初めての和歌山

東海道新幹線の車内に置いてある雑誌で
"和歌山はお鮨の祖"なる記事を読んでから、行ってみたいなぁと思っていた和歌山。

でも、正直言って『遠い…』と思っていました。
思っていましたが、いざ行ってみたらば『あらま、けっこう近いわね』でした。

今回は羽田から関西国際空港に飛んで


それから特急で和歌山駅に移動することにしたのですね。
関空から和歌山駅までは一時間ですよ。
近っ！

自宅を出たときから4時間を大きく切って和歌山駅に着いちゃった。

おまけに上空から富士山と

鳴門の渦潮

まで楽しめちゃって、大満足です。

鳴門の渦潮は、春に徳島に行った際に悪天候のため見逃してしまったから
上から眺められただけでも嬉しいです。
ま、遠すぎて渦潮が発生してるのかはわかりませんでしたが(笑)


和歌山県に行ってみての印象は
お刺身がとーっても美味しい！
&
地元の方々が、何だかみんな親切！
の2点。
JRの職員さんやタクシーの運転手さんを始め、わたくしはどんどん話しかけてしまうのですが、
過去一番で親切な方が多かった！
口先だけではなく、身体と心も一生懸命動かしてくださって
ビックリするほどでした。

お仕事先の皆様も、穏やか～なお人柄な方ばかりでした。


すぐ近くでは立てこもり事件がなかなか解決せず、皆様心配してらっしゃいましたが、それは別の事。



まずは、駅前からバスで移動し和歌山城へ。
徳川御三家の紀州藩。
築城は秀吉の命によるものと聞いて楽しみでした。

よく伺えば天守閣は雷は爆撃により、2度の焼失にあって
昭和33年に建て直されたものだそうです。


しかし、広大な敷地に、地形をいかした庭園など見所はたくさん。

幹太く、枝を広げた大木。


短い時間で回るのは残念でした。

天守閣からの眺め。
紀ノ川がキラキラ輝いています。


とても良かったのは石垣。
自然な石のまま積み上げられたものや、

荒く加工しただけのもの、

きっちりと加工された石で積まれたもの等、時代の移り変わりを感じました。

おや？

忍者がいるではありませんか！

忍者さんに、是非見てと言われたのは岡口門。

築城時は大手門(表)だったもので、現在は裏門となっています。
空襲でも焼けずに残った重要文化財だそうです。

若者達には、日常生活に溶け込んだ風景なのでしょうね。


ホテルで勧められた和歌山ラーメンの有名店にお出かけ。


見た目は濃厚そうですが、意外にさっぱりとした味わいの豚骨醤油でした。
少々、豚骨の香りは強いです。
旨味がいつまでも残り、後引く味。

こちら、和歌山で起きた毒入りカレー事件の取材で、長期的滞在の記者たちから口コミで全国区となったらとか。
何が幸いするかわからぬものです。


ラーメンは食べたが、やはり魚を食べねばね！
ということで、
ひとっ風呂浴びた後に和食やさんへ。

カウンターで食べたお刺身の盛り合わせが最高でした！

鰹と赤いか、太刀魚、しお

んー。
地酒とともにいただきました。
和歌山最高。



今回は、白浜にも行きます。

特急で一時間。
お仕事のあと、夕暮れの車窓を眺めながら移動。

滞在ホテルに着いたのは、もう真っ暗になってからでした。


ちょっと怖い路地裏を歩き
地元の人気居酒屋さんへ。


突き出しは鰹の煮たもの。




なみなみ地酒！

カウンターでお隣に座った地元のかたとお喋りも楽しく、よい時間でした。
お酒をご馳走になっちゃって、少々飲みすぎ(笑)


翌朝、ホテルの部屋から海を眺めて


和歌山は
海あり山あり、人情ありのステキなところでした。


南紀白浜空港で食べ納め

名物 目はり寿司と地ビール