4Wheels Life

オートバイ、自転車そして今は、クルマと登山を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録としてこのブログを再スタート。

富士登山

2011-09-12 | ランニング
写真をアップしました。Picasa
クルマで馬返迄行き、そこから登る予定なのだが何せ初めての場所、迷いあり、いろいろあって5時スタートは叶わず、5時45分馬返を出発した。
1合目、2合目・・・そう、やはり富士山は1合目から登らないとね♪
前回はスバルラインで5合目から登ったので、中途半端だったんだ。山頂はガスっていて何も見る事が出来なかったし、今回こそ晴れて欲しい。

登り始めて思ったのだが、富士山ってホンット登りしかないのだ。平地も下りも無い、ただただ登るのみ!
1合目を過ぎ、2合目は標高1,700m、あと2,000mも登る訳だ。普通じゃあないわ。

今回は2,500mを越えても思いのほか元気に登って行けたと思う。でも3,000を越えたあたりから空気の薄さを感じ始め、8合目を過ぎたあたりかな?手のひらを見れば血液が回っていないのか、白くなっているんだ。
指先は痺れているし、登るという気持ちはあるけれど、足は重くなり、ケイデンスは相当落ちてきている。
一歩一歩踏みしめるように登る。
そして時計を見れば、ちょうど4時間で山頂。
いやー実に素晴らしい!途中から山中湖方面から雲が上がり始めて、そちら方面は雲の中。
でも、お鉢を回りながらの景色は、素晴らしいの一言!
八ヶ岳、甲斐駒、北岳もみーんな下に見えるんだ。筑波山も見えたし、浅間山だって、北アルプスも。
中央アルプス、木曽御嶽も。

そう、山頂を走っている人がいたのです。僕は3度すれ違ったから、もしかしたら5周くらい回っていたのかも....凄い人だわ、きっと名のある方に違いない。

のんびりとぐるりと回り、さてさて下山。
今回は擦り減ったSalomon XT wingにモンベルのスパッツを用意したんだ。
ここを下ると靴はボロボロになるから、それなりの靴で下りましょう。(捨てる予定の靴を推奨)
富士山からの下りは兎に角長い、2000m以上一気に下る、こんな経験が出来るのは富士山しかない。
歩こうにも歩ける斜度ではなく、どんどんスピードが出て行って、結局走るんだ。
走ったほうが安全に下れる気がする。歩くとブレーキに使う筋力が強く必要で、靴がグリップしないからズルズルと滑る。滑るから危ないんだよ、だから.....走って下ります。
途中、後ろ向きに歩いて下っている人が結構いたね、皆さん膝を痛めたと言ってましたが、いやあ、御苦労さまです。
スバルラインと吉田口の分岐を過ぎると、景色は一気に変わる。

5合目の小屋の前にすっごく魅力的は外国人女性がいるではないか♪
大きな胸の谷間に目を奪われ、他を見る事が出来ない始末。サングラス掛けているから多分僕の視線は解らない....筈。でも、こんなところで捻挫でもしたら、ホント格好悪いので、無理やり視線をずらし路面を見るが、あっというまに視線は谷間に向かう.....

その女性、すっごくかわいいんだ♪ すれ違いながら「こんにちは♪」って言ったらニコッと笑い「コンニチワ♪」って返してくれた。
間違いなくこの笑顔、山頂からの景色より美しかったと思うわ。

笑顔と谷間を思い浮かべながらの下りは、実に危険だ。
何度もズルッと滑り、危うく尻もち。走っている時はそんなことは無いのだが、登山者が登ってきたらやはりペースを落として、歩いてすれ違いたい。その時なんだねぇ、滑るのは。確かに靴の凸凹は殆ど無いのだからそりゃあ滑る訳で....何度登山者を驚かせた事でしょう♪ 「ズリッ!」「あ!大丈夫?ビックリしたぁ」ってね。

一合目を過ぎて、馬返しゴール。いやあ、よーく下りました。

運動時間:7時間45分



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