なもねっと~スタッフBLOG~

岐阜県恵那市/中津川市の地域情報サイト"なもねっと”の編集部から編集後記や日記などを公開しています

お菓子お菓子

2008-01-23 10:30:39 | スタッフ雑記
今回のなもねっと「いいもの見つけ隊」の特集は
昔ながらのお菓子屋さんをたずねてみました。

地元の代表的なお菓子『栗きんとん』ほど高級でお高めではなく、昔から愛されていて、恵那、中津川のお土産屋さんなどではお年寄りから子どもまでおなじみのお菓子。そして地元だけでなく、全国的にも誇れる「素朴な」お菓子。

以前のブログ記事では『カツノ製菓舗』『悦造』さんを掲載しましたが、今回は恵那市の岩村町のかすてーら『松浦軒本舗』さんについて。


▲ブラーボォ!!焼きたてキツネ色のカステーラ!ほぼ原寸大。


staffは恵那っ子なので、(恵那を離れていた頃もあるので、おなじみ…とは言いがたいのですが)岩村町に2軒のカステーラ屋さんがあって、昔から有名でした。
今では2軒のお店も改装されていますが、以前の古いお店も記憶があります。

今回、地元を離れた知り合いから「松浦軒のカステラ、送って。食べたい。」と頼まれることもあって『そ、そうだ!タイムリーだわ。ここがあった。』と思い出し、皆さんに紹介したいと、特集ページへ(笑)。

カステーラというと長崎が思い浮かぶ方も多いと思いますが、岩村町が江戸時代まで続いた城下町なので、その頃すでにあったここ岩村のカステーラは歴史的にも古いお菓子。たぶん製造方法、レシピも秘伝で、その頃に近いと思われます。


松浦軒本店さん、かめや菓子舗さんのmade in 岩村カステーラも実は有名なんです。特集では2軒の松浦軒さんのうち、『松浦軒本舗』さんの方をたずねたわけですが、3種類のカステーラがありました。

岩村のカステーラは、弾力感と、ぽそっとした素朴な味わい、やわらかいのですが、重量も重ため、長崎系とは違った特徴があり、そこが愛されてます。
日持ちもし、1本ずつ包装したのを手土産に、ちょっとした贈り物にすると皆さん、にまっとします。
自分が食べなくても、家族皆で食べられますしね。

もらってうれしいプレゼントでもあります。

焼上がりのきつね色のカステーラには感激しましたよ。
詳しくは
いいもの見つけ隊「vol54~むかしながらのお菓子屋さんをたずねる」松浦軒本舗
ページでどうぞ!


それと、『大山せんべい』さん。
こちらも付知では昔から有名だそうで、参考にいただいたせんべいを社内で1枚ずつ分けると、「ピーナッツの入ったの!ないんかよぉ」のリクエストが殺到(笑)。いい年(ひゃ~言っちゃった)の男性軍にはピーナツ入り!ですね。はい。


▲こちらがピーナツせんべい。1袋15枚入りのは367円と買いやすいです。写真は特注の小包装中のせんべい。こちらもほぼ原寸大。

でも卵と小麦粉と砂糖の甘いせんべいは、皆さん好きな様子で。あえて嫌いな人(アレルギーの方は別として)いないですよね…たぶん。

ここのお店の4種のせんべいの中の栗のせんべいなんて、焼いて、はみでたところは栗形に整形されるんですよ!1枚ずつ…。なんという手間。


こちらのせんべい、日持ちするのですが「常に新しいものを食べて欲しいから」
と、注文にあわせてオーナーであるお父さんが一枚一枚、焼いているんです。365日の中で、お休みと、昼の休憩以外はずーっとせんべいに付きっきりなのだとか。この4種のせんべいもお父さんが納得するまで試行錯誤の結果残ってきたもの。
一人で焼いているから、一日一種類を焼くのが限度です。
こちらは出産・育児雑誌「たまひよ」にも取材・掲載されたお店でもあるんです。

こうやって取材してみると、昔からあたりまえのようにあるお菓子たちも、奥深くて人の手がかかっていて、いいなぁと思うのでした。

だからロングランなんでしょうね。
ワンコイン価格というのも愛される秘密。
でも地元でお客さんを観察しながら、よりよいものを作り続けているからというのが一番の理由のような気がします。
本当に、これからも作りつづけていってほしいです。


こちらも詳しくは
いいもの見つけ隊「vol54~むかしながらのお菓子屋さんをたずねる」大山せんべいのページでどうぞ!


(なもねっと編集部:山本)

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