1983年、27歳だった佐野元春が制作した音楽ドキュメンタリー『Film No Damage』が、デジタルリマスターされて映画館で甦るー。
TOHOシネマズ梅田にて早速観てきました。
1983年当時、私はまだ佐野元春を知りません。
私が元春の音楽に触れたのは、その少し後、彼の渡米後でした。ニューヨーク発の彼の音楽は斬新で、スタイリッシュで。私にとって元春は既にカッコいい大人でした。
なので、この映画の中の、やんちゃな佐野元春の姿はとっても新鮮。
なんなんだ?このストレートで荒々しいライブは!
私の知らない佐野元春がそこにいました。
目がね、違うんですよ。キラッキラしてて
もちろん、根本のところではステージングはなんら今と変わらないのだけれど、若いっていうのは、もうそれだけで無敵の武器だというのが良くわかります。
当時レコードで聴いていた曲達が、時を越えて今、27歳の佐野元春によってステージで演奏されているという不思議な感覚。
『HEART BEAT』の背景に映し出される映像。夜のアメリカのハイウェイも、夜明け前の首都高も。当時の私は見たこともない景色のはずなのに、胸が熱くなるほど懐かしいのは何故なんだろう。
わずか70分の作品ですが、観終わった後はそれ以上の充実感。
もうライブはしんどいなと思われる方も、映画館なら気軽に足を運べますよね。こういう試みが広がるといいな。
これは中学時代に友人が作ってくれたセレクト・テープ。
この中に入っていた『サムデイ』と『ガラスのジェネレーション』が、私と佐野元春の音楽との出会いでした。
その他の曲、それぞれ誰の曲かわかりますか?
女子中学生のセレクトにしちゃあ、随分と渋い曲ばっかりですよね(笑)
カセットはマクセルのUD2。当時ワム!がCMしてましたよね♪
メタルテープは音質が良い分お値段も高いので、ここぞ!のアルバムダビング用でした(笑)
このテープをくれた友人は、その後大学でバンド活動をして、音楽関係の仕事に就きました。久しく会ってないけれど、きっと今もなんらかの形で音楽に関わってるでしょう。
こういう曲達を聴くと、この時代に青春を過ごせたことに感謝したいですね。
このカセット・・・よく使ってたなぁ。
で、思わず書き込んでしまいました。
それとこの曲達!
本当に女子中学生の選曲ですか?
渋いがかっこよすぎです。
当時の有線放送を聞いているようです。
今でも親交があるのでしょうか?
何かいいものみせていただきました!