超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

2013年04月05日 | 日記

先日、あるお薬をいただきに総合病院に行ってきました。

所用を果たし、お会計を待っていた時の事・・・・・。

 

わたくしが待合のソファーに腰かけた時、一人の女性(30代かな?)が隣に座っていました。

その日は暑くて、着ていたレザーのジャケットを手に持っていました。

丁寧にジャケットをたたんで膝に置き、脚を組んでスカートを整えます。

バッグから単行本を出し、背筋を無ばして、だらしない印象にならないように気をつけながら

ちょっとばかり気取って本を読みだします。

 

「あの~・・・、ちょっとよろしいですか」

座っていたわたくしの脇を通り過ぎようとしていた女性が、立ち止まって声をかけてきます。

見上げれば、先ほどまで隣に腰かけていた女性。

何故だか、お顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしているのです。

「????はい?」と言うと

その女性は、屈みこんでわたくしの耳に口を寄せ小さな声で言いました。

「あの・・・・、ごめんなさい。

 来てらっしゃるニットが、あの…たぶん裏返しです。

 あの、脇にタグが・・・・・」

 

・・・・・・・・・・うそでしょ。

は、恥ずかしいったら。

 

 

「やだわあ!」と思わず声を上げると

女性はますます顔を赤らめて、申し訳なさそうに「ごめんなさい、ごめんなさい」とおっしゃるのです。

 

ごめんなさい、わたしのせいで~~~~~。

貴女が恥ずかしがることなんて、これっぽっちもないのですよぅ。

「本当に教えてくださってありがとうございました」と言って、深々とお辞儀をしました。

彼女は引き続き顔を赤らめたまま、足早に帰っていきました。

 

・・・裏返しで何時間過ごしたのかしら。

何だか、今日は人に見られるな、と思ったのよ。

親切な女性に感謝。

 

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