ポーラ美術館

先週の土曜日、箱根にある
ポーラ美術館に行ってきました。

http://www.polamuseum.or.jp/index.php

今回は、箱根ターンパイクという、
箱根の山々が望める道を通りました。

以前箱根に車で行ったときは、
大渋滞で相当参ったのですが、ターンパイクは
有料道路ということもあって、車も少なく快適でした。

ポーラ美術館は、ポーラグループのオーナーが
集めた、国内外の絵画やガラス工芸など9500点の美術品が展示してあります。

美術館の周りはとても美しい木々に囲まれていて、
ガラス張りの外観はたくさんの光が入り、
何だか浄化される気分でした。



絵画は、私も知っているくらい有名なところでは、
モネやピカソ、ルノワールなどの作品がありました。
中には、多くの人が見たことがあると思われる絵、
シャガールの『街の上で』が展示してあり、あまりに有名な絵だったので、
本物ですか？と学芸員の方に聞きそうでした（笑）


観ていると、どんどん絵に入り込んでいって
その絵を描いた100年以上も昔の人に会ったような
不思議な感覚を覚えた作品もありました。

それから、絵画を鑑賞していて
今回初めて額縁の役割って大きいなと思いました。

普段から美術鑑賞をされている方からすると
当たり前なことなのかもしれないのですが、
あまり美術鑑賞の経験がない私は、
その絵に合った絶妙な額縁選びにとても興味をそそられました。

かわいらしい若い女性の裸婦には、小さな花のついた明るい金の額縁。
強烈な色が交差する絵には、意外なほどしっくりくる緑の額縁。

その全て絵が引き立つように見事に計算されていました。

美術館のチケットってけっこうお高いけど、
そんな新しい発見をすると、ちょっと得した気分になります♪

さて今週の土曜日は、ピアニストをしている
従姉のコンサートがあります
とーっても楽しみです


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美術館めぐり その２ メアリー・ブレア展

上野公園を散策した後は、
地下鉄を使って、メアリ・ブレア展が行われている
木場駅へ到着しました。

駅から１キロほど歩いたところに、
東京都現代美術館があります。

やはり、すごい人。
観に来た人は、若い女性やカップルが中心でした。
チケットを買うまでに30分。長いよ

このころになると、母がおみやげにと持たせてくれた
ラーメンがかなり重くなってきました。

ついでに足も重い～

いざ一歩入ると、そこは夢の世界！
鮮やかな色、絵の中の登場人物の生き生きとした表情や
動きに目を奪われます。

この素晴らしい作品を作ったメアリーブレアは、
ウォルト・ディズニーが信頼したカラー・スタイリストです。
まだ働く女性には厳しかったと言われる時代の米国で、実に多くの作品に関わり、
広く尊敬を集めたアーティストです。

HPはコチラ↓
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/98/

私が彼女の作品の中で特に心を奪われたのは、
やはりその『色使い』です。

思ってもいないところに、この色が、という
驚きがたくさんありました。

そのどれもが効果的で、乙女心をくすぐられ、
思わず心の中で『かわいい！！』と
連呼してしまいました。

彼女の残した言葉で、印象的な言葉がありました。


「私は３つの仕事をした。
妻であり、母であり、
そして、プロのアーティストだった。」


とても強い、アーティストとして
自信を持った言葉だと感じました。

こういう気持ちで作品を作り続けた彼女を心から尊敬します。
私はアーティストには程遠いけれど、
がんばろう、とまた元気が出ました


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