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豚骨鍋の徒然なる日記

豚骨鍋による日々の生活とか社会情勢についてだらだらと綴る
その辺によくある特に何の変哲もないブログ

覚えたことの整理(殴り書き)

2009-11-27 17:04:23 | 政治・社会、国際情勢
主要7カ国の政治の概要?

<日本>
政治制度:議院内閣制(君主制型、下院第一党が内閣を担当するのが原則・・・なんだけど93年は小粒政党の超連立(ほとんど反則?)で第一党ぶっ倒しちゃいましたね)
議会:衆議院(下院.480人)、参議院(上院.242人)
政党:与党=民主党・社民党・国民新党、自民党、公明党、共産党など
戦後首相:東久邇→幣原→吉田→片山→芦田→吉田→鳩山→石橋→岸→池田→佐藤→田中→三木→福田→大平→鈴木→中曽根→竹下→宇野→海部→宮沢→細川→羽田→村山→橋本→小渕→森→小泉→安倍→福田→麻生→鳩山
*二回目の吉田以降、細川、羽田、鳩山内閣を除いて自民が与党

<アメリカ>
政治制度:大統領制
議会:庶民院(下院.435人)、元老院(上院.100人)
政党:与党=民主党、共和党
戦後大統領:トルーマン(民)→アイゼンハワー(共)→ケネディ(民)→ジョンソン(民)→ニクソン(共)→フォード(共)→カーター(民)→レーガン(共)→ブッシュ(共)→クリントン(民)→ブッシュJr(共)→オバマ(共)

<中国>
政治制度:一党独裁制?
議会(ではない):全人代
政党:中国共産党
戦後指導者:毛沢東→?→小平→?→江沢民→胡錦濤

<欧州>
【イギリス】
政治制度:議院内閣制(君主制型=日本と同じ)
議会:庶民院(下院)、貴族院(上院)
政党:与党=労働党、保守党
戦後首相:アトリー(労)→チャーチル(保)→イーデン(保)→マクミラン(保)→ヒューム(保)→ウィルソン(労)→ヒース(保)→ウィルソン(労)→キャラハン(労)→サッチャー(保)→メージャー(保)→ブレア(労)→ブラウン(労)

【フランス】
政治制度:半大統領制(議院内閣制と大統領制を折衷、大統領が国内政治を担当する「首相」を議会から任命)
議会:国民議会(下院)、元老院(上院)
政党:与党=UMP(国民運動連合、2002年RPR(保守)とUDF(中道)が合併してできた政党連合)、フランス社会党、フランス共産党
戦後大統領:ド・ゴール(UDR)→ポンピドゥー(UDR)→ジスカールデスタン(UDF)→ミッテラン(社)→シラク(RPR)→サルコジ(UMP)

【ドイツ】
政治制度:議院内閣制(共和制型=大統領ポジションあり)
議会:連邦議会(下院)、連邦参議院(上院)
政党:与党=CDU(キリスト教民主同盟)、SPD(ドイツ社会民主党)、FDP(自由民主党)、緑の党、SED(旧東ドイツの共産党を母体にしている)
戦後首相:アデナウアー(CDU)→エアハルト(CDU)→キージンガー(CDU)→ブラント(SPD)→シュミット(SPD)→コール(CDU)→シュレーダー(SPD)→メルケル(CDU)

【ソ連/ロシア】
政治制度:?/半大統領制(フランスと同じ)
議会:ソヴィエト大会/国家院(下院)、連邦院(上院)
政党:ソ連共産党/与党=統一ロシア(プーチンが作った)、共産党など
戦後指導者:スターリン→フルシチョフ→ブレジネフ→アンドロポフ→チェルネンコ→ゴルバチョフ/エリツィン→プーチン→メドヴェージェフ


こう見ると、日本の指導者変わりすぎなのがよく分かる
日本以外は平均10人くらいなのに日本は32人ですよ、政治制度はイギリスと同じなのにどうしてだろう

アメリカの外交政策

2009-01-29 14:47:52 | 政治・社会、国際情勢
今日は、最近勉強したアメリカの外交政策のことについて書いてみようと思う。
最後に更新してからもう半年も一記事も書いていないので今日は気合を入れて書いてみる。(それも携帯から)

アメリカの外交には伝統的に大きく4つのスタンスがある

まず、ジェファーソン(孤立)主義と呼ばれる立場。これは建国から第二次世界大戦時までアメリカが一貫して取り続けてきた孤立主義的政策である。1900年代前半までアメリカはイギリス・フランスと比べると遥かに軍事的に劣っていたので、勝ち目のない戦をするより傍観者の立場にたち欧州の戦線を見守ることの方が国益に適っていたからである。しかしアメリカは強豪揃いの欧州には関与しない代わりに南米やアジアなど植民地にしやすい国に対しては積極的に関与していくのだが(ペリーを日本に遣わせたように)。
この政策の支持者はアメリカは欧州のパワーポリティクスに関与することなく、中立的な立場をとることが望ましいと考えてきた。この立場は冷戦が始まりアメリカが西側諸国のリーダー的存在を強めるに従い影を潜めていく。共産主義勢力と戦うためには世界の指導者的な役割を演じ、他国に関与していく必要があったのである。

次にジャクソン(軍事)主義と呼ばれる立場がある。この立場はアメリカの軍事力の増強を第一義と考える立場で、ハードパワーによる問題解決を好む。軍事力は植民地支配競争時代においては最も分かりやすいパワーの証明となっていた。他国を自国に従わせるには圧倒的な暴力による支配が最も有効であることは言うまでもない。しかしこの力は冷戦集結までは国の力を示す至上のパワーであったが、ソ連が崩壊しアメリカに逆らう国がなくなった現在では、軍事力以外に経済力や技術力、また文化の力などソフトパワーが重要視されるようになっているため、以前のようにこの力は一概には国力を示す要素とならない。(だがこの力なくして国益を追求した外交はできるわけはないから今でも最も重要な力であることには変わりない)

そしてウィルソン(理想)主義と呼ばれる立場。アメリカ人は自分たちの国が自由主義と市場経済の思想を世界中に広めていくために選ばれた「神の国」であると考える。この考えに立ち人権や自由といった普遍的価値観を他国に浸透させていくというある種独りよがりな介入主義的立場をとる。その意味では上に挙げた孤立主義とは対象的な立ち位置といえる。理想主義の中でも2つの立場があり、ひとつは軍事的な介入により他国を民主化させようとする立場でありいわゆるネオコンと呼ばれる方々がこれに当たる。ジョージ・W・ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、ボルトン、ウォルフォウィッツ・・・などなどブッシュ(子)政権を彩った面子が勢ぞろいである。もうひとつは経済、貿易の拡大でソフトに民主化を促そうとする立場であり、ビル・クリントン政権がまさにこの立場である。

最後にハミルトン(国益)主義と呼ばれる立場がある。これも孤立主義同様、理想主義的スタンスとは一線を画する。要するにアメリカの国益第一であり、アメリカの軍事的、経済的繁栄を達成するために最善策を取ろうとする。アメリカの名だたる外交家は決まってこの立場を取る。ニクソン政権のヘンリー・キッシンジャーNSC補佐官、カーター政権のズビグネフ・ブレジンスキーNSC補佐官、新しいところではブッシュ政権のコンドリーザ・ライス国務長官…みなこの立場に立つ。国益を追求しない外交などありえないためどこの国にもこのスタンスはあるだろう。

このようにアメリカの外交政策は伝統的な4つのスタンスがある。どれかひとつだけを取るというのはあり得ないことで普通は複合的に絡み合って決定される。
例えば繁栄の90年代を築いたのビル・クリントンは、政策の立場でいえば理想主義と国益主義のミックスである。本来この2つのスタンスは対立するのだが、彼は経済的相互依存を高め他国との連携を強めることがアメリカの国益にかなうと信じた。中国との対話を重視し、市場開放を求めていくことにより中国を自由主義のシステムに変化させようとする狙いがあった。
対してブッシュ政権最初の四年間は理想主義と軍事主義のミックスである。イラク戦争によりサダム・フセインの独裁支配からイラク国民を救いだし、また世界の脅威となるであろう大量破壊兵器からアメリカ国民を守る、その手段として軍事力を用いた。民主化をさせるべく経済をその手段として考えたクリントン政権とは違う点だ。しかし実際兵器は見つからなかったし、五年にも渡るイラク戦争への財政予算の垂れ流しによりその分国内の社会保障など福祉がおろそかになり国民の不満を招いたことは誰もが知るところである。

こう考えていくと、今度のオバマ政権は果たしてどんな外交政策をとるつもりなのか非常に興味深い。私個人としては、孤立主義と国益主義のミックスになると思っている。理由はうちの教授が言っていたからである。

オバマに託された期待は2つ、アメリカ経済と外交上信用の回復である。

金融危機への対応として金融機関が抱える莫大な額の不良資産の買い取り、景気刺激策としての減税・公共投資…経済問題としてやることは山ほどある。クリントン政権と同様「経済」が政権を長期化させるたもの鍵となろう。クリントン時代の財務長官・NEC(国家経済会議)委員長ロバート・ルービンの流れを汲むローレンス・サマーズ、ティモシー・ガイトナーがそれぞれNEC委員長、財務長官に選ばれていることから「強いドル路線」は変えることなく正常な経済に戻したいようだ。
外交政策としてはイラクからの早期撤退がメインシナリオだ。イラクにいる米兵をそのままアフガニスタンに増派しテロとの戦いに重点におく方針だ。アメリカの威信を回復するためには、ブッシュが取ってしまった国連の承認を経ない単独行動主義から、国連や他国との連携を重視、またテロ国家に対しては対話を重視するというチェンジが求められている。
金融危機の解決にイラク戦争の集結、どちらもブッシュの残した負の遺産である。オバマはこれらの難題を上手く処理しアメリカ再生を果たすことができるのか。

Yes, I hope he can.

福田康夫議員、総裁選出馬へ

2007-09-13 19:58:55 | 政治・社会、国際情勢
2007/09/13-16:29 福田氏、出馬含め検討=自民総裁選
 自民党の福田康夫元官房長官は13日午後、党本部で、所属する町村派会長の町村信孝外相と会談し、総裁選への対応を協議した。この後、福田氏は自らの出馬について「状況を見て判断する」と記者団に述べ、出馬も含め検討する考えを明らかにした。同日中に判断するかどうかに関しては「分からない」と述べ、党内状況を見極める姿勢を示した。各派のベテランから同氏を推す声が出ていることについては「びっくりしている」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007091300698


安倍首相の衝撃の辞任から一日経ったが、政治は今日も目まぐるしく動く。総裁選は明日にも公示され9月23日に総裁選が行われる。自民劣勢のこの状況で誰がやるのだろうか。麻生さんが最有力だが、小泉前首相待望世論もここにきて再燃。でも小泉さんは絶対やらないだろう。あの人は「明確な政策のモチベーションもないのに、周りが持ち上げるから出る」なんて腰の軽い人じゃないと思う。サプライズが好きな人ではあったが、筋はちゃんと通すし引き際も知っている。そういう人だ。だからこそ国民が惚れ込んだわけだし5年に渡る長期政権も築けたのだと思う。

そんな小泉前首相が先ほど福田康夫氏の支持を明らかにしたようだ。この記事はその知らせが報道され間もなく投稿されたもの。時間的にも辻褄が合う。つまり国民と党内の求心力を欲しいがままにしている小泉前首相の後押しがあるから、福田さんもようやく重い腰を上げ動いたと見るべきだと思う。テレビで見た印象では去年と違い本人もやる気のようだった。
今後も構造改革を進めていくなら小泉→安倍→麻生の流れと思っていただけに小泉さんの福田さん支持は予想外だった。小泉さんは何を思って支持したのだろうか。福田さんは小泉さんと同じく森派出身というだけではなく、中国外交に強く協調路線をとる。福田さんなら民主と落とし所を探ることができ、テロ特措法を通せると考えたのであろうか。

しかし小泉さんが支持したからといって総裁になると決まったわけではない。他の出馬候補に、額賀さん・町村さん・谷垣さんなどの名前が挙がっている。今回は去年の総裁選と違いあまりにも急な日程で決まったため、候補者は短期で組織票をかき集めなければならない。それだけに誰が勝つのか予測がつかない。
本命に麻生さん、対抗に福田さん・谷垣さん、大穴に額賀さん・町村さんといったところか。

地方と都市の運動格差-原因と対策-

2007-08-12 10:26:37 | 政治・社会、国際情勢
【A】65以上:超高度
徳島 262 75
大分 225 66

【B】55~65:高度
山形 217 63
和歌山 216 63
香川 215 63
鳥取 207 61
佐賀 207 61
愛媛 206 61
兵庫 203 60
山口 201 60
広島 199 59
大阪 197 58
島根 197 58
岡山 191 56
福井 187 55
秋田 186 55
三重 186 55

【C】45~55:普通
鹿児島 183 54
高知 182 54
熊本 182 54
山梨 178 53
青森 175 52
石川 173 52
福岡 173 52
長崎 172 51
岐阜 171 51
北海道 169 50
宮城 168 50
栃木 161 48
愛知 159 47
群馬 158 47

【D】35~45:低度
滋賀 149 44
岩手 146 43
富山 145 43
茨城 142 42
福島 135 40
東京 135 40
静岡 134 40
宮崎 134 40
奈良 131 39
京都 129 39
千葉 128 38
埼玉 127 38
新潟 126 38
長野 125 38

【E】35以下:超低度
神奈川 93 29
沖縄 88 23

合計 7973
平均値 169
標準偏差 35

このデータは何かお分かりだろうか?これは今朝の地元紙に載っていたデータで、厚生労働省が算出した2005年度の都道府県別の人口10万人当たりの糖尿病患者数である。こんな時だけいつもなぜか我が徳島県が栄誉ある一位を取ってしまうのだ。嬉しいやら悲しいやら・・・。

左の数値が新聞に載っていた外来受受診者数である。徳島県の人口は80万人ちょいだから8倍して大体県内に2000人超の糖尿病患者がいるということだ。潜在的な糖尿病予備軍も含めれば10000人近くいくかもしれない。右の数値は僕が全国平均を元に標準偏差を割り出し偏差値に置き換えたものである(小数点第一位以下の数値は面倒くさいので省略した)。こうすれば大学模試の感覚で分散の度合いを把握できるから分かりやすい。また得られた偏差値をA~Eのグループに分類してみた。
こうして見ると我が県の糖尿病患者の比率の高さは一目瞭然で2位の大分県とは順位こそひとつ違いだが偏差値で見ると格段の差がある。偏差値75というと東大医学部にも合格できるくらいのレベルで変態的な数値である。ではなぜここまで徳島県の糖尿病患者になりやすいのであろうか?それには以下の2つの理由があると考えられる。

第一に地方と都市の運動量格差の原因として、東京・大阪など都市圏に住む人は交通インフラが発達していて電車での移動がほとんどなためよく歩くのに対して、地方はインフラが未整備なところが多いため日々の移動はほとんどが車での移動である。ランキングを見ても比較的上位にくるのは人口が少なく、インフラが未整備な県ばかりだ。特に我が県ではその傾向が顕著である。それもそのはず徳島には電車自体存在しない(全国で唯一電車が走ってない県で未だ旅客線が電化されてない)。また高徳線・徳島線の双単線以外は全て単線なのだ。汽車で行けない地域は山ほどある。逆に都市圏では電車で行けないところがないくらい網羅されている。つまり徳島で生活していくためには車なしにはやっていけない。それほど交通網が発達していないのだ。統計が見てみたいのだが、全国の一世帯当たりの車の保有率ランキングも徳島は結構上位にくると思う。通勤にもレジャーにもほとんどの人が車を使わなければいけないからカロリーが全く消費できない、まずこれが一点。

第二に県内の外食産業の競争が激化していることと貯蓄率の高さがある。以前このブログでも書いたが、徳島県民はめったなことでお金を使わない。パチンコや競艇などギャンブルに嵌る人は一定数いるもののそれ以外の人はあまり大きな消費しない。使うことと言えば(失礼だが)食べることくらいしかないのだ。それに加え最近は飲食店の数がかなり増えているようで、味や雰囲気のいい店はリピーターが増え売上げを大きく伸ばしているようである。吉野屋やココ壱など中央のチェーン店も苦戦するくらい地元飲食店のシェアは高い。バイパスでは、うどん・ラーメン・焼き肉・セルフの定食屋・パスタ・中華料理・寿司・バイキング・・・など大半の大衆料理は網羅されている。地元のタウン紙でもよく県内飲食店の特集を組むことが多いため、食べ過ぎと自覚せずについつい新しい店はどんなものかと偵察に行くのが日常的である。
外食産業が発達しているからカロリーをたくさん摂るくせに、車での移動が多いためカロリーがほとんど消費できない。これでは太るのも当然と言える。このままでは来年度から始まるメタボ診断でも徳島はワースト上位に入ってしまうかもしれない。

糖尿病を改善するためには、当たり前のことなのだが摂取カロリーをできるだけ抑えて消費カロリーを増やすしかない。朝飯はしっかり食べないといけないが、晩飯は少なくてもよい。食べてからその後寝るまでにあまり動かないからだ。食べ過ぎてしまったと感じた日は辛くても筋トレや夜の散歩など適度な運動が必要だ。その他にも阿波踊りなどは踊りにかなりの体力を使うためカロリー消費にはうってつけかもしれない。ちょうどその時期ですし。
運動が面倒くさくて嫌な方にはもっと効率的な方法がある。何を隠そうそれはセックスをすることである。30分間の熱情的なセックスは200~800キロカロリーも消費できるらしい。3回戦までいけば一日の摂取カロリー以上に消費できる計算である。しかし熱情的なセックスであるのだから男性は騎乗位など楽できる体位を望んではいけない。例えば乱れ牡丹やつり橋など積極的に難しい技を試みていくのがカロリーの消費には効果的だ。ちなみにマスターベーション1回の消費カロリー(約20分)は約70キロカリーである。お相手のいない方は一日最低3回はしよう!
体位についての詳しいページへは↓
http://www.pp.iij4u.or.jp/~xxxxx/48.htm

うーん

2007-07-31 16:26:36 | 政治・社会、国際情勢
日経は月曜・火曜とあまり値動きがないですね。自民大敗は織り込んでいたようで、昨日17000を割らなかったのはこのラインがなかなか強いことを示していると思います。かといって大幅に上げることもない。これはやはり米の株価を警戒して、その日で手終いにしてしまうからでしょう。なんだかんだいってアメリカ次第。昨日はようやく90ドル反発しましたがあれだけ下げた割りには弱い。今は様子見しかないですね。
8月の注目は日銀の利上げがあるかないかくらいで、経済よりも政治の動向の方が気になってきます。民主は7日にも臨時国会を開く模様、選挙後初の支持率も出るのでそれと合わせて一気に内閣不信任案を通したいというところか。そうなれば政局ですがそう簡単には自民が通さないでしょうな。かといってこのままの安倍政権にも不安が残る。ここ数ヶ月永田町は混乱するでしょう。政界再編の可能性もありそうです。

ボロ舟に乗る自民

2007-07-30 19:54:08 | 政治・社会、国際情勢
大変なことになった選挙でしたね。特に自分の地元含め、保守色の強い四国でまさか自民が一人区一議席も取れないとは恐れ入った。自分の予想は見事に外れてしまった(´・ω・`)まさかここまでマスコミの予想通りの結果になるとは・・・しかもアメリカのマーケットの予想も大外れ。今日から私を逆神と呼んでください(´;ω;`)ブワッ

自民が負ける理由としてやはり、小泉改革の構造改革のせいで地方も労働者も疲弊しきってしまったことがある。また定率減税廃止で住民税率が上がったことや消費税引き上げを示唆されたことから反自民票を入れた人、自由労働裁量制で国際競争力の強化の名の下に内需を無視し普通に働く人を切り捨てる法案が通ることに反対した人、最低賃金の引き上げは自民じゃ絶対やってくれないと思い反対票を投じた人、医療制度改革で医療費の負担が重くなった高齢者などいろんな人がいると思います。小泉さんの行った改革の結果生み出された様々な弊害・・・その怒りが一気に爆発したのが今回の結果であったと言えると思います。自民じゃ今の状態は変わらないから野党に入れる、まずこれが本筋。そして最大の争点と報じられていた年金問題。これは今まで官僚がしてきたことのツケで、今の安倍内閣は関係ないんですが国民感情として批判が時の政権に向いてしまうのは仕方がない。これは例え小泉さんでも上手く捌けないないほどの問題だったでしょう。この問題が出てきた時点で自民の負けは既に決まっていたのかもしれません。行政府が抱えるいつ爆発してもおかしくない爆弾、でもなぜ選挙直前になってタイミングよくこの問題が出てきたのかは妙に勘繰りたくなるところではあります・・・なんにしろ、安倍さんはババを掴まされた。

それ以外にも安倍さん自身のリーダーシップのなさはある。論功行賞的な閣僚人事を行い仲良しこよしで固めた内閣を作ったこと。それ自体は責められることではないけど、出るわ出るわの問題発言や不祥事にはっきりとした態度を示せなかったこと。小泉さんならスパッと切って傷を最小限に抑えていたところをずるずる引っ張り自殺者まで出す始末。リーダーの態度がはっきりしないとみな不安になる。
またこれは補足で主観的なものですが、安倍さんのトークは学生がテストに備え前日に暗記した言葉を一気に吐き出してるような感じがあります。その場で考えながら喋るのではなく決められた用語を忘れないうちにバーッと捲くし立ててる感じ。だから質問にも素っ頓狂な返答をするし早口にもなるんだと思います。自分の理想だけ言ってるんじゃないの?って気にさせられる。その点小沢さんはたまに滅茶苦茶喋るのが遅くてイライラする時もあるんですが、ゆっくり喋ってどっしり構えてくれることでちゃんと庶民の視点に立ってくれる(本当にそうなのかは分かりません)という気にさせられる。内容は安倍さんに負けず劣らず曖昧なのだけれど、間を置いて喋るから言ってる意味が理解し易い。大衆ってのは難しいことは嫌いなんです。小沢さんはそこをよく理解していた。いわば経験の差というやつだと思います。

「反自民」がテーマでありながら、他党に票が流れず民主が躍進した理由として「二大政党制の実現」という謳い文句があげられると思います。アメリカは共和党と民主党、イギリスも保守党と労働党が二大政党となり社会情勢や経済の変化によって柔軟に政党を変えている。でも日本は内閣が変わったとしてもせいぜい自民内の別の派閥の長がトップになるだけで別の党を選ぶってことはなかった。国民にしてみれば時代遅れという感じがしたんでしょうか。二大政党がいいか悪いかは別にして小沢さんが分かりやすい形でそれを示したことが高ポイントでした。小泉さんの「自民党をぶっ壊す!」のインパクトには欠けますが、「美しい国日本」と比べると庶民の心を掴むには十分だったような気はします。二大政党制を目指すなら第一野党で勢力が大きい民主に入れるしかない、というわけです。
もっとも民主が今回躍進したのは、「民主を支持したい!」という積極的な理由ではなく「自民は嫌だから・・・」という消極的な理由であることは間違いないと思います。その意味では小泉さんの郵政選挙の時とは対極に位置する選挙でした。

それにしてもこの散々な結果で自民はいきなり窮地に立たされることになりました。
まあさすがにあり得ないでしょうが、次の衆議院選挙で与党が過半数を獲れないと政権が変わってしまうという事態。ヘラヘラ笑っている状況ではなくなってきました。
この状態で安倍さんは一体どう責任をとるのか・・・当然総辞職すると思っていた。しかし昨日の開票速報で大敗の結果を受け、進退を問う質問をされた時総理はあっさり続投を宣言。
元々が爽やかなイメージを武器に今度の参議院選挙で勝つために擁立された総理ですから、負けた時点で既に安倍さんの役目は終わってる。なのにまだ続けるっていうのはどういうことなんでしょうか。ビジョンも何も見えてこないし、ましてや選挙演説で「私か小沢さんかどちらか選んでもらいたい」なんて言ってて負けてるわけですから国民からしてももう安倍さんの政治は望まれてないことが分かる。
これからの舵取りは相当厳しいことになる。まずは支持率回復のために8月15日靖国神社参拝に行くでしょう。そして行ったとして中韓の批判をどう交わすのか・・・。中川さんがさっさと見切りをつけ降りた今、果たして一人で無事乗り切れるのか。。。
また続投するってことは近々行われる臨時国会で不信任案が可決された場合、衆議院解散に踏み切るってこと。それは今の絶対安定多数、衆議院議員の全議席の2/3を自民が握っている圧倒的に優位な状態を崩す可能性が多分にある。民主は政権は獲れないまでもこのままでいくと確実に衆議院で議席を伸ばせるわけです。民主からすれば今の安倍さんはカモ、そして自民党員からすれば目の上のたんこぶ状態。このままの流れでいけば小泉チルドレンなんかの即席議員は次の選挙で相当の議席を落とすことになりそうだ。

安全地帯だと思って目を瞑って歩いてたら、実は周りは地雷だらけだった。踏みまくってるのに痛みには鈍感だから(それとも痛くないふりをしてるのか)、ますます深く後戻りできない地帯へ進んでしまう・・・そして今度は耳まで塞ぎはじめた。今の政権はまさにそんな状態ではないでしょうか。

訃報

2007-05-28 14:23:24 | 政治・社会、国際情勢
「負けないで」など名曲残し、ZARD坂井泉水さんが急死

 人気ポップスグループ「ZARD(ザード)」のボーカリスト坂井泉水(いずみ)(本名・蒲池幸子)さん(40)が、入院先の東京都内の病院で死亡していたことが、28日明らかになった。

 警視庁四谷署によると、坂井さんは入院先の慶応大病院(新宿区)で、26日午前5時40分ごろ、病棟のらせん状のスロープ付近で倒れているのを通りがかった人が発見した。手当てを受けたが、27日午後に死亡が確認された。同署では争った形跡がなく遺書もないことから、事故死と自殺の両面で調べている。

 坂井さんの所属事務所は28日、「不慮の事故で死亡した。(坂井さんは)昨年6月から、子宮頸(けい)ガンで入退院を繰り返し、闘病生活を送っていた」とのコメントを出した。

5月28日13時4分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070528-00000004-yom-soci

まさに今の20~30代で知らない人はいないほどの人気アーティスト。
代表作に「負けないで」「揺れる想い」「永遠」などなど。

いきなりの急死の報道にもびっくりしたけれどガンを患っていたことも驚き・・・
hideの時と同様相当ショックを受けた方も多いかと思います。
享年40歳はあまりにも若い。。。

僕が一番好きだった曲はこれ。今でもiPodに入れて聞いています。
http://www.youtube.com/watch?v=2U4CNHOoTJ8

本当に心からご冥福お祈りします。
たくさんの名曲をありがとう・・・

代々木ドッグラン

2007-04-19 13:43:57 | 政治・社会、国際情勢
代々木公園に「ドッグラン」新設-小型犬専用スペースも

 東京都は4月28日、代々木公園に都立公園で最大規模のドッグランを開設する。犬を自由に走らせることができる専用広場として開設する都運営のドッグランは9カ所目。代々木公園・中央広場の北側にドッグラン専用のフェンスを設け、地元住民らに無料で開放する。

 これまでも公園の一部として一般開放してきた中央広場の最北端に沿うかたちで設けるドッグランは延べ約3,500平方メートルの広さ。地元住民の強い要望もあり、ドッグラン内にはチワワやヨークシャテリアなどの「小型犬」専用の区画も用意する。同専用区画は約1,500平方メートル弱の大きさという。

 ドッグランの中ではリードを外し、犬を自由に遊ばせることができるほか、今後は犬のしつけや飼い主のマナー向上を促す教室なども定期開催していく予定。ドッグランの管理は地元ボランティア会を発足し、およそ100人体制で清掃活動や利用規約の指導などを行う。

 開放時間は、夏季(5月1日~10月15日)=早朝5時~20時、冬季(10月16日~4月30日)=17時まで。車での来園も可能(代々木公園内の駐車台数は146台)。(2007-04-19)
シブヤ経済新聞
http://www.shibukei.com/headline/4240/index.html


私の地元徳島でもこういう施設はあります。といっても場所は徳島の中でも田舎の方。
なんでも四国最大規模のドッグタウンらしいのですが、、、

こちらがそのドッグランのウェブサイト
http://koutsu-dogwan.com/

平日に訪れたせいでもあるのでしょうが客はほとんど入ってなかった。個人で経営してるのかもしれませんが、ちょっとお粗末な店作りな感じがしました。趣味かなんかでやってるのかもしれない。
そもそも徳島はじめ地方でそんな施設の需要がないんでしょうな。地方は東京みたいに住宅・商業地が密集していないから外で遊ばせられる場所が多い。また田舎の人は性格が温厚な人が多いので、例えばやんちゃな飼い犬が団地の中を走り回っても大抵は大目に見てくれる。

でも東京だとこうはいかない。まず外で遊ばせるといっても土地が高いですから普通の人はそんなに庭は広くないだろうし、マンションで飼ってる人も多くいるはず。また東京では家が密集しているので、犬が吠えればすぐに近所からのクレームがくるという話もよく聞きます(東京の人が怒りっぽいということではない)。

結果として飼い主もわんちゃんもストレスが溜まる。
だからこういう施設は東京の人にこそ必要なものなんだと思います。
代々木公園くらいの規模なら連れていってもらえる犬たちも大喜びでしょうな。
オープンは4月28日の土曜日です。
都内にお住まいの方はこの機会に休みの日にでも是非わんこたちとリフレッシュしてください。

それにしても最近六本木に新しくできた東京ミッドタウンといい、東京は本当に金があり余っているようで。土地が有り余ってる地方とは対照的に。

納豆

2007-01-22 19:11:23 | 政治・社会、国際情勢
近所のスーパーで早速安くなってました。
もちろん原因はフジテレビの「あるある大辞典Ⅱ」の情報捏造問題だと思います。
まあテレビっちゅうのもビジネスですから、、、広告取れなきゃ存在価値がない訳です。
そのためにスポンサーの意向で番組作りをするくらい業界内じゃ普通のことなんじゃないんですかね。多分フジだけじゃなく他の局も然り、というか広告の発生する媒体全てにおいて暗黙の了解になってるんでしょう。しかし捏造はさすがに無茶し過ぎですな。

しかし問題はフジテレビだけではなく視聴者としての私たちの意識もある。テレビとか新聞・雑誌っていうと、今まではそれらからしか情報が得られなかった訳ですからどうしても権威みたいなものを感じてしまい、流れてくる情報が絶対なんだみたいな錯覚に陥ってました。しかし今は昔と違い情報を取捨選択できる立場にあるわけです。テレビや新聞の情報を鵜呑みにするのではなく自分で「能動的に」調べてみる努力も少しは必要なのかもしれません。インターネットという最高の知の体系がインフラ化されているわけですから、情報の裏を取るくらい何のそのじゃないですか。
テレビ・新聞から流れてくる情報は『仮説』程度に考えて、ネットで見つけた『事実』(これを選び出す作業も大変なんですが)と検証するという工程がこの先メディアリテラシーを身につける上で必要なことなんじゃないかと思います。

まあとは言えフジの番組作りが正当化されるわけではない。そのことは今日の株価にもしっかり反映されてます。

そうそう納豆の値段です。ダイエット効果だかなんだかで注目されて以来結構価格が上がっていたので控えていたんですが今日は久しぶりに安い安い。
私は純粋に納豆好きなので久々に今日の晩飯は納豆ご飯にしようと思います。
別に納豆本来の味も価値も下がったわけではないので必要以上に嫌気する必要はない。
奥さま方、供給過多になってる今は逆にお買い得。

明日の朝食におひとついかが?