夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

大根が糸引く。

2009年05月17日 | ゆるゆる日記

ここ一週間はいろいろなことがありました。なのに全然書いていなかったのにはワケがあります。

祖父母がそろって海外旅行に行っていました。

もうね、本当に一人暮らしの大変さ、母(この場合は祖母)のありがたさが身にしみました。

普段あまり遅いと迷惑がかかると思っていた用事を、ここぞとばかりに詰め込んだのが、そもそもの間違いのもとでした。

後で書きますが、当日制作(チケットもぎり、客誘導等)の手伝いや、先輩の劇団公演の観劇など、それはもう夜9時10時に終わるものばかり。11時頃に帰ってきても夕飯が待っているわけもなく、翌朝は6時半に起きて弁当作って学校。

掃除とか洗濯とか、風呂洗いとか料理とか、大変なことなんだなぁと知った18才です。

なんせ、腐るんだわ。

火を通しておけばいいんですけどね。バタバタしていて忘れるんですよ。ちょっと多めに作っておいた煮物とか、食べよ~と思ってふたをあけると・・・。

後半の方は腐るのが恐怖で、作り置きできませんでした(よけい大変)。

あと一人でいると朝起きてから学校に着くまでと、帰ってから寝るまで、誰とも言葉を交わさないんですね。あまり「寂しいな~」とは感じなかったのに、冷凍庫に向かって「肉かな~魚かな~」と言っている自分に気づいた時は、ちょっと焦りました。

そんなこんなで、やっと祖父母が帰ってきてゆっくりブログが書けるようになったわけです。この一週間の事はおいおい書いて行きますので、よろしくお願いします。


誰が誰だか。

2009年05月17日 | 舞台・映画話

日生劇場の『シラノ』観てきました。

実は演出実習の教授がこの舞台の演出をしているので、初日前に仕込み(照明や音響を調整したり、装置を組み立てたり、それらの動きをリハーサルすること)を見せて貰っていました。

これはかなりすごいことです。東宝ですよ、東宝。動員ウン万人の舞台制作を見られるなんて普通ないことです。音響も照明も今第一線で活躍する人だし、舞台監督も、スタッフもプロ中のプロ。その人達が働く姿と、ウン万人の人達が楽しみにしている舞台が出来ていく様子を見るのは感動でした。

ま、そんなわけでどうしても役者が入っての本番が観てみたくなり、一番安いチケットを購入してしまいました。

「ほ~ぅ、そうなるわけですか」「あぁ、そこで・・・なるほどねぇ」

と、なんだかタネを半分くらい知ってるマジックを見るよう。一生懸命調整していたのを見ているので、照明や音響が上手く効くたびに「よしっ」と。とにかく照明・音響を特に気にして見られたというのは始めてで、良い勉強になったと思います。

ただ、残り少なのB席だったので、いかんせん舞台が遠い・・・。三階の最後列で、俳優が豆粒サイズ。後ろのお客さんに気を遣わず好きな姿勢で観られるのはいいですが、雀としてはちょっと良い席をお勧めします。