光ネクスト

ＮＴＴの "光ネクスト" と呼ばれる回線が登場してきました。

従来の "Ｂフレッツ"　と　"光ネクスト"　って何がちがうの？　
ＮＴＴに問い合わせてみましたが、ＮＴＴでさえはっきりしないらしい・・・です。

私も仕事上、ＮＴＴから従来のＢフレッツとネクストのどちらを導入するかを
聞かれたことがあり、その違いを訪ねてみましたが、「新しいサービスである」との
説明だけで、やはり・・・　
明確な回答は得られませんでした。

結果、私は従来のＢフレッツを選びましたが、ＮＴＴも明確に説明できないからか・・・
特に強いセールスはありませんでした。


光ネクストとは？　NTTが提供する次世代ネットワークのことです。
次世代ネットワークは、NGN（Next Generation Network）と呼ばれています。

現状は、固定電話には有線の固定電話網、
携帯電話には無線の携帯電話網、
メールにはインターネット網、
放送には放送網、と、目的ごとに異なるネットワークが、
それぞれ異なる通信規約で構築され、利用されてきました。

ＮＧＮでは、電話、テレビ電話、映像配信などのさまざまなサービスをIP網で
実現します。
ＮＧＮには、通信品質を保証する「QoS」と呼ばれる技術、
電話番号やIPアドレスで発信者を認証する技術、
ネットワークに障害が発生した場合にその個所を避けて通信を維持する技術
などが含まれます。
動画配信やテレビ電話の映像や音声は、QoSによって品質がより高くなる様です。

また、ITU-T（国際電気通信連合の電気通信標準化部門）などが、標準化を
進めています。

ＮＴＴがＮＧＮに取り組む背景には、電話網で使っている電話交換機が
製造されなくなったためらしいです。
このため、既存の電話網をIP網に置き換える方針らしく、
IP網は汎用のルーターを利用し、低コストで構築できます。
また、NGNを動画配信などのインフラとして提供すれば、
NTTとしては電話通話料以外のサービス収入が見込めます。　

世間一般、今後は動画配信等が発展してくると思いますが、現状ではまだまだ
社会がＮＧＮに追いついていない様に思います。

曖昧な結論ですが、焦ってＮＧＮに切り替える必要もない...のでは
ないでしょうか？