3コギと一人de北海道2015晩秋*その7*～帯広出発の日～

　この旅日記は、帰宅後、日にちを遡って記しています！

 

 

めくるめく時間を過ごした、帯広滞在期間。

観光もしたけど、普通の道民みたいにも過ごせた。

そんな時間が、とても嬉しかった

 

さて。

出発の朝…

淋しいけれど…旅に別れはつきもの…だよね。

 

最期の、早朝放牧～

グラン氏の姿…綺麗…

 

大型犬の老いは速いよ…と、ヤザン師匠は言う。

去年の旅の時と比べても…

体力の衰えを、確かに感じてしまう…。

もっと…

ずっと…

共に走っていたいのにね…。

 

犬に欠点が有るとすれば… 

それは寿命が短い事だ…と、何処かで読んだ。

…本当に、そうだと思う。

 

そして、短い犬生の中で、

…躍動的に輝ける瞬間なんて、本当に短い。

それでも、犬達は…

そんな愁いを微塵も感じさせる事なく、

与えられた今を…、この瞬間を、全力で走り切る

 こんなに輝いて、優しい、愛しい存在…。

 

1年前…。

ひなちゃんが居ない帯広を、

少しも…

想像していなかったもの。

 

 

みんなで走れるうちに…

来れてよかったね

逢えて良かったね

この瞬間を、共有出来てよかったね

 

 

腰を痛めてしまうからと…

ヤザンストップのグラン氏。

大きくて、優しい存在のグラン氏のこと、

うぃるは、とても信頼している。

 

 

若くて、粗削りのジンジャー氏のことは、

ちょっとだけ、下に見ている…( *´艸｀)

 

皆で…

一つの群れになれたこと、忘れないでいようね…

この時間を…

きっと忘れないよね…

 

 

この放牧の終わりにも、

うぃる姉さんは帰りたくないと、

逃げ回ってました～

 

 

* * *

 

ヤザン師匠とも、Mさんとも…

グラン氏とも、ジンジャー氏とも…お別れ。

 

 

「お世話になりました…」

 

 

車に荷物を積み込んで、

3コギ達を詰め込んで…。

 

 

さて 

出発です

 

 

中富良野は相当な雪だったらしく、

そんな情報を受け、

ヤザン師匠からルートを綿密にご指導頂く。

「トマムルートは危険かも…」…と。

 

あれだけ、指導を受けたのに…。

 

帯広の景色も見納めかと…

感慨にふけっている間に、

降りるべき場所で降り損ねる(笑)

 

あれれれ…

…どうなっちゃうんだろう…？？？

 

続く。

 

 

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