【登った山】 鳳凰山 [地蔵ヶ岳(2764m) 観音岳(2840.4m) 薬師岳(2780m) ]
平成24年8月11日 所要時間:11:11 o山 ai山 M山距離:GPS巨にて計測= km
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青木鉱泉ドンドコ沢05:28---南精進ヶ滝06:52---鳳凰ノ滝07:33---白糸ノ滝08:24---五色ノ滝08:53---鳳凰小屋09:48
---賽の河原11:10---地蔵ヶ岳11:22---赤抜沢ノ頭12:19---観音ヶ岳13:04---薬師ヶ岳13:34---御座石14:13
---林道横断15:36---青木鉱泉16:39
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ドンドコ沢登山道から鳳凰山を目指します。
ドンドコ沢を流れる小武川支流の源頭は地蔵ヶ岳を源とし、上から五色ノ滝、白糸ノ滝、鳳凰ノ滝、南精進ヶ滝と続き落差を落としてきます。
ほぼドンドコ沢に寄り添って高度を上げて行きますが、尾根筋に入ると緑濃い羊歯が目立ち始めました。
先ずは、南精進ヶ滝
続いて鳳凰ノ滝
3つ目は白糸ノ滝
最後は五色ノ滝、迫力があります。
白い花に虫が群がっていました。
甲斐駒ヶ岳から見たオベリスク(方尖(ほうせん)柱。方尖塔。方尖碑)が前方に姿を現しました。
見た瞬間 お~~と雄叫びを発する光景!
鳳凰小屋へのプロムナードは白砂の絨毯が敷き詰められ快適です。
鳳凰小屋が建っている地点は地蔵ヶ岳と観音ヶ岳の分岐点でもあります。
蟻地獄のような砂礫を登り一時間ほどで地蔵ヶ岳に到着
稜線へ出ると南アルプスの山並みがドーンと見えたのですが、生憎の雲でスッキリ爽やかとはいきませんが、なんとか甲斐駒ケ岳、アサヨ峰を確認できます。
オベリスクの頂きへ挑戦しようと思い岩場を登って行きましたが、岩下で岩のデカさと高さにあえなく撃沈!
賽の河原には、これからここへ登ってこようという一団がリュックをおろし出発しようとしています。
スッキリした視界ではありませんが、仙丈ヶ岳でしょう。よくよく目を凝らして見ると、手前側にアサヨ峰+栗沢山が被って見えています。
先程の一団が登って行きます。
賽の河原
赤抜沢ノ頭から見た観音ヶ岳、結構迫力があります。
観音ヶ岳の登り手前でエネルギ補給をしたのち、いざ出発! でも暑くて暑くてよろめきそう。
なるほど、観音ヶ岳、地蔵ヶ岳の山名由来はこの岩場達でしょうか。
大分雲があがってきています。
野呂川から吹き上げてくる冷風はとても気持ちいい~。
観音ヶ岳山頂の三角点は真っ二つに割れ、その石柱が並んで立っていました。
そんでもって、この過酷な地にもタカネビランジが咲いているのでした。
薬師ヶ岳へ行く稜線でも、白や桃色のタカネビランジが咲き乱れ、和ませてくれています。
まもなく薬師ヶ岳
山梨百名山 薬師ヶ岳頂上 霧が周囲をすっかり覆ってしまっています。
薬師ヶ岳頂上から中道経由で下山していきます。
森林の中に突然この巨岩が出現しました。
”御座石”だそうです。
岩を持ち上げようとしているお方と見比べて下さいませ。
薬師ヶ岳からは急降下してきましたが、笹が現れるころには緩やかに下って行きます。
間伐もされており気持ちの良い笹原を下って行きます。
これでもか、これでもかと下り、嫌気がさす頃に青木鉱泉へ舞い戻ってきました。
その後お風呂で汗を流し、鳳凰山日帰り登山の達成感に浸りつつ帰途につきました。
当時縦走用に履きならしていたメスナーの重登山靴では無理というのが頭にありました。
その後、何度かここを通過したのに、挑戦する計画を持ったことがないのを今、不思議に思っています。
負け惜しみです!
地蔵ヶ岳と観音ヶ岳は今回初めての登頂でした。
オベリスクを見上げた瞬間、私には無理だなと感じましたが、秋の鳳凰山をいつか登ってみようと思いました。
天気がいいなー
うふうふ