3月6日に佐野さんの「デビュー30周年アニバーサリー」スペシャルライブに行ってきたのですが、その5日後にあの震災がおきて、ライブレポ書くのも忘れてました。もう何年も前の出来事のように思われますし、記憶も随分曖昧になってしまいましたが、それでもやはりちょっと書いておこうかと・・・
イープラスの先行で取ったチケットですが、席はステージから一番遠いスタンドの後方でした
この景色、見覚えあるなぁと思ったら、小田さん出演のFM802のイベントの時とほぼ同じ席だわ。
さて、このライブは大阪だけの特別版
さすがに”スペシャル”です。途中休憩を挟んでみっちり3時間半!しかも観客(特にアリーナ)は立ちっぱなし!熱い
この大阪特別版ライブでは、アニバーサリーを祝して佐野さん縁のゲストが多数出演。
山下久美子、堂島孝平、LOVE PSYCHEDELICO・・・etc。
正直なところ、私的には「ゲストより佐野さん自身の歌をじっくりと聴きたいんだけどなぁ」なんて思ってましたが、そんな私をも興奮させたゲストも何組か。
まずは、この二人。 杉真理&伊藤銀次
うおぉ~、ナイアガラだぁ~
佐野さんと3人の”ねじれ”ナイアガラ・トライアングルでの『Bye-Bye C Boy』
いやいや、もの凄く貴重なものを聴かせて頂きました。
もうひとりはスガシカオ。
歌ったのは『ヤングブラッズ』
イントロが鳴ったときには、「ええっ?この曲を歌っちゃうのぉ?」とちょっと当惑しましたよ。だって、例えるなら、小田さんのライブで『言葉にできない』を本人じゃなくて、ゲストが歌っちゃうようなものだから。
随分リスキーな・・・と思ったのは最初だけでした。歌い出したら、もう納得の素晴らしいパフォーマンス。
スガさん、私はあまり聴かないのですが、めちゃ上手いじゃないですか!一瞬で客席の空気を持っていくだけのオーラがありました
そしてそして、シークレットゲストで、なんと野茂英雄氏が登場!
佐野さんの大ファンだという野茂さん。もちろん唄いはしませんが、「流れに逆らっている時、いつも佐野元春を聴いていた」というコメントはちょっと感動モノでした。そうなんですよね。どこまでも「流れに逆らう」のが佐野元春。これだけの才能、もう少し時代に、世間に合わせていたならば、もっともっと売れていたでしょう。それを良しとしないところがこの人らしい。もちろん野茂さんもそう。どこの世界でもパイオニアは偉大です
そのほか、スカパラホーンズとセッションした『インディビジュアリスト』もカッコ良かった!私の前の席で、それまでじっと聴いていた女性がいきなり立ち上がってノリノリになるほど。踊らずにいられない曲です
そうそう、佐野さんのライブといえば、この人がギター弾かないわけがない。佐橋佳幸さん。後半から登場です。なぜか司会進行してました(笑)
今回のセットリストには懐かしい曲もたくさん。のっけから『君をさがしている』『ハッピーマン』『ガラスのジェネレーション』の3連チャン。
『SOMEDAY』や『悲しきRADIO』での一万人のシャウトは鳥肌モノでしたし、私の大好きな『ニューエイジ』も聴くことができて感動
ラストはもちろん『アンジェリーナ』。
もうホント、おなかいっぱい!的なライブでした♪
・・・この大阪公演の翌週末、3月の12、13の両日は東京の国際フォーラムで30周年ツアーのファイナル公演が行われる予定でしたが、当然、中止に。しかも最終日の13日は佐野さんの誕生日だったとか。本当にスペシャルな一夜になるはずだったのに。ファンも、それ以上に本人も、どれだけ無念だったことでしょう。
そんななか、その3月13日に佐野さんは一遍の詩を公式ホームページにアップしました。↓↓↓
”それを「希望」と名付けよう”
これぞ”佐野元春”、なんでしょうね。
佐野さんは歳を重ねるごとにカッコ良くなっている気がします。
山下久美子さんとは『So Young』を共演。山下さん、この方も若いですね~。
可愛い赤い衣装で、変わらずにエネルギッシュでしたよ。
そして、スガさん。スマートでカッコ良かったです。たしかに天才!
伊藤銀次さん山下久美子さん佐野さんライブ、学生の頃何度か行きました!その当時は、物凄いエネルギッシュでした。
一列目でステージに張り付いて歌っていたら久美子さんがマイクを向けてくれたことがっ
スガシカオさんも佐野さん同様、2人の対談を見た時、音楽の中で自由に、楽しく遊んでる偉大なる天才!?って位驚きました。
凄く難解な事をサラリとやってしまうスガシカオさん
佐野さんのライブに行かれたなんて!羨ましい~