは外が眺められるので、ずっと窓にへばりついて小さくなる灯りを見つめてました・・・あああ、名残惜しい。
ロビーはゴージャス!

部屋は都合により4人部屋の二段ベッドが二つ。
奥に窓、ちゃぶだい、テレビ、でなかなか快適。
もちろん洗面台もついてます。4人用なのでタオルも4人分使いまくりでラッキー!

夜は買ってきたお弁当(シャケ弁やら北海道を名残惜しむものに)、朝は買ってきたパン、お昼はビッフェ。
お風呂も夜と朝と二回、とーぜん朝風呂はきらきら波を見ながらで気持ちいい~~。
そしてこの船にはなぜか外にジャグジープールが・・・。
かなり季節限定になりそうですが、入る人はいるんかな?

途中秋田に寄港してから新潟へ。
帰りは相方はほとんど起きてなかった・・・・・・。



新潟港15:30。
あああ、北陸・・・水田と瓦屋根が懐かしい・・・・!

高速から眺める夕日が旅を締めくくるにはいい感じです。


帰り着いたのは結局20時ごろ。
そして数時間仮眠後に相方は仕事に向うのでした・・・えらいこっちゃ。

翌日我が家にはむふふ
旅の余韻はまだまだ続きます。


そして帰りのフェリーで量った体重2kg増をいかにして減らすかが今後の大きな課題。
でもまだまだお土産残ってるしね~と開き直りつつ、頭の中はずっと北海道のままなのでした。



北海道に行くと人生観が変わるっていう人も多いと聞きます・・・・分かる、それ!
ですが、私の場合人生観に加速がついたというのが正しいようです。
やばい、やばい。
世捨て人に近づいてしまいそうになります。
でももっともっと自然に、もっともっと素朴に、自分の価値観で生きて生きていきたいと強く願うようになりました。
もちろん現実を忘れて全てを捨てて・・・なんてことはできないけど、できる範囲でのスローライフはもっと可能なはず。
それを目指していきたいな、と思うのです。
そのためにももっと生活を楽しんで、もっといっぱい面白いものを目にして体験して、自分にもっといろんな可能性を持たせたい。

うん、旅っていろんなこと見つめ直せるのはいいよね。
そして、年寄りになったときに、キャンプ場で見たようなご夫婦みたいに相方と旅して過ごせたらいいな・・・なんて想っているのです。頼むよ、相方!

あ~、楽しかった!!!!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/8厳戒態勢!編

2008年07月31日 | 北海道野宿的新婚旅行
       
        富良野の朝焼け~


朝4時・・・きれ~~~~な空に感動しつつぼ~っとしてるとぼっぼっぼっぼっ・・・・という音と共にでかい農機が現れ・・・。
かしゃん、かしゃん、かしゃ!と長い物が両側に伸びていき、水がしゃわ~~~~~っとじゃがいも畑を潤し始めました。

す、すご~~~!ガンダムみたい・・・。


感動しながら朝食


静かで気持ちのいいキャンプ場で気分上々。
今回の旅の中でも総合点トップなとこじゃないかしら。
山やさんたちは早々に撤収してお出かけしてました。
大雪山にでも行かれるのでしょうか。


さてはて。
我らも早朝のうちに出発。
本日は札幌まで行かねばなりません。
ルートを確認しつつ、走りながら富良野の風景も見納め・・・寂しい~~~~。

中富良野を通りすがるときにふと「そういえばこっちに行けばファーム富田イーストじゃない?」と気づき、ちと寄り道。

すると・・・朝もやがうす~くかかる中に見えたのは
 
     一面のラベンダー畑!!!

昨日行ったファーム富田と違い、ラベンダー畑のみ、ただただ広がる景色。
当然早朝なので売店はやってないけど、人ひとりいないラベンダー畑は圧巻です!!!
しばしあまりの感動にぼ~~~~っと眺めてしまうワタクシ・・・・。
あああ、寄ってよかった!!!

そうやって写真を撮りまくってると、もう一組おばさまたちが。
お互いに「きれいですね~」なんていいながら写真を撮り合ったり。
とりあえずうちらのいい感じの写真も撮っていただき感謝感謝



ささ、先を急ぐのだ。
滝川を通って行く予定だったけど、よく地図を見ると道道135号→国道452(夕張国道)で行けば早そう。
山の中をひたすら走ります。
で、そのおかげで目にすることができたのは・・・
 

三段の滝!
実際には三段どころか細かく段々になった滝が面白い景観を作っていて、なかなか面白い!

桂沢湖から道道116に入り、三笠へ。
だんだんと久しぶりに街らしい景色になってきます。


そしてやってきました、札幌~!!

まずは白石の『秀岳荘』へ。
ここはキャンプ用品のお店ですが、かなり大きいお店なので建物も大きい~。
オープンと同時に入り、相方お目当てのものを物色!
すると、ずっっと探してた(ネットで見てもどこも売り切れ)スノーピークの座椅子(?と言っていいの?)発見!!
しかも別々の階に展示品であったのを、私がおねだりな目で店員さんを見つめてかなーりお安くゲット!!
相方うきうき~
私もかわいいTシャツ手にいれてうきうき~


札幌の街なかへ・・・・だんだんと警察の姿がやたらと目につきます。
そーです、この日7月8日は洞爺湖サミット二日目!という誰もが避ける日にビンゴで来てしまったのです。
中心街では大阪府警と神奈川県警が多かったような。やっぱり都会に慣れてるとこが担当なのね。

車もえらい混んでます。
地図を見つつ平地を選んで、植物園近くの駐車場に停めて、自転車でGO~~


     
         てれびとーさん前で記念撮影!

まずは大通公園。
ちょうどお昼時というのもあって、ベンチには近隣のオフィス系の方々がお弁当を食してます。
そんな光景と違和感あるもうひとつの景色は・・・
デモ隊と警察官、SPな人たち、右側の人。

あちこちで集会も開かれ、何かを叫んでいらっしゃいます。
空にはずっと警察のヘリが。(かなりうるさい)

こんな光景はなかなか見られるもんじゃないですね。
相方曰く、「ここには青色のおうちがいっぱいあったのに・・・こんなきれいな公園初めて見た」そうです。
その方達はどこに行ってしまわれたのか心配になってしまいます。

ここに来たからにはまずはほくほくのじゃがバター&とうもろこし
ベンチであつあつをほおばります。

おのぼりさんとしては絶対見たかったのは
時計塔~!人だらけ(警察だらけ)の中で何とか写真を撮る撮る。

今度はもうひとつ行ってみたかった北海道大学。
クラークさんを求めて行ってまいりました。
きれいなポプラ並木。
大切に保存されてるそうです。
北大グッズも買い込みます。
ここの学生さんたち、案内所やグッズ売り場の子たちみなさんとっても親切!
聞いたこと、とっっっても丁寧にお答えしてくれて、おばちゃん恐縮でした
芝生では学生や奥様、子供達がゆっくりまったり過ごしてらっさいます。
我らも木陰でまったり
いいな~、こんな学生生活してみたい・・・芝の上でうたた寝、読書・・・。うっとり。


そこから駅北の『秀岳荘』へ。(北大からすぐそこ)
これまた相方ご愛用のパタゴニア店があり、またまた物色(うちら自身がパタだらけのかっこだし・・・)
やっぱりほしいかわいい服があっても、お値段はかわいくないので買えない~残念無念。


さらに走り始めると・・・・風が強い!!
ううう、向かい風に負けず、豊平川自転車道に向います。
迷いつつもここだー!

パターゴルフ場ではいっぱいの人々・・・そんな光景を眺めつつ今度はすすきのへ。

二条市場を抜け狸小路、ラーメン横町(ここは見ただけ。B'zのプロモ撮影のお店は気になったけど)・・・あ、ここにも!

案内所で「おいしいスープカレーを食べられるのはどこ~?」と間抜けな質問をしてもにこにこといろんなお店を紹介していただけました。さすがです。いろんな資料そろってました。(るるぶの切り抜きとか)
そこで行ったのはスープカレー横町。
かなり世間とずれたお昼ご飯(いや、充分夕ご飯だったけど)のため、人の姿はなく。

スープカリー Rasata というお店でいただきました
初スープカレーだったけど、美味しかった!ご飯も玄米(だったはず)だわ、鶏肉やわらかいわ・・・満足!


などとやってるうちにもう夕方。
テレビ父さんで記念グッズを買う・・・あああ、好き好き~~テレビ父さん!

駐車場近くのパン屋さんでパンを買い、札幌脱出!!
まだ空ではヘリがぱたぱた・・・・。
・・・・が、向った道程が悪かった。
なんといきなり通行止め!!
どっっかのえらいさんが通るんですか、いつまでたっても動きません・・・・いらいらいらいらいらいらいらいら・・・・・・・・・・。
ちょっと動いたときに我ら抜群のチームワークで(私がナビ担当)横道に入り込み、脱出成功!


ふうう~~~、疲れた・・・・・・・・・・・・。


時間、かなりオシオシの焦りの中で支笏湖に向います。

が。
もう真っ暗・・・・周りは再び木々の中・・・行けども行けどもお目当てのキャンプ場は見つからず。
だんだん険悪なムードに・・・・つか恐いです、真っ暗です。

結局苫小牧の宿に飛び込むことになってしまい・・・あああ、残念無念。
それにしても疲れた一日だった・・・・・・・・おやすみ~・・・・・(爆睡)


次回『さらば北海道オシオシ編』へ続く!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/7来たぞ憧れの地編

2008年07月28日 | 北海道野宿的新婚旅行
び~~~え~~~~~~~い♪

主の滞在する森林公園の朝。
朝・・・・・あさなのに・・・・暗い。
木々に囲まれ過ぎてて暗い。
鳥の鳴き声もすごいが・・・・静かすぎて恐い。
しかもトイレが一般道を横切って行かねばならんのでちと不便。

・・・・・・ということで二泊分の料金を払ったにもかかわらず、撤退することに。
何だか、な~~~んか、雰囲気になじめない・・・あ~、選択間違ったかなぁ。


ま、とりあえず気を取り直して、ちょっと戻ってまずは美瑛へGO~

どこかに車を停めてもちろん自転車でまわるつもりで、まずは停められそうな『北西の丘』へ。


・・・・・が。びょ~~~~~~~~ぅ・・・・風つよっ!しかもかなり広範囲でアップダウンも多い。よくあるパンフレットで見ると狭い範囲で廻れるように見えてたのになぁ・・・。
しばし悩む

すると観光バスからわらわら降りてきたおばちゃん軍団、なぜか我らをじろじろ・・・な、なに!?
「富山から来たんけ~?」
キタンケ~・・・って、ええ?
「な~ん、私らも富山からながんぜ~、昨日は大雪山に行ってきたんぜ~」
ひゃー、今この朝イチの美瑛の丘には富山県人口密度高っ!!


で、この現状に負けたへっぽこチャリダーの我らは車でまわることに。
まずは『ケンメリの木』
それが最初の写真。
目の前の『ケンメリ』(カフェペンション?)でラベンダーソフトを食す。
これが案外とめっちゃうま~~~~!!濃厚なラベンダー香!
そこの敷地内にはケンメリのCMで実際に使われたあの車が保管されています。
CMも流れてたけど、私初めてみました。このディレクター(?)はもうお亡くなりになってらっさるとのこと。
ちょっと切ないそのお父様のお手紙が展示してありました。


まるでテーマパークのようにまわる観光客。
いっそ、『順路』の看板を立ててほしいと願わずにはいられません。
あちこちに案内看板はあるんだけどね。
というのもほとんどの人が何とかの木をまわるのに迷子になるのだ。
もちろん我らもご多分に漏れず。
途中、とんでもなく森の中に紛れ込み、ちと焦りました。


『セブンスターの木』

『マイルドセブンの丘』

途中で見つけた菜の花だらけ!

他にも三本の木が並んだ『親子の木』などを見てまわりつつ、パッチワークの丘をまわってみました。
一面丘なので皆さんが走ってる様子が遠くからでも見えてしまうのだ。おもしろ~~い♪みんなぐるぐる~♪
がんばってレンタサイクルのママチャリで走る方達も・・・・・どう見ても一般人、おされなお嬢さんたちやカップル・・・我ら、オモっきり負けてますがなまぁ、まだ今日はいっぱいまわらんならんからね、と自分を慰める・・・・。

この美瑛にはカフェやパン屋などかなり魅力的なお店がいっぱい
家でかなりこの辺りの下調べは力入れまくってきたので、あとは自分の胃に勝負をかける!

まずは『パン工房 小麦畑』
ハードな天然酵母系が多いかな、小さいけどかわいいお店に心躍るぅ~
(日持ちしそうなので家まで持ち帰りました)

パンはもうひとつ『あるうのぱいん』
ここも天然酵母系ですが、カフェでもありかわいい空間でいろいろお食事も出来るみたい。
別棟には雑貨も売っており、(手作りのオリジナルポストカードを買った)なかなかお好みのカントリーなお店。
敷地内には他にも大きなガレージがあり、車の修理などもしてるみたい。
やりたいことを詰め込んだこんな空間が出来るって、すごい羨ましいし、理想だな~。

ランチはここ『Land cafe』
ドイツ人のご主人が作るらしいドイツ料理、ほくほくのじゃがいもがバターたっぷりですっごいうまっ!!
結構旅行雑誌とかにも載ってるみたいで人気店のようです。
入ったときは我らだけだったのにあっという間に満席です。
食後には相方はコーヒーに私はミントティーこれもうま!
お庭も広くて散歩道も整備されてるみたい・・・時間あれば歩いてみたかったなぁ。
ここもカントリ-なかわいい空間でした。

美瑛・・・ああ、ホントに素敵な丘だらけの景色・・・・心はすっかりメルヘンの世界。行きたいカフェもまだまだたくさんあるよ~~~!
駅の向こう側の『パノラマロード』も行きたかったけど、時間おしおしの我らは泣く泣く(私だけか)美瑛を離れます。



次に向ったのは『ファーム富田』

ここは今回の旅で私の行きたかったところベストスリーに入ります。
ずっと前から憧れてたラベンダー畑の景色・・・・心ときめかせて向うと・・・・・・

やはりここは観光地なのですね。観光バスの多さとこれまた中国人の多さにびっくり。
この夏休み前の平日にこの人出の多さはなに!?

おおお。おおおお!

モデル撮影中。モデルのお嬢さんがかわいいので(プロやね~、あの人だらけの中で次々とポーズをとってた)思わず。

相方は反射板(というのか?)持ってたおねーさんの方がきれいだと言い張ってた。

ここはえらく暑かった・・・32℃ということらしいが・・・・なのでやたらと喉もかわきうま~。
プリンに富良野メロンパン。

さらにさらに、ラベンダーグッズ買いまくりでワタクシのお財布は本日解放!!なり。(このために今まで散財するのを押さえてたのよ)
もちろんラベンダーオイル(ほんとは『おかむらさき』が欲しいけどこれはなかなか手に入らない)と石けんとバスグッズとetc・・・・・・・・一気に車の中はラベンダーの香りに包まれることに

あああ、癒されるぅ~~~~



時間おしおしの中、さらにもうひとつのノルマ!『麓郷』(北の国からの世界へ!)

思っていたよりも遠い・・・・どんどん富良野の市街地を離れ・・・・・小さな町にあるのは『拾ってきた家~やがて町~』です。
ここには『北の国から』で実際にロケで使われたあの家々があるのです。
北海道に来る直前にドラマをしっかり見直して、感動してきたワタクシ。
とーぜん感動の嵐なのです。
おお!おおお!
セットの小道具もそのまんま。
こんなのも見つけました。

実際にこれらを作ったスタッフがすごいな~と思う・・・廃棄物のみで家を作る・・・何だかいいなぁ。
中も素敵で(中に入れちゃうのはすごい!)、憧れます。

ここのお土産売り場もしっかり物色。
私はポストカード、相方はみやげに『遺言』(シリーズ最後に五郎さんが書いてたやつ)。
そこの売店でまたもやそこの観光協会の方とお話してるとその方が
「あ、私も富山なんですよ、砺波で・・・」
って・・・えええ~!?
昨晩の『唯我独尊』のマスターに続き、またもや富山、しかも砺波人!
その方曰く、富良野には富山人は多いのだとか。
これまたびっくり。
富良野が遠くて近く感じます。


さてココまで来たのなら当然あとは『五郎の石の家』にも行かねばなりません。
そこから3kmほどさらに田舎に走ると・・・・農園の広がる中に見えてきました。
駐車場で車を停め、歩いて気持ちいい森の中を進みます。
ほどなくゲートがあり、そこで200円をお支払いして敷地内に入るとこの景色です!
ほんとに森の中にあるのね~・・・ロケ、大変だったろうなぁ。

もちろんこの中にも入れます。五郎さんの飲みかけ・・・男山!!
台所の向こうからどなたか覗いてらっさる。

ここにはまじ感動。
ドラマの場面がよみがえる~。
ただ、拾ってきた家もそうですが、どの家もハエさんのすみかになっているのがちと・・・

何だかこんな田舎暮らしもいいな~なんて憧れてしまうのでした。


さらに近くの『アンパンマンショップ』と『ふらのジャム園』にも行きたかったのですが、タイムアウト。
そりゃこれだけ一日に詰め込んだらムリですわな。
で、仕方ないのでまたもや上富良野まで戻って、昨日下見した『日の出公園』まで向います。


上富良野の住宅地のすぐ側でいまいち『感じ』が出ないかな~と思っていたけど、なんのなんの!
フリーサイトの目の前には農園が広がってるし、奥にはアスレチックエリアなんかもあり、意外と自然も楽しめます。
しかもセンターハウス(管理棟)は新しいし、シャワーやコインランドリーも24時間使えるし、ハウス内のトイレも使えるし・・・・とにかく整備がしっかりしていて使うのに気持ちいいところでした。
テントサイトのすぐ側に車が置けるのも利点かな~。
うちらは農園を眺めながらいられる方に向ってテントを張ってみました。

すぐ横に張っていたライダーさんと挨拶をすると「スノーピークのそのテントいいですよね~、僕も好きなんですよ」なんて言われ、相方鼻高々。
テントの数は今まで泊まったどこより多く、でも慣れてる感じの方も多いようで静かで快適。
昨日もここにすればよかったな~・・・ちと後悔。



今晩も近くのスーパーへ買い出し。
大きめのスーパーが二軒、向かい合わせにあるのですが、やたらと自衛隊の方々を見かける・・・ああ、このすぐ近くが陸の富良野駐屯地なのですね。
みなさん、夜のお買い物ですか・・・ビールも買い込んでますなぁ。

お風呂はフロンティア フラヌイ温泉へ。
ここもすぐ近くにあるので便利この上なし。
あらここって防衛省共済組合協定店なのだそうです。さすが・・・・。
この温泉面白いのがナトリウム炭酸水素塩泉という泉質。
31℃のぬる~~いお湯に浸ると・・・・あらあら不思議、肌から細かい泡がしゅわしゅわ出てくるじゃないですか!
炭酸泉って一度は入ってみたかったのでちと嬉しい~。


まったりいい気分でテントに戻り、気持ちいい風を受けつつ、まったりキャンドルの灯りの中で相方はお酒タイムにワタクシお菓子タイム。
かすかにどこかからラベンダーの香りもしてくるようです。

ん~~、忙しいけど妙に癒され気分な一日でした。
おやすみなさ~い。



次回『厳戒態勢の街!編』へ続く~。

北海道爆走ぽたぽた日記 7/6走る!メルヘンの丘編

2008年07月22日 | 北海道野宿的新婚旅行

女満別の朝・・・あんまりにもきれいな朝焼けに感動~~~!!
湖には早朝から漁に出る船のぽんぽんぽん・・・という音。
しばしぼ~~~っとした顔でこの景色を眺めてしまいました。

朝食はもちろん昨日のパンとサラダ、ヨーグルト。
沸かしたお湯で飲むコーヒーもやっぱり美味しい~。


さて本日のメインイベント!!
この女満別には空港周りに自転車で走れるコースがあるという相方のうす~い記憶が。
その記憶のみをたどって、女満別の市街地を抜け(道ひろ~~い!)、空港あたりに向います。
まっすぐな道!

市街地を抜けたあたりから一面畑が広がります。
これが『メルヘンの丘』というらしい。
たしかにメルヘンな世界が広がる~!

女満別空港


気持ちよく広がる景色!!朝の空気がこれまた気持ちいい!!
丘というだけあってアップダウンも結構あります。けどひたすらまっすぐ。
どこまでもじゃがいもと小麦畑。緑と黄色のパッチワーク

      白樺の防風林
      超きもちいいいいいぃぃ~~
正直こういう風景は美瑛しかないのかと思ってたけど、どこを見ても絵になる風景だよね~。

この標識に従って走ってみました。

『イタ』

ひとしきりまわってくると、キャンプ場近くのセイコーマートに。
ここでちょっと一休みでごくごく。
朝なので今からご出勤の方々もぞくぞくやってきてます。
そんな方達を横目にこんなきれいな景色の中でポタれるワタクシ達って幸せ~~~


さて本日はこの後ほぼ移動日になる予定。
北海道を横切るように富良野方面へ向って走ります。
 
女満別空港あたりを走っていると、昨日のチャリダー君が!!
このあとどこへ向っていくのでしょう・・・・がんばれ!!


国道39号線(北見国道)をひた走り・・・・北海道らしい景色と郊外店の景色を繰り返し。
道の駅『おんねゆ温泉』ではソフトクリームを。
noシュガー、noミルク!!というヘルシーなソフト・・・これがめっちゃうま!!
ここ、広くていろんな施設が公園内にあって結構楽しめます。
相方は以前、この近くのキャンプ場で泊まったらしく、なつかし~景色を見に道の駅の奥へ。
ストリップ劇場・・・・・・・。
ちょっと寂しいさびれた街・・・・という印象・・・・・一応温泉街なのですが。


石北峠では熊と記念撮影

層雲峡のあたりの景色もなかなか迫力あります。
ちょっと眠くなってきたので交代で運転。
で、上川で旭川紋別自動車道に乗り、一気に旭川へ。

ここで仕事場のおねーさんSさんお勧めのラーメン屋さん『よし乃』へ・・・・聞いていた場所ではなく、違う支店でしたがみそがうまい!!!もやしが山になってます。麺にたどりつくまでに時間差あり。

さらに街なかを走り、キャンプ用品のお店『秀岳荘』へ。
これがまた心惹かれるものが多いお店で。
そろそろTシャツがきれてきたので物色。パタゴニアのかわいいのが・・・・ただお値段がかわいくないのよねぇ・・・。



さぁ、国道237(花人街道、別名富良野国道らしい)で目指すは美瑛、富良野!!
私にとってこの旅のクライマックスと位置づけており、期待も大きく。
わくわくしつつ、はやる心を落ち着かせて参ります。

このときに寄ったスタンドで入れてくれた男子が、これから行く予定のキャンプ場の近くに実家があるとかで「困ったら寄ってください!」って・・・・ありがとう!でも名前も聞いてないけどね!!


途中で見たチャリダー、ガッツ!?

なんとなく美瑛らしい景色!?

道の駅『美瑛丘のくら』で情報収集しつつ、スタンプをポン!
そうそう、こっちきてからそれぞれの道の駅でスタンプを押すのも楽しみのひとつになってます。

今晩の予定していたキャンプ場。
これがまず最初に見たのは『上富良野町日の出公園』。
ここはかなり設備のしっかりしたファミリー用って感じ。
人気があるみたいですでにテントも多くみられ、ライダーさんたちも多い・・・が、結構住宅街の中って感じだったのでもうひとつの候補地へ。

今度は中富良野の『森林公園』。
ファーム富田のすぐ近くなのでなにかと利便性がよさそうだし、森の中って感じでいかにもキャンプ!って景色だったので今晩はここに決定。
しかし・・・・・・・・相方「あ、主がいる!」
長期滞在の人(昼間はバイトしてたりする)がいたりしてそういう人のテントは分かるらしい。
ん~~~、と思ったけどもう移動するのも遅い時間なのでとにかくテントを張ることに。
これが地盤が硬くなかなか手こずる相方・・・・・・・。
しかも毛虫が多く、これにも閉口する。
ん~~~~、なんか、何だかなぁ・・・・・・・・・。
でも富良野は二泊する予定でもうお金も払っちゃったしなぁ。

森林公園というだけあって、木々が多くて静か~~~~~・・・・・。

とりあえず風呂!!
朝のポタからどっかで風呂~~~!と思っていたにもかかわらず、どこにもよれなかったので早くお風呂で汗流したい!!
当初は有名な某施設に行こうと思っていたけど、相方の体調が思わしくなく富良野駅近くの銭湯を探すことに。

駅前の観光協会で「近くに銭湯ありますか?」と聞くと、
協会の方がにっこにこして「ありますよぉ~~、富良野唯一の銭湯が!」と地図で案内してくれ、そこへ向う。
駅の裏の方・・・普通の住宅街・・・ちょっと古い建物や公営住宅が多く見える中。
そんな中に『福の湯』はありました。

・・・・・・ここは多分30年は時が止まっています。
昔小さい頃に通っていた町の銭湯そのまま!!!
カランも固定式のシャワーも、真ん中の湯船も、昔ながらの番台も・・・ドライヤーは椅子式の頭をかっぽり入れるやつが現役。
す、すごい・・・・・・あまりの懐かしさにかなりのノスタルジーに浸りながら入浴。
昔通っていた銭湯で母親に頭を洗ってもらったこととか、飲んだジュースとか・・・いろいろ想い出してしまった。

そこからお目当てのお店『唯我独尊』へ。
駅前すぐにあるはずなのがなかなか見つからず、駅前をぐるぐる・・・交番で聞いたら即答えてくれました。
やっぱ地元では有名なのかな。

行ってみると確かにこりゃ分からんわ・・・という建物。なかなか個性的。
駅前なのにここだけ森の中みたい。
案外すぐ入れてもちろんここの目玉メニュー、ソーセージカレーとサラダとオリジナルビールを。
           
全てがすっっっごいうまい!!
ここの名物オーナーの煮込むカレーはどこにもない味!!
手作りソーセージは絶品!!!!
ほんとに面白いお店で、ぜひHP見てみてほしい!絶対行きたくなる!

食べ終わってから元気な名物オーナーに「美味しかったです、富山から来たかいがありました~」と伝えると・・・

「あ、僕も富山なんだよ、砺波!」
って・・・びっくり~~~!
北海道は富山県人多いって聞いてはいたけど、まさかここのオーナーまでが富山人だとは。
なんとなく嬉しい気持ちで店を後にします。
ここは他でビールやパンも作っているので、ぜひそれも口にしたい



さてさてテントに戻るとライダーさんが何人か増えてます。
それにしても静かすぎる・・・・・ので、早めに寝ることに。おやすみ~。
明日はあの景色を堪能するのだ!


次回『来たぞ憧れの地 編』へ続く!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/5地球は丸かった編

2008年07月21日 | 北海道野宿的新婚旅行
            

明け方四時ごろ・・・・がやがやと昨晩の馬鹿者・・・いや、若者達が撤収していく音で目が覚める。
彼らはどうも管理人が来る前に料金未払いで逃げようとの魂胆・・・・?(-_-)
まぁとりあえず起きちゃったので、こちらはまったり朝食の準備
昨日買った『花花』のかわいいパン。玉ねぎぱんやポテトフォカッチャ、いちぢくライ麦ぱん、とまとぱん・・・変わり種も多くて、でもおいしい~~~~


早朝のうちに片付けをして、屈斜路湖畔の散歩道へ。
鬱蒼~~~~っとした木々の向こうには
こんな景色!!
少しだけ水に入ってみました。冷たくてきれい~~~


朝の散歩を終え、旅路は続きます。           


            
牛さんたちの放牧風景、霧の中でなんだか幻想的。   謎の黒い物体は包まれたロールバーム・・・怪しい。

そんな風景を楽しみつつ・・・(てかホントにどこまでも真っすぐの道で、どこまでも放牧地・・・どこまで続くのかちと不安にかられることすらあり)・・・途中、『からまつの湯』に寄りたかったのに、近くまで行くも見つからず。我々同様、さまようライダーと何度もすれ違い何となく居心地悪くなり諦める・・・・まじでどこにあるの~~~^???


で、地球が丸く見える展望台、『開陽台』!!
観光客にまぎれつつ登ってみると・・・・

 
見える、見える!!360°広がる景色、地球は丸い!!山があんまりないから地平線なのね。唯一私の後ろに羅臼岳?が雲にかくれて見えてます。
ほんっっとに放牧地ばかり・・・色が緑しかいらないんじゃないかというくらい。
いや~、こんな景色はさすがに地元では見ることのかなわぬものです。
お天気がよければ国後島まで見えるとか。


当然、ここでもぐるめ~。
アイスクリームに相方はエゾシカジャーキー。(←これがすこぶるうまかったらしい)

そして降りてくるところでこれまたいい景色が!


縦につづら折りなどこまでも真っすぐな一本道!!
某ツーリングマップルの表紙にも採用されたというここからの眺め。
なかなか感動しました。

またもや海沿いの道、335号線(国後国道)に出て、海沿いを一路羅臼に向います。

『ドコモのFOMA使えます』!!!

・・・・このあたりは国後島を間近に見ながら走れるはずだったのに・・・・・やはり霧で何も見えず
羅臼が近づくにつれ、霧も濃くなり・・・・『道の駅 知床・らうす』に着くころには国後はとてもとても見えず。

が、ここでもワタクシのお楽しみのひとつが。『純の番屋』(BY 北の国から)を見ること!

道の駅内で資料やロケ地マップを手に入れ、もちろんお土産物色。
さすがコンブ物多し!トド肉のかんづめなんかもあるし。
試食もなかなかの充実っぷりでとうぜんほくほく試食三昧


そこから歩いて5分くらいのところに『純の番屋』が。
今は定食屋さんになっているようです。
いや~、ドラマの場面が思い出される~~~。
もちろんBGMはさだまさし意外ありえず

「お昼ごはんどうする~~~?」
来る途中で見た定食屋や道の駅の中のレストラン、この番屋・・・選択肢がありすぎて迷う~・・・・で、羅臼の街なかまで行ってみようということに。

約10年ぶりに来るという相方、道がすっかり変わっていることに気づく。
新しい道はこんな田舎でもどんどん出来ていくのね・・・・・。

ちょっと寂しい羅臼の街なかで入ったのは『知床の里・御料理 味の関所』。
上がりに座るとあるわあるわ、芸能人たちの食べてる写真!かなり有名?なお店なのかも。
で、ちょっとがんばって頼んでみたのは・・・・・
うに・いくら丼 1800円!

さけ親子丼 1200円!どちらもお新香とみそ汁つきなり。
うんま~~~~~~っ!!!
ここ、ラーメンのオーダーも多く見られたんですが、それもお勧めだったのかも。
何気なくテレビを見てると、「東海北陸道開通」のニュース。
それを見てる他のお客さんたちが「繋がったんだね~」なんて話してて何だか不思議な変な気分。ここ北海道なのよねぇ。


さてそこからは知床峠を越えていきます。

その入り口というぐらいのところには国設のキャンプ場が。
相方はここに泊まったらしく「なつかし~~~、でもえらくきれいになった~~~・・・」と半なげきのようなコメントを。
森の中でいい感じのとこです。たぶん。

ふと目の前を見ると
エゾシカの親子!!!
写真を撮りつつ近づいていったのに・・・・じっとこっちを見つめて動かない。
ひゃ~、こんな近くに来ても悠々としたもんです。
子鹿、めちゃめちゃかわいいのですけど!!!!!あああ、どきどき。


このキャンプ場の目の前には『熊の湯』(森の中の露天風呂!)。
わくわくして女性風呂の方へ・・・木の枠に囲まれてるので安心安全?
誰もいないので独り占め~!(でもホントは混浴を期待してた・・・ちゃんと水着も用意したのにぃ~)
お湯が白く、イオウのにおいがすっごい!!
ん~~~~~~~~・・・・・でも囲まれてるだけあって、木々の葉っぱしか見えず、ちょっとつまんない。

お湯から出て、向こうはどうなってるのかな?と見てみると・・・・・
この向こうには
壁などなし!男子たちが皆(とうぜん)裸で入浴中!!!
きゃぁぁあ~~~~、ごめんなさ~~~い!!!・・・・とかわいく叫ぶでもなく、おわっ!?とびっくりしたぐらいですが。
いや、普通にシャンプーしてる人とか見えてびっくりっす!
でも男子はいいなぁ・・・・開放的なお風呂で・・・囲まれてるとあんまり意味がないというか・・・
しかも飲めると書いてあったので、ついお湯の出てるとこまでいってそのまま手ですくおうとして・・・あちっっ!!・・・やけどするしめちゃめちゃ源泉熱いんです。

相方「前にここに入ってたとき、写真撮らせてくださ~いって女の子たちが来たりしてたよ」って。
強者~~~~~~!!


ほかほか(つか暑っ!)の体で、手ぬぐいを車の中で干し、次なる目的地は『知床峠』
     おお!
   目然に羅臼岳が。周りは自然のみ。手つかずの自然がここにあるのね。
遠くにうっすら国後島が見えました。

さすが観光客は皆、『知床峠』の木の看板前で写真撮る撮る。
私も相方を誘って撮ってやろ~と思っていたけど、あまりにベタすぎて却下されました


峠を下ったあたりから右折して『知床五湖』へ。
人だらけの駐車場を抜けて、知床の自然そのままの湖へ。

熊がよく出るみたいで、出没したときの対策法などが看板に書いてあり、リアルに恐いです。
ネイチャーガイドさんに引き連れられた人々の横で、何気なく話を盗み聞きする我々・・・。
木々が枯れていく原因のひとつに鹿がいるそうな。
鹿が木の皮を下の方だけ食べちゃうから、その木自体が枯れてしまうのだとか。
最近増えすぎてるとかいう話だし・・・かわいいエゾシカだけどいろんな弊害もあるみたい。じゃあどんどんエゾシカバーガーを作って・・・ごにょごにょ。

しっかし人が多い・・・まぁ世界遺産ですからね~、仕方ないけど・・・中国の方々がやたらと目立ちます。
こんなに観光に来てるんだなぁ~とある意味感心。

思っていた以上に暑くなってきて、長袖シャツをワンピの下に着てしまったことを激しく後悔・・・。
日差しもつよ~~~い!
中国人さん、キャミソールなのに。


さてあまりにも混雑するので2湖までみて退散。
道の駅『うとろ・シリエトク』で一休み。かなり立派な建物です。
・・・・・あ!!エゾシカバーガー発見!!!!!¥300。
うおおおおお~~~、あんなにショックだったのに、嬉しい~~~~
あまりの嬉しさに写真を撮るということまですっかり忘れ、むしゃぶりつくワタクシ。
肉は・・・やはり獣肉。ちと固め。でもうまい!
あああ、天は我を見捨てなかった・・・



そのままひたすら海沿いを網走に向けて知床国道を進みます。

馬が放牧されてます。実際はもっとたくさんいるのよ~!ちょっと幻想的。

原生花園(北海道遺産)や湖を遠くに見ながら、走ります。
網走の方面のお天気がやや気になります。ちょっとどんより・・・・。

時間がないので網走の街なかをスルーして、女満別まで参ります。
そこに良さげなキャンプ場を見つけてあったのでそこを目指します。
網走湖のまわりにはキャンプ場が多いみたいで、そこに至るまでにもテントを見かけました。

そしてもうひとつ、大事なことが朝食のパンを買うこと!
パン屋さんは閉まるのが早いし、遅い時間に行っても品数は少なくなってることもしばしば。
しかも女満別で行きたいパン屋があったので、焦りつつ進みます。
キャンプ場の入り口も分からず、迷いつついると・・・

相方「あれ、パン屋じゃない!?」
あんたはエラい!!!
『ブランジェ アンジュ』(北海道小麦のパンの店)発見です!!
18時閉店のところ、17時半くらいにぎりぎり滑り込み~~~~!!
かわいいお店の中には、これまた心惹かれるパンがすらり。
こんな時間だというのに結構種類があります。

「さっき夕方に夕立があったせいか、今日はお客さん少なくて結構残っちゃったんですよ。いつもならもう種類残ってないんですけど・・・」
うわ~~~~、ラッキー!ワタクシのパンへの執拗な執着心が神をも動かしたか!?それとも天気まで左右した!?
ほくほくしてパン選び
どれもこれも美味しそうで・・・朝食用なのでお惣菜パンを中心に選びます。
あ~、嬉しい~~~~~


そこから湖畔に至る道が分からず迷いつつ・・・もう少し進むとおっきなゲートあるじゃん!!
ゲートから真っすぐ入ると木々の間から湖が見えます。

湖を眺めつついられるのだ。
景色はさいこ~、しかもリスまでいるし!
テントはすでに4、5くらい建ってますが、広い敷地なので気にならず。
おじさんらしき人が一人で小さな一人用テントの入り口に座り、猫とコミュニケーションしてたり・・・・向こうのテントはここで知りあった同士かな?三人でメッシュテントの中で談笑。
ん~、ここは平和そうです。


買い出しに街なかへ戻り、近くのスーパーへ。(この辺ってA COOP多くない!?)
その中でいかにもチャリダーらしき、ちょいイケメンな男子(同じくらいの歳かなぁ)が真剣に食材を選んでます。
外にその人のであろうチャリもありました。(荷物がきっちり積まれてる~)
かごにはお肉が入っているとこを見ると、今晩はひとり焼き肉ですか?
我々も晩ご飯のお惣菜を買い込み、テントへ戻る。
コロッケやらサラダやら。
ろうそくの灯火のみの中で、湖を眺めながらまったりごはん。
何だか幸せ~~~~。

このキャンプ場のすぐ近くに『めまんべつ温泉 湯元ホテル山水 美肌の湯』という温泉があるので、お風呂道具を持って徒歩で向います。なんと370円で入れる、きれいで広い源泉掛け流し温泉です!(アルカリ性単純泉で、しっとりしてた)
すると先ほどのチャリダー君もいました。
やっぱこの近くでテントしてるか、ライダーハウスにでも泊まっているのでしょう。
真っ黒の肌してました。

湯上がりにぐいっとコーヒー牛乳を飲み、相方はマッサージ椅子でまったり。
これもまた至福の極み


ほてった体に網走の空気が気持ちいいわ~。
湖を眺めながら相方はお酒タイム。
遠くでわんこの鳴き声も聴こえます。
ワタクシは今日の盛りだくさんな出来事を思い出しつつうとうと・・・・おやすみ~。



次回『走るメルヘンの丘!編』へ続く~!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/4行く先真っ白編

2008年07月18日 | 北海道野宿的新婚旅行
ピチュピチュピチュ・・・・・・・・

鳥の鳴き声で目が覚めた。
外はもう明るくなっているのですっかり朝かと思いきや・・・・まだ3時すぎ。
緯度の関係で朝がくるのが早いのね。
外は夜中に雨が結構降ったみたいで、芝がしっとり濡れている。
・・・・つか霧。

初寝袋にもかかわらずすっかり熟睡したワタクシ。
気持ちいい朝~
肌寒いのでしっかりパーカー&ジャケットを着て寝袋に入ったのだけど、これは暑かった・・・汗かいてたし。
寝袋の力を軽く見ておりました


朝食は昨日買ったますやのパン。
相方はそれにソフトカツゲン。
外の緑を眺めながらのごはんは超うまい~~~!


初撤収にちと手間どいながら作業をしてると、ここの管理人さんが軽トラで登場~。
使用料(確か)500円×2人=1000円をお支払い。
空はなんとなく晴れてきそうな気配も見えつつ出発!



       



目指すは釧路。
途中で寄った道の駅足寄にはチーズ工房があるらしかったのだけど、朝が早かったために見れなかった(てか食べれなかった・・・早朝から動くとこういう残念なこともあるのだね)

相方は「なつかしい~~~~~」を連発しながらのドライブ・・・。

小さな街をいくつか抜けて、いくと気づいた。
みんなお家はコンパクトサイズで四角くてお屋根に瓦がない!
寒いとこだから瓦がないのは納得・・・だけどなぜにみなこんなにお家が小さいの????
肌寄せ合って寒さをしのぐ?
この疑問は旅の間(いまだに)ずっと離れませんでした。
どなたか明確な回答を!!

芽登のカラオケ屋・・・・??現役??

さて白糠あたりで久々に海に出る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・真っ白。


何にも見え~~~ん!!
海かどうかも分かんない~~~~~!!
霧がすごすぎて何にも見えません・・・・!!!

道の駅しらぬか恋問で休憩してみるけど、霧は一向に消える様子もなく。
こんな中でも旅人ライダーさんは走っている・・・。
釧路市街に近づくも白さは変わらず・・・すぐ横を見て「もしかして湿原ってるかも!?」などと想像のみで景色は見えず。


ちと迷いつつ(北海道の街ってなんでこんなにわかりずらい!?)たどり着いた釧路の和商市場!!

もちろん目的は勝手丼
市場内でごはんを別に購入し、お魚屋さん(いっぱいあって迷ううえにそれぞれのアピールもすごい!)でごはんに盛る具を選ぶシステム。

うに、いくら、しゃけ、さば、たまご、もろもろ・・・・うま~~~~~~!!!
ちょっと早いお昼ご飯だったので相方「入るかな~」と言ってたくせに、しっかり完食!
うになんて、こんな美味しいの初めて食べました。(うちではほぼうにを食すことはないしね)
あああ。カロリーも相当なのに・・・・。


美味しい気分をしっかり味わった後は湿原を見るため、またもや海とはおさらばして内陸へ。
細岡展望台。
そこまでの道のりもすごかったけど・・・何も見えませんがな。
目をこらしてやっとぼや~~~~んと見える・・・・かな・・・・・。
あああ、残念。いつかこの景色リベンジ!

でもその後丹頂鶴発見!!!た、たぶんたんちょうづる・・・・。

       


次に目指すのは摩周湖
       はい、当然真っ白です。
晴れた摩周湖を二人で見ると別れるという言われもあるそうなのでいいのか・・・でも白すぎてここがどこなのかも分かりません。

ん?何かいるぞ?

    あ!!!
        キタキツネ~~~~~

こいつは絶対に触ってはならぬと相方に強く言われていたけど、まさか触れるくらいに近づけるとは思ってなかったのだけど。
「何かくれ~」と言わんばかりに向こうから近づいてくるし!!
かわいいけど・・・かわいいけど・・・・きちゃないのだ。
慌てて避けて車に乗込むと、こいつ、車舐めてるし。(ええええ!?)
あ~、びっくりした~。けどらっきー!やっと北海道らしい動物に目前で会えた



さらに期待のグルメ、エゾシカバーガーを食すため、道の駅摩周温泉の敷地内にある『sweet home sweet』(だったかな?)にわくわくして向うと・・・・・お休み!!??
           が~~~~~~  ~~~~~~~ん!!

相当ショックなワタクシ・・・次の目的地川湯温泉へ。
この川湯温泉駅、なんとカフェが併設されているのです。
  

時間が遅かったため、相方はソフトクリーム、私はプリン。
これもまたうま~~~~~

窓の外には列車が。

このカフェの前にもうひとつ気になった雑貨屋さんがあることを発見。
入ってみると木のガラスケースに天然酵母パンが並び、作家さんの器、アジアンな雑貨や服が。
しかも、奥の畳の間にはクイックマッサージチェアが!!??何とも不思議感たっぷりなお店です。
美味しそうなのでパンを購入。
ここの女性のオーナーさん、何ともアジアンでアフリカンな雰囲気で元気な素敵な方でした
好きなものをめいいっぱい詰め込んだようなお店・・・・・私の理想がここにありました。
うわ~~~~、好きだな~~~~~。
ちょっと自分の目指したい方向がこのお店のおかげで見えてきたような気がしました・・・。
 ごゆるり処 ぱん 雑貨工房『花花』(ぱなぱなと読むらしい) また行きたい!



さてそろそろ今宵の寝床を。
今回は屈斜路湖畔の『和琴半島湖畔キャンプ場』。
湖の側なんですが、内陸側しか解放されてなく、湖はテントからは見えず。
キャンプ場内には年配ご夫婦が二組だけ。
なんだかいい雰囲気です。

張り終えてから摩周温泉まで戻り、地元スーパーでお惣菜を買い込む。
料理をしないでそこでしか食べられなさそうなものを簡単に食べるのもまたオツ。
それから川湯温泉あたりの(かなり走った!!)小さな民宿(名前忘れた)で掛け流し温泉に入らせていただく。
ちょっと昔なつかしなお宿で、お風呂も貸し切り状態
気持ちよかった~。



で、テントに戻ると・・・・・・ここからが悪夢の始まり。
馬鹿者ども・・・いや若者たちがうちらのテントの真横でどんちゃんさわぎ!!!!!

  相方→ 怒。

静かなキャンプ場で夜にバーベキューで騒ぎまくってはいけません。
人生語ってるけど、その前にマナーを守ってくれ!!!!!
女の子達のキャーキャー声もここではえらく響くのです・・・・。

結局耐えきれずに注意して静かにしてもらいました。 相方えらい!
はぁ~~~~、とんでもない夜だわ。ききわけのよい子たちでまだよかったけど。


ちょっと雨の残る中、やっと静かになったキャンプ場でおやすみなさ~~い・・・・



次回『地球は丸かった』編へつづく!!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/3上陸爆食編

2008年07月17日 | 北海道野宿的新婚旅行
「おおおおお!!あれに見えるが北の大地、北海道、小樽の港!!」

ということで早朝4時過ぎ、小樽のフェリーターミナルに到着。
朝焼けがあんまりにもきれいで、やっぱり大勢の方が外に出てました。


降りるときは一緒に車に乗って出られるということで、しばらく車の中で待機。
ううう、わくわく感でいっぱいです。

フェリーの下にはさっそく検問の警察が。
外人さんファミリーは停められてました。
フェリー内で見た南米系の男性(私らは勝手に心でロペスさんと読んでいた)で、スカーフを常にたなびかせていた人(怪しさ満点)もきっと声掛けられてんだろうな~。
サミットの影響がここにまで。


さて小樽。時刻は午前4時半。
当然誰もおらず、どこも開いておらず。
誰もいな~い。

で、高速に載り、一気に帯広まで向います。
     
   

札幌の都会な町並みをちらちらとちら見しつつ、だんだんと北海道らしい景色に移り変わっていきます。
見たかった牧草地。
あちこちに生で見たかったロールバームもころがってます♪
うわ~、意外と大きいのね。(ちょっと美味しそう)


高速の終点は夕張。
あの夕張。
実際に目然で見るとやはりどこか寂しげな印象が・・・・。

しかし。
ここでまた相方の儀式その2。
セイコーマートで『ソフトカツゲン』を買う!

ヤクルトっぽい飲み物なのですが、こっちではスタンダード?らしい飲み物。
北海道に着いたらまずこれを飲むそうな。(なんだそりゃ)


夕張のひなびた町並みと、道ばたにあるある!メロンの販売所!!
さすがメロンの街ですね。
まだ旅は始まったばかりなので、そこは横目で眺めつつ先を急ぎます。





帯広市街地に入るころ、気づくと大きな道沿い(国道)には巨大なトラクターや農機等々がずらり。まるでガンダムちっく・・・・。
見たことないようなでかさの重機が何kmにも渡っておいてあり・・・(そういう会社がたくさん並んでいる)やはりでかい土地は違うな~と感心し。

さて、まずは帯広。
市街地で車を置いておけそうなところ・・・『緑が丘公園』でさっそくポタ準備!
かなり広い公園のようでゲートボール?をしている方達がたくさん。

で、自転車道らしきところを走り・・・駅まで向います。
ここでのお目当ては『ぱんちょう』と『六花亭本店』!!

地図を見ながら駅前の『ぱんちょう』到着。
ここは元祖 豚丼のお店なのだ!!
にくあつ~~~~~
たれがうまいのか、肉がうまいのか・・・さすが絶品です
早めに入ったのだけど、次から次とお客さんが絶えない・・・。


北海道上陸後、初のグルメとしては大成功でしょう。

さてお次はさらに街なかに向い、六花亭本店へ。
・・・・立派なビルで気づきませんでした・・・・。
まさかお菓子屋さんがこんなすていたすな様相になっているとはつゆ知らず

こんなザックを担いで入るのは、とてもとても憚られるような。

と、思いきやかなりお客様は庶民的で一安心。
でもお店の方達はまるでキャビンアテンダントのような感じ。


ここでワタクシの本能がうずく。
バターサンド大人買い!!!!
他にも美味しそうなスイーツ買いまくり!!!!
もちろん旅のお供にしてしまっては大変なことになるので、クール便で送り届けていただきます。
送料込みで約9千円なり。
しょっぱなから飛ばしてます


再びほくほくの顔で外に出て、自転車でこぎ出すが・・・・寒い。
ので、車に戻り、途中『ベルグハウス』というアウトドア用品のお店を覗いて国道236号へ。

市街地を出ると牧草地ばかりが目につきます。
まっすぐな道は走りやすく、うっかりするとスピードが・・・・うにょ。

途中、あの『幸福駅』が。

名刺の数がすごいです。
相方が以前に来たときとは景観がちがう・・・と言っておりましたが、どうも観光地らしくなってしまっているようです。

そこからさらに進むと(市街地から30kmくらい)次のお目当て『花畑牧場』です!
言わずと知れたあの田中義剛の牧場ですね。
もちろんなまきゃらめるぅ~~~~&プリン
うわさに違わずとろけるキャラメル・・・うんまい!!
これはオークションでも人気だというのも納得。(メルシーが柔らかくなった感じ?)

ここではいろんな動物たちとふれあえます。
うし~

なかよし~

むふ
このにやけてるのはリャマとかいう南米系の動物らしい。

他にも犬もいっぱい、やぎやら豚やら、チーズ工房も外から見学(うまそ~)
義剛さんのお家も向こうに見えます(でか!)

   

さてそろそろ今夜の寝床を確保しなければなりません。
国道241を今度は逆方面に上ります。
時間が許せばまだまだ行きたいところ、食べたいものがあったのにぃ~・・・泣く泣く帯広市街地を離れます。

と思っていたら、途中で寄ったスーパー内に、行きたかったパン屋の支店が入っていることに気づく。
さすが私、らっきー!!!
『ますや』音更店、うちの近くにあればしょっちゅう来るのに・・・っていうぐらい、美味しくて種類もあって、それなりにリーズナブル。
これは明日の朝食になるのだ。


さらに上に向って目指したのは『上士幌町航空公園』。
これが探せど探せどなかなか見つからず・・・・コンビニ(もちろんセイコーマート)で地元民らしき若者を捕まえて場所を聞く。
やっと見つけたキャンプ場はすでに3組のテントが。
で、さっそくうちらも初張りテントを!!

じゃーん!
相方が悩みに悩み?こだわって買ったスノーピークのアメニティドーム(とかいうらしい)
とうとう時間がなくて本番で初張りになってしまったものの・・・意外と簡単に出来上がりました

ここ、すごい鳥の鳴き声が聴こえてうっとり。
芝だし、トイレも水洗できれいだし、街なかも近いし、いい感じ。
ちょっと遅くなってしまったので、本日はこの上士幌の小さな街の小さなお食事処でラーメンと相成り。
その後で『上士幌温泉ふれあいプラザ』という公共の施設?でお風呂タイム。
単純泉だけどしっとり。
きれいな施設で、奥のスタジオらしき部屋ではフラダンスの練習もちら見え。
ほんとは十勝のモール泉に入りたかったんだけどね・・・・・・・それは次回にとっておくこととして。


夜更けになるほど霧が出てきて、やっぱり寒い。
人生初の寝袋睡眠・・・これが意外な程あったかくて気持ちいい~♪
キャンプ場内のライトが明るいせいか、鳥たちも鳴きやむ気配もなく、鳥の声をBGMにおやすみなさ~~~い


意外なほど熟睡してしまった夜なのでした。


次は『行く先真っ白編』へつづく!

北海道爆走ぽたぽた日記 7/2出発フェリー編

2008年07月16日 | 北海道野宿的新婚旅行
行って参りましたよ、北海道!!
ベタですが・・・・ホントに北海道はでっかいど~!!でした。

今まだ興奮さめやらず・・・頭の中身はすっかり遠い北の大地の毎日でございます。
ということで。
この旅の記憶をぽたぽたと記録していきたいと思いますので、どうぞお付き合いを





まずは出発当日7/2(水)。
ワタクシと相方、二人とも仕事をダッシュで終わらせ帰宅。
さらに高速ダッシュで準備をし、早朝(いや、深夜か?)AM3時半、我が家を出発!!

     


一路新潟港へ。
朝焼けが正面に現れ・・・旅の期待も膨らむ~~!!

が。
いきなり高速を降りて、新潟の街なかで迷う
フェリー内で食べる食料も確保せねばならんのでちと焦る

相方は車で乗込み、私はターミナルの乗り場から。

 で、でか!!
今回は「ゆうかり」。
大きさにびっくり・・・乗り馴れた相方とは感動を分かち合えず

乗込み、船内のフロント(ホテルのフロントのよう)で鍵を受け取り早速部屋へ。
一応新婚旅行という名目のため、一等船室なのだ
部屋の中にはベッドが二つにクローゼット、洗面台、テレビまで!
ほんとにホテル並みです・・・。


相方が眠りこけてしまう前にまずは船内探検。
ロビーにはこんなオブジェが。誰かかくれてますね。

カンバンで乾杯しながら出航の様子を眺める。
ちなみに相方は出港時に『サッポロクラシック』?を飲むのが儀式になっているらしい・・・。


あとは相方は爆睡タイム。
私は売店でコーヒーを買って、持ち込んだ文庫本と共にプロムナード(廊下に海に向って椅子が並んでる)でゆっくり読書タイム。

     至福~~~~~~

夕方には大浴場で海原を眺めながらのお風呂タイム。
揺れるお風呂で大海原の波を眺めながら・・・って不思議な気分。
あんまりにも気持ちいいのでゆっくり窓にへばりついてお風呂に浸かってしまいました。
波がきらきらきら・・・ああああ、のぼせそう・・・・


夕ご飯はレストランで。
順番におかずを取って、最後にお支払いをする方法。

これからの一週間に備えてちと控えめにしております。


そうこうしているうちに陽も暮れて・・・・。
姉妹船と行き交います。

夕日がまさに水平線に落ちて行く様子は感動ものでした。
他にも沈む夕日を見るのにお客さんがみんなカメラを持って廊下に集合しておりました。
海しか見えない景色で赤く染まった空。
こりゃ撮りますわな。


全然寝てないうちらは早めに就寝。
それはいいけどひとつ疑問。
海上に出たとたん、携帯の電池がえらく高速になくなっていくのはなぜ!?
充電してもしてもちょっと使うとすぐなくなるのだ、WHY?

さて明日は朝10:30には小樽です。
ううう、あまりのコーフンにどきどき・・・といいつつ爆睡なワタクシ。
ゆらゆら揺れてるからだに違和感を感じつつもおやすみなさ~い




上陸編へつづく

厳戒態勢!

2008年07月09日 | 北海道野宿的新婚旅行
どこもかしこも警察やら機動隊やら、中国人やら食欲魔人やらへっぽこ自転車人やら…(-"-;)

こんなときに札幌に行く私ら…でも豊平川自転車道走れたし、よかったことにしよう♪

写真のコーヒー牛乳はここだけのかな?美味しかったけど量は牛なみ。