今回はNERF N-STRIKE BARRICADE RV-10を紹介します。
このブラスターは日本でも来年3月に「オートバリケードRV-10」の名前で発売が決定している
電動セミオート、10発装填のシリンダーを持つリボルバータイプです。

「NEW」のシールもまぶしいパッケージ。

パッケージ裏には「スピードと精度、コンパクトさを兼ね備えたサイドアームブラスター」という文が。

パッケージを開封すると予想以上にコンパクトに収納されていました。
付属品は説明書とソニックダーツx10のみです。

バリケード本体。
グリップ上部のN-ストライクマークの部分が電池ボックスになっており、単三電池3本で駆動します。

N-STRIKEシリーズのリボルバーとサイズ比較。
マーベリック、ボーンリボルブ(オプション無し)に比べると大きめです。

最近発売された各種ブラスターとの比較。
バリケードは全長が短いわりにボリュームがあるので並べてみると寸詰まりに見えます。

バリケードの発射機構はブレイジングバーストのようなピストンで圧縮空気を噴射する方式ではなく、
パニッシャーと同じく、回転するローラーでダーツを押し出す方式を使用しています。
グリップと電池ボックスの間にあるスイッチを

右にずらすと電源が入り、ローラーが回転を開始します。
この発射方式は電源オンから3秒くらいはローラーの回転数が安定しない為、発射性能が落ちます。
この為、突然の敵に対する即応射撃には向いていません。

また、ローラー発射形式は発射時のダーツのブレがおきやすい為、
バレル径はボーンリボルブのエクステンションバレルと同じくらい太くなっています。
また、バレルアダプターは取り付けられていません。

バレル内部の上下にはローラーが覗きます。
電源を入れると高速回転するこのローラーに向かって、

トリガーに連動したプッシュロッドがダーツを押し出し、

ローラーにダーツが接触、加速されダーツが撃ち出されます。

この発射方式は連射するとローラーの速度が徐々に低下してしまうという弱点があります。
このバリケードの場合は3連射くらいからパワーダウンしていきます。
この為2~3連射して数秒休み、また2~3連射、という撃ち方が基本になるかと思います。
射程距離はコッキングタイプのブラスターに比べると短めです。
連射が利く分、射程が短めという事で戦い方に工夫が必要そうです。

10発装填シリンダー、「10-RART REVOLVING BARREL」はスイングアウトせず、
前面下部から装填します。ダートタグのアルティメットブラスターと同じ様なやり方です。

ブレイジングバースト同様、ダーツ取り出し様のハッチの脇にはインジケーターがあります。

ハッチが開いていると電源がカットされるのもブレイジングバーストと同様です。

オプションの装着箇所はストックアダプターと上面のタクティカルレイルが1本。
上述の様にバレルアダプターはありません。

ボーンリボルブのストックも問題なく折りたたみ可能です。
むしろストックパイプの曲げ方などはバリケードの側面形状を考慮して設計したかの様に思えます。

側面の張り出しが大きい為、ブレイジングバーストのシールドは取り付けできませんでした。
名前通りの「バリケード(障害壁)」にはできないようです。

組み替えてみて一番格好良いと感じた組み合わせ。
ロングショットのスコープ+リーコンのストックです。
パーツのボリュームが前方に集中している為寸詰まりに感じていたバリケードですが、
ストックとスコープのおかげでバランスが各部に分散され、ショートバレルとあいまって若干PDW風に。
初の電動ハンドガンタイプという事で、実際に触れる前には
「今までのコッキングタイプのブラスターが一気に陳腐化してしまうのではないか?」という不安もありましたが
実際に触ってみると即応性や射程距離の件もあって、バリケード最強!と簡単にはならなさそうな感じです。
他にメインのブラスターがあって、サイドアームとして下げておくには良いかもしれませんが、
メインウェポンにするにはなかなか難しそうです。
とはいえ、1度は「バリケード2丁の2丁拳銃スタイル」で戦ってみたいとは思っていますが。
最近発売される新型ブラスターは性能が素晴らしく、またブラスターそのものの種類もどんどん増えているので
プレイヤーがどれだけブラスターの特性を理解して使用するか、という事がますます重要になってくる様な気がします。
さて、今回撮影に使用したバリケードですが、これはそのまま来週12月10日開催の
「ナーフ北関東最強決定戦キャロットカップ」の優勝賞品となります。
そのほか3位までには国内未発売のブラスターやナーフグッズ、さらには参加賞として国内未発売ダーツを用意しています。
現在のところエントリーもまだまだ少なめですので、イベント未経験の方でも上位を狙えるチャンスも十分にあります。
ぜひぜひふるってご参加ください。
ではでは。