なもねっと~スタッフBLOG~

岐阜県恵那市/中津川市の地域情報サイト"なもねっと”の編集部から編集後記や日記などを公開しています

ハッカ糖Love

2007-12-15 11:35:25 | スタッフ雑記
この季節、こたつに入ってテレビを見ながらお菓子をつつく方も多いと思います。
こたつに入らなくてもお菓子は常備している方も多いのでは?
会社でも女子のデスクの中、まわりには常備薬ならぬ「常備菓子」がこっそりと。

そんなぷちプラなお菓子を地元中津川や恵那で作っているお店を取材する特集をただ今取材中です。「いいものみつけ隊」。きっとちゃんと毎日作られているに違いないお菓子たち!昔からおなじみ、でもちゃんと1つ1つ作られているハズ!

今日はつい先日取材したばかり、付知町のハッカ糖工場さんを。(まだ取材中なのでページできていませんのでチラ出で)

付知を通って御岳参りに行く旅人の疲れを癒したという付知町のハッカ糖。以前は何軒か作っている所もあったそうですが、今では専門店はカツノ製菓舗のみのようです。

お砂糖と、水飴とハッカ油を入れてつくる昔ながらの飴。裏木曽ハッカ糖は、1袋に3色のハッカ糖が入っています。1個1個小包装で飴が透けていてとてもキレイ。

▲白の半透明、琥珀色、濃茶色の3色。それぞれ砂糖の味が違います

外国のミントの強いキャンディーも好きなんですが、これは素朴で安心できる味。ハッカのききもちょうどよく、後味がすっきりしています。子供さんでも大丈夫。
私は道の駅「花街道付知」で以前これを見つけ、密かに好きでした。飴なのにちょっと特別感…がありまして。全体のかもし出すデザインもなんかいいんですよね。

で、

その飴はどのように作られているのか?

今回めでたくstaffの疑問&知りたい好奇心が解けたわけです。

詳細はまた特集ページでご紹介しますので!少々おまちを。(…ってこればっか)

それでもページでは紹介しきれない部分もあるかな。。と。
なのでメモがわりにここに記しておきます。(読んでる方、よくわからない部分もあるかと思いますが、雰囲気だけ感じてみてください)
取材してみて私は、砂糖と水飴を煮詰めるお釜と、飴を冷やす台と、飴を小包装する際に選別するおかあさんに「特に」感動しました。もちろん飴作りの職人のおとうさんもですが!

▲今煮あがった飴を冷やすため出すところ。お釜を操る後ろ姿

お釜(ボウル)は1台のみで、材料を入れて煮るごとに洗っているのだとか。(色つきの砂糖と、グラニュー糖の透明な色、混ざってしまってはイケマセン。)冷やし台に飴を流し込むときに「カキーン」と移動して流し易く傾くところも見逃さなかったです。

▲手動で移動。今飴が冷やし板に流れました。。おとうさん、お尻に火っ大丈夫ですかっ!?

冷やし台も、おとうさんいわく、昔は大たらいに水をはりその上にたらいを置き、そこに飴を流し込んでくるくる回してさましていたそうで。。
水とか入ってダメになってしまうことも多かったそう。…そうなんだ。。
現在は、ステンレスの専用の台(下に水が流れ、温度が一定に冷やせる)へ飴を流し込み、冷ましているそうです。

あとは仕上がった飴、1つずつを小包装する手間、それを袋に詰める手間…考えると膨大な手間のかかったお菓子だったんですよね。機械の力を借りても結局は人がやらないと。

▲お母さんの手前の小さな溝に1個ずつ飴を入れていく。

「雨の日は湿気多くてよくないね。」とつぶやいてみえたのも印象的でした。


▲もらったらうれしい!お土産やプレゼントにもいいですよ。
これで1袋200円(140g入り)。
日持ちもするので興味のある方はぜひお試しくださいね。
商品は花街道付知で売っているものはこれよりちょっと大きめの袋詰めになります。
200円のものはカツノ製菓舗で直接買うか、電話もしくはFAXで地方発送もしてくれます。

カツノ製菓舗
〒508-0351 岐阜県中津川市付知町7832
電話/FAX…0573-82-3126
定休日…だいたい土曜・日曜日

(なもねっと編集部:山本)

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