5月に入りました。
ステイホームなゴールデンウィーク。
いかがお過ごしでしょうか。
今日はタイトル通り、
5月1日。
八十八夜です。
春分から数えて88回目の夜。
今年は2月29日の閏(うるう)年なので
5月1日が八十八夜になります。
なぜここまで八十八夜を
プッシュするのかと言いますと、、、
何を隠そう、
私、お茶の製造販売も仕事にしてるんです。
今回は創作活動とは無関係の話。
普段は事務作業ですが、
この時期は製造工場に入って受付と
茶葉の受け取りをしています。
だから、こそ語れる『あるある』も持ってます。
その最たるネタが一般イメージとの『 ギャップ 』。
歌にある「夏もち〜かずく、は〜ちじゅうはちや〜〜、、、」って
イメージとしては
茶娘がカゴを背負って、
歌いながら1摘みづつ丁寧に摘採(収穫)する感じ。
農家の人と和気あいあいと仕事をしていると思われてますが、
それはもう昔の話。
もちろん、現在も『 手摘み 』はされていますが
それは希少で貴重な高級茶葉。
こだわりの方法となっています。
今は、品質も種類も様々で、機械化が進んでいて
飲料メーカーの需要もあり、
手摘みでは追いつかないほど大量の茶葉を必要とします。
そのため、私の場合は、、、↓
こうです。
茶カゴではなく、布袋。
サンタさんがプレゼントを入れる袋を想像してください。
アレの中身が全て茶葉です。
農家さんにもよりますが、
1日に農家さんたち工場に持ってきてくれる量が
大体平均5000kg〜10000kg。
それを工場で受け取るのが仕事です。
多い時でその倍kgを受け取る時もあります。
もちろん、
全て私1人で受け取っているわけではありません。
従業員・運んできた農家さんたちと作業します。
ですが、『和気あいあい』な
のほほん作業では決してありません。
むしろガテン系です。
加えて、工場内は蒸気の熱で
天候が暑いとサウナ状態にまでなります。
もう一度言いましょう。
世間的な手摘みは稀(まれ)な作業です。
製造工場を抱えるお茶屋の女性は
結構、肉体労働です。
それでも、できてくるお茶は美味しいし、
出来立ての香りをいち早く感じられるのは
お茶屋の特権ですね。
疲れた身体にも行き渡る茶カテキン。(笑)
この1杯のために頑張ってる!と思えます。
ウイルス関連ですが、
今、茶カテキン成分がウイルス対策に適しているのか
その実証実験を行っているそうです。
(もしそうなら、
私、ウィルス抗体な身体じゃないか!!)
なんて勝手にワクワクしてます。(笑)
けっこう、お気楽な私です。