終戦記念日。
8月15日は当時の人々の辛さを少しでも想うために
お夕食を”すいとん汁”だけにしていたことが何年かありました。
しかし・・・。
おいしく出来ちゃうんですよね。
小麦粉は真っ白だし、お出汁もとってしまうし
色とりどりのお野菜が入って
「わあ、美味しいね」になってしまう。
祖母から聞いたすいとん汁は
うす~い味の、ほんの少しの野菜と
申し訳程度の小麦のお団子が浮かんだ
汁ばかりのものだったそうです。
小麦粉も全粒粉、ふすまが入ったボソボソしたもの。
語り継ぐことをしなければ、どんどん薄れてしまう事実。
でも、語り継いでも限界はある。
知らない事は想像することさえ難しい。
大いなる課題だと思います。
戦後70周年の首相談話。
メデイアは批判ばかりしたがりますが、わたくしはよくよく考えられたものだと聞きました。
TBSの報道番組のキャスターが、首相が談話を発表した生中継の直後
『中国や韓国など、アジア諸国からどのような批判が出るでしょうか』
と締めくくったのを聞き、何という事かと憤慨しました。
批判前提とは?
主観に満ちた報道に不信感を感じます。
そして終戦の日、『日本の一番長い日』を観てきました。
多くの方が鑑賞していました。
感じ方、受け止め方、考え方はそれぞれです。
しかし、考える・感じることこそ重要なのだと思うのです。
昭和天皇を演じた本木雅弘さん。
所作が美しく、何処とて違和感がありませんでした。
昔、子どもの頃に母親にすいとんを作ってもらったことがあります。おそらく小学校の授業ですいとんのことがでたのでしょう。母親が作ったすいとんは、結構美味しいものでした。母親に「美味しいよ」と言うと、母親は「戦争中に食べたのはもっと不味かった」と言っていたのを思いだしました。
やはり、お盆ですね。葉月さんの記事を読み、今は亡き母親のことをいろいろ思いだすことができました。
お盆は迎えた精霊と静かな対話を楽しむものだと思っていますから、うれしい一日になりました。
それにしても、何年間かすいとん汁を作っていたとは驚きです。尊敬します。
安部総理談話の件、葉月さんと同感です。
私もリアルタイムで談話を聞き、率直に良かったと思っています。
勿論、全く違う意見を持っておられる方もいると思います。それはそれでいいと思います。
私は報道番組に不信をもっていますので、基本的に見ないようにしています。特にTB○はひどいです。
退職後一週間ほどテレビをよくみましたが、これほどつまらなく、ひどいとは知りませんでした。以来、日中テレビを見るのはほとんどないです。
遅いリコメで申し訳ありません。
おはようございます。
本当にTVは簡単なやっつけの番組が多いですよね。ガチャガチャ煩いし。
BSを見るとホッとするのは、年齢的なことかなと思ったり(笑)
わたくしは、どちらかというと右寄りなので
自身の感覚が偏らないように意図的に朝日新聞を長らくとっていました。
しかし、3年前に『こりゃあまりにひどいわ』と止めてしまいました。
日経でさらにバランスをとっていたのですがね。
TBSもひどいですね。サンデーモーニングも見ますが、プリプリ怒りながら見ているので精神的によろしくない(笑)
第3者が批判するって楽なんですよね。
責任もないし。
まあ、政治的な話しや宗教は喧嘩のもとになるのでくちをつぐみます。