小さな命

５月１１日（木）　　強風～　　１２８日目

昨日はすごい雨＆雷＆風でした　そんな中、幼稚園にお姉ちゃんをお迎えに行きました　

教室から出てきたお姉ちゃん。私に「はい、てんとう虫」とプリンの空きカップで作ってある容器を渡されました。
「えっ・・・てんとう虫」　中にはナナホシテントウが一匹ちゃんと空気穴まで・・・先生が作ってくれたみたい。

そこで先生に聞いたところ・・・少しの晴れ間の時にお外に出て捕まえたそう。先生は「逃がしてあげよっか。」と言ったのですが、「うちに連れて帰る～」と聞かなかったので「じゃあ、お家で逃がしてあげてね」　といういきさつだそう。

私も「逃がしてあげないと。」と言いましたが、とっても強情なお姉ちゃん（注：ママゆずり）なので、聞くはずがありません　すごく雨が降っていることもあって、とりあえずお持ち帰りすることに・・・

家に帰って来て、「てんとう虫さんだってママに会いたいよ～おうちに帰りたいよ～って言ってるから、返してあげよう。」　なんて作り話をしても、まだ渋るお姉ちゃん。
「じゃあ、てんとう虫さんの絵を描いたらバイバイしようか。」とママの提案に、お姉ちゃんはうんと、逃げ回るてんとう虫を書きました
　　　　
　　　　虫メガネを見て書いたので足がリアル・・・

「じゃあバイバイだね。」と言ったらお姉ちゃんはうわーんと泣き出しました。たかがてんとう虫を逃がすのに、ここまで泣くか～　そんな姿はちょっぴり可哀相に見えたので、「じゃあもう少し遊んだらね。」　そう言いました。

それから数分がたち、ふっとてんとう虫を見ると・・・動きません。「死んじゃったんだよ。お姉ちゃんが早く逃がしてあげなかったからだよ。」というとお姉ちゃんはわんわん泣きました。

埋めてあげようと、マンションの下にある花壇の土を掘り、容器から出そうとつまんだら・・・動いたのです　「良かったね、まだ死んでなかったね。でもてんとう虫はお外が好きなんだから、お家に持って閉じ込めちゃ可愛そうだってわかったね。」　お姉ちゃんは「うん」とうなづきました。　　あ～良かった・・・。

ママの気持ち・・・

生物や植物もみんな生きていて命があるんだ、でもその命は短いんだっていう事を、まだ小さいお姉ちゃんになかなか分かってもらうのは難しい。もちろん、生き物を可愛いと思い大事にしようとする気持ちは大切なこと・・・
でもその一方で、その小さい命を人が勝手な都合で粗末にしてはいけない。
幼稚園に咲いてるお花もぶちぶち引っこ抜いちゃうし・・・　

　・・・うーんむずかしい　どうやって伝えればいいのかな～

でも今回の事で少しはお姉ちゃんも何かを感じてくれたはず

そんな事を考えながら、ママの頭の中には
「みんな～おなじ～生きているから～ひとりにひとつずつ大切な命～」
という歌が流れたのでした

※何故だか不明ですが、今日の記事にスクロールバーが付いてしまってます
読みにくいと思いますが・・・すみません