おっちゃんのぼやき

旅と食べる事が、大好きなおっちゃんの独り言です

ゆきちとポンタの珍道中 九州編 10

2009年11月23日 | 日記
ゆきちとポンタは、海を見ながら長崎に向かった。

「長崎ゆうて、チャンポンしかなんか?」
ポンタが、ゆきちに質問した。
ゆきちは
「チャンポンよりサワチ料理が有名なんで、でも高あけんわしらあ食べれん」

「ほおなんか」
ポンタは、少ししょげて言った。

「まあええわい、やしやあチャンポンが食べれたら それで満足じゃけん」

そうこう言っているうちに、長崎に到着した・・・・・早

「ゆきち、ここは 坂が多ゆうて ぶりたいぎいわいや」
「ポンタ、長崎は坂の町じゃけんのう」

「ほー、ほうなんか」
すると、ゆきちが突然 ポンタに質問

「ポンタ、長崎は坂が多いんじゃが 上り坂と下り坂どっちが多いか知っとるか?」

ポンタは、考えこんだ
迷ったあげくに出した答えは

「やっぱ、上り坂かのう」
ほんまアホなポンタであった

「ポンタよ、上り坂も下り坂も同じ数じゃろう」
ゆきちが言うと、ポンタは考え込んで

「何でね、おめえ数えたんか? ちょうど、一緒のわけなあじゃ」
アホなポンタ、全く理解できてない
ゆきちが、説明した

「ポンタよ、同じ坂を上ったら上り坂 降りたら下り坂じゃが」

ポンタは、首をかしげながら考えた。
まだまだ、理解できてない
正真正銘のアホであった。

「アホは、ほっといて先に行こう」ゆきちは、心の中でそう思った。

まだ、ポンタは悩んでいるようだ

急いで、中華街に向かうことにした