バツイチ日記

離婚、失業、子育て…心の整理のため、赤裸々につづっています。(広告は、gooブログの標準仕様です。)

アメリカ映画DVD「スケアクロウ」

2012年07月20日 | 映画&ドラマ
刑務所から出所したばかりのマックス(ジーン・ハックマン)は、
ヒッチハイクしていた路上で、ライオン(アル・パチーノ)と出会う。
マックスは、ピッツバーグで洗車屋をやろうとライオンを誘い、
ライオンは、5歳になるはずの自分の子供と妻に会いに行くのだが…。

1973年の映画~
私が○才。。その頃の記憶は皆無です。(^_^;)
映画の掲示板仲間のSさんとアル・パチーノの話になった時、
この映画の話が出たので…観てみました。
これ…たぶん観た事ある~!!(でも憶えてなかったけど)
何も持たなくても夢と希望だけはあった時代の話。
お金をこつこつ貯めて、夢を叶えようとしていた男と、
妻と子を捨てて働いて仕送りをし、
その間、ずっと妻と子を想っていた男と。
一人は、頭の固い偏屈な男で、
一人は、争いを避けて陽気に生きる男。
スケアクロウというのは「かかし」のことで、
冒頭「カラスは、かかしを怖がって近寄らないんじゃない。
 かかしが哀れで、近寄らないでやろうと思っているんだ」と…
その後も「オレ達は、かかしでいいじゃないか」と…
…そういう台詞が出てくるんだけど~
2人が、目的地へと向かうまでにいろいろなことがあり、
衝突もし、協力もしながら…
友情を育み、成長していく過程は、、
2人の名優の手堅い演技で、見ごたえがありました。
ラストのほうは、「あれ?」って感じで…
あっけない気がして、残念でした。
マックスやライオンの願いを叶えてあげたかったけど、
それは結局、5~6年前から現在までの自分を取り戻す作業で、
そういう過去の積み重ねが、
現在や未来を作っているってことなのよね。
でも過去はそうだけど、現在から先はまだわからない。(^^)
古い映画だけど、今に通じる部分はたくさんあると思いました。
途切れてしまったようなラストの続きを
考えてみるのもいいかもしれない。。
…そんな映画でした♪


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