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ポメなな♪ 気持ちは若く!?

老犬の自覚のない自由勝手犬 ななと
そうしてしまったダメダメ飼い主の打ち明け話
会いに来てくれてありがとうございます

むっちゃんの黄色いバラ

2009-05-27 | 心臓病

今日はむっつが肺水腫を起こした時のお話です
同じ心臓病のワンコと生活されていて 読むのがお辛い方もいるかもしれません
どうぞスルーなさって下さいね

毎年この季節になるとバラ園に行きます
そんなことでバラを育てているのですが 黄色いバラが咲きました
これは2年前に買ったものです



2年前のバラ園に行った頃の むっちゃんの状態
横になっていても呼吸が速く
『いつ急変があっても おかしくないです』と言われていました

バラ園に行く前の晩
何度か繰り返していた咳が再発
その晩 ほとんど眠る事が出来ずに朝
獣医さんまで車で20分
出掛けるし 今日は獣医さんに預かってもらおう
むっちゃんと獣医さんへ行きました

診察を受けている方がお一人
むっちゃんの入ったクレートを下に置いて 受付の子に状態を話し始めました

その直後
クレートから 『ガタッ ドスッ』という音
動かない 息もしていない
むっちゃんが倒れた音でした
何を意味しているのか わかりませんでした


『先生!!』と言う私の声と前の方の診察が終わったのが同時
脱兎の如く と言うのはこの感じ と今思います
先生がクレートからダランとしたむっちゃんを抱きかかえ
受付の子も全員で 蘇生処置をして下さいました

肺の中に血液の液体が漏れ出て呼吸が出来なくなる
肺水腫でした
逆さまにして詰まったものを吐き出させ
奥の方から苦しそうではありますが  か細い むっちゃんの声

戻ってきてくれた 涙がドッと出ました

先生が一番気にしていた事です
自宅からここ(獣医さん)まで 時間がかかり過ぎる
もし移動中に起こったら間に合わない
一分一秒を争う肺水腫の恐ろしさ 
先生が言っていた意味 痛感しました
ICUに入ったむっちゃんは一日入院

この状態で普段の生活は無理でしょう
お返しする事は難しいと思います
でも・・
なぜかこの日
家を出る前 
酸素室のレンタルをしていました
そして
この日を最後に獣医さんに行く事はやめました

この日バラ園で買った 黄色いバラ
友人は「行くの止めようよ」と言ってくれたのですが
病院にいる訳にもいかず 自宅に一人でいるのが嫌で 私が強行しました
ハンカチも持たない お化粧もしないまま 顔 涙でグショグショのままです
急変があったら連絡がくる
私が確信していた事 
でも絶対むっちゃんは逝かない 
そんな事を気にしながら その時に買ったものです
今年も綺麗に咲いてくれました

むっちゃんの事がなければ
今こうしてななの様子をじっくり看る事は出来なかったでしょう

ワンコって ちっちゃくても頑張れるよ

むっちゃんが教えてくれた気がします

最後まで読んで下さりありがとうございます


私の教訓 涙はみせない

2008-12-05 | 心臓病

今日はむっつを看病していた時のお話です
今日は記録として残しておきたいことですので 文章だけになります
読み流してくださいませ~

私には高校時代の友人に獣医さんのご夫婦がいます
ご主人が獣医さんで奥さんが助手として2人でやっています

むっちゃんがひどくなった頃
偶然にも何年かぶりに電話がありました

飲み会があるけど帰ってこれるぅ~」というもの(笑)


むっつの症状を話した上で
「落ち着いているなら帰りたいけど・・」という私に

「それは無理だわ 帰ってこなくていいや
看病してあげて」と言われました
何年も沢山のを看てきた人です
話を聞いただけで解ったのでしょうね

それから色々話を聞いてもらったのですが
今でも そしてこれからも
忘れられない言葉があります


涙を流したり 悲しい顔をして看病するのはやめなよ
ワンコはしゃべれない分
飼い主さんの顔色をうかがって生きてるんだから
そんな顔をしていたら不安がるだけだよ
難しい事だと思うけど
普段と変わらない顔で看病しなさい

というものでした
勿論これは友人としての助言です
病院でこんな話し方はしていないだろうし
患者さんにこういった話はしないと思います
あくまでも色々な患者さんを看てきた彼女の個人的な意見です
 

確かにあの言葉を聞く前に
むっつの前で一度大泣きしたことがあります
その時横になりながらもビックリしたむっつの顔
今も忘れる事が出来ません

やっぱりどんな時でも笑顔で接したい
いつもの顔で安心させてあげたい  と思いますけど
なかなか出来る事ではないわけで・・

それからの私
お風呂に入ったり台所にいるときなど
グズグズしていましたけど
むっつの前では努力しました

それから一週間ほどで むっつは旅立ちました

またいつか必ずこの言葉を胸に秘めて
向き合わなければいけない時がきます
大きく深呼吸して向き合おうと思っています


とまあ 重たい内容で申し訳ありませんでした
今年中に残しておきたかったので・・
最後まで読んでいただきありがとうございます

ななになにか変化があった訳ではないですよん
今日は爆睡する日に決めたらしく
朝から寝ていま~す 


咳が出た時

2008-10-05 | 心臓病

今日はむっちゃんのお話です
  「明け方に咳が出たら すぐ連れて来てください」と言われても
暫くそんなこともなく 食欲オッケー ボール遊び 元気元気

ところが やっぱりその日はやってきました
 05年の年末 自宅で2匹 シャンプーとドライヤーをしました
終わったとたん咳が出始めました
 おやぁ~?むっちゃん風邪ひいちゃったぁ?・・それともこれが心臓?
 でも 明け方の咳って言っていたし・・
その日寝るまでカッ カッという咳が止まらなくて 朝も止まらない
獣医さんに行くしかないか・・ 風邪でありますよ~に
だけど 「お薬飲ませる時期ですよ」と言われちゃって
お正月を前にお薬が始まった訳です 
それと 「安静に 運動も止めてください」って言われちゃったので
大好きだったボールもぬいぐるみもかたしてしまいました
 これが可哀想でしたね
毎日の楽しみでしたから 晩御飯が終わったらボール
体に染み込んでいるのかいっていうくらい
 ご飯が終わるとボールを捜すんですよ
 それはもう 部屋の隅から隅まで
 タタタタ走って ここ?・・じゃあここ?って
 私がワザと隠したと思って ワンッ早く出してって 
ごめんね~ボール無くなっちゃったのよ~と言っても解るはずもなく
諦めるまで2週間はかかったと思います

咳は暫く落ち着いたなと思うと出たり
1年くらいは そこそこ安定していました
ただ1年も経つと
 「いつ 重篤な状態になってもおかしくないですよ」と言われるようになりました
それからは咳がいつになく酷いな~と獣医さんに行くと
行くたびにお薬が増えるのです
1種類から 最後は5種類に

この時ななもお薬を飲んでいましたから 食事時はお薬出して
これはむっつ これはなな
間違えないように大変でした

咳をしているワンちゃんに会うと
今でも胸が締め付けられる 重~い気分になります
かわいそうでしかたないですね



キンモクセイが咲き始めました

フワ~っと香るくらいならいいですが
部屋中むせかえるほどになる年もあります
花が終わってから剪定しましたので
さて今年はどれほどの香りになりますやら・・


昔の記憶 心雑音があると言われた時

2008-09-06 | 心臓病

今日は少し重たい話を・・
むっつの事もブログに残しておこうという 私の勝手な都合です
記憶があいまいになってきているのもあります  

むっちゃんは健康そのもので ななとは違い獣医さんにお世話になることはありませんでした
いつの頃だったか 
「ちょっとむっつちゃんは心臓に雑音があるかも・・」と言われたことがあったんです
ですけど むっつはシャイでビビリですから 
車に乗せるとキャーキャー凄い騒ぎで しかも獣医さんだとわかるとそれだけで心臓バクバクだったので 
そのせいだとばかり思っていました 

7才の頃 胸にシコリをみつけまして病理検査の為に手術 と同時に避妊手術も
結果は良性だったことと 子宮蓄膿症の一歩手前で手術できたので安心しましたが
シコリは気にしていました

その後 8才になってたかしら・・聴診器をあてていて
「ななちゃんは 聞こえないけど やっぱり むっつちゃんは心臓の雑音が聞こえます」って言われました
僧帽弁閉鎖不全症  

ホントに普通なんですよ  表情も 食欲も ボール遊びも元気はつらつで
病気に関して無知ですから シコリは気にしていたけれど
心臓ってそんな事急に言われても・・そうなんだぁ~ って人事でしたね

そして先生の口から 「お薬飲みますか?」って言われましてね
「ずっと飲み続ける薬ですよね」と聞き返し 「まだいいです」と拒否しちゃいました

信用していないという訳ではなかったですけど
突然病気宣告されて 私にも解るそれなりの症状が出てもいないのに
飲み続ける薬を始めるのは無理でした

心電図もそのとき撮ったと思います
正常なものと~むっつのを比較・・
なんか違うけど 確信出来ませんでした
そのあと待合室で心臓病のビデオ 
アニメで 獣医さんが心臓の話をするんですけど なんのことやら・・
ただ 憶えているのは 飼い主の女性とワンコが
「○○~ 心臓病でもがんばろうね」みたいなこと言って あら前向きだこと~

「咳 明け方に咳が出るとおもいますけど とにかく咳が出たら すぐ連れて来てください」 と言われて
何だか納得出来ないまま帰りました

これが心臓病のはじまりです
今でも時々思うんです
私の判断は間違っていたのかしら?
あの時 先生のすすめるままお薬を飲み始めていたらどうだったかなぁ~と
もう少し長く一緒にいられたのかなぁ~と
だけど 治らない病気ですから~ 同じかと・・
むっちゃんは お薬たくさん飲みたかったのかしら・・
結局 1年半位 お薬飲みましたけど これって 長い方? 短い?
後悔はしていませんけど あえて後悔したことをあげるなら 二つのうちのこれが一つですね

それからは 心臓病かぁ どんな症状になるんだろう・・と気にしつつ けれど同じ生活ペース 
ボール遊びも元気そのもので 体育会系でしてましたね
咳も出る様子もなく 咳って どんなのだったっけ? わかるかなぁ~と それが不安なことくらい
明け方の咳・・それがなければ大丈夫って
今思うと この頃は まだまだ楽観的でした

お茶目なむっちゃん写真 
カメラを取りに戻り 庭に出て
むっちゃんがいない と焦っていたら こんなところに・・



物置の下 何が気になったのでしょうか 






また不定期で病気の話をしていきたいと思っています

病気と向き合っているみなワン 応援しています
無理せずお大事になさってくださいね