おっちゃんのぼやき

旅と食べる事が、大好きなおっちゃんの独り言です

初めてのベトナム

2009年09月22日 | 旅行
初めてベトナムに行ったのは、阪神大震災の二ヶ月後です。
関空まで行くのにも、新幹線や在来線が不通になっていたので
広島空港からの臨時便飛行機で、関空にはいりました。
どうして、ベトナムにいくことになったかと言うと、NPOの事業のひとつで
ベトナムの小学校の机を作るために行く事になりました。

阪神地区が、大変になっているのにベトナムでいいのかなと
後ろ髪を引かれる思いで、関空を後にしました。

関空から、約5時間。
当時は、日本からの観光客などほとんどいない。

ベトナムに着いて、入国審査   もう、大変
言葉が、全く解らん
バリバリのベトナム語  解るわけが無い
怒られながら、なんとか審査を終了できた。
まあ、外国人の入国にあまり慣れていない様子だった。

何とか空港の外に出て、周りの状況にビックリ
一般市民が、空港の外にずらり

早々とバスに乗りホテルに。

当時のベトナムは、ベトナム戦争終結20年で まだまだ、外国人に対しての
規制が、とても厳しかった。
その証拠に、携帯電話の持ち込み禁止 おまけに、政府の人間の監視付き。
ボランティアの私達にすら、警戒している状態でした。

ホテルに行く間、車窓から見えるのは バイクの集団。
恐ろしいほど、道路を占領している。
信号も横断歩道もほとんどない。

何とかホテルに着いた、ちょっとボロイホテル。
メトロポールホテル(当時は、それでもいい方だった)

ホーチミンの夜は、バイクの音とテールランプの明かりでいっぱいでした。
バイクの二人乗りは、当たり前。なんと4人乗りもいる。
街中のロータリーをぐるぐると回っている。
なにをしてるのかと聞くと。
暑いから、涼んでいるのだそうだ。

初日は、怖くてとても外に出れる感じでなかったです。

その夜は、政府の人の中軽く食事を取り眠りに着きました。

食事は、中華とフォー。全般に香草の匂いがプンプン

思ったより、食事も部屋も良かった。

でも、その後ベトナムの現状に驚くことになろうとは、思ってもみなかった

明日からは、現地での活動です。
場所は、メコン川を上り ドンタップ県カオランと言う田舎町です。