チームMONOKY

山好きのロートル(老頭児)な仲間です。チーム名はメンバーのイニシャルです。

水根沢谷2012/08

2012年08月23日 | 沢登

         奥多摩・水根沢谷

1.山行日 :2012/8/17Mizunesawa20120817

2.メンバー:綿谷、中山

3.コースタイム

 奥多摩駅8:02----水根バス停8:21----入渓9:00----ハンノキ沢出合(13:00~13:30昼食)----林道の木橋14:30----水根バス停15:30----奥多摩駅16:13

 水根沢谷には立派な第1ゴルジュ、第2ゴルジュがあり、その他連続した小滝も多く、面白い沢登ができた。入渓してすぐに第1ゴルジュが現れる。水線通しは泳がなくてはいけない。綿谷さんが最初の釜の左の浅いルンゼを直登し高巻きルートを探しながら登っていく。傾斜も強く落石があるので中山は下で見ている。綿谷さんがトラバースに移ったのでルンゼを登るがスリップしそうで恐ろしい。トラバースも慎重に木の根っこを掴みながら進む。この時、水線通しに登る4人パーティが上から見えた。上部で踏み跡を見つけ進むが、沢床に下降できない。どうも行き過ぎたようだ。このトラバースもスリップしそうでアンザイレンし、スタカットで70mぐらい戻り、沢に下っている比較的広いルンゼを下降する。沢床手前で残置シュリングがありアップザイレンするのかと思ったが、さらに上流方向に斜めに下降すると沢床に降立つことができた。この高巻で大汗をかき、息も絶え絶えになった。

 しばらく渓流らしい遡行をすると、第2ゴルジュが現れる。右壁に残置シュリングが3箇所にみえる。右壁から高巻くことにする。中山がシュリングをつかんで強引に登る。30mいっぱいで1P目。つるべで綿谷さんが下降気味にトラバースし2P目。さらに3P目で中山が少し登り小尾根を越えて浅いルンゼを下降して沢床に着いた。中山が1P目を登っている時に後ろから3人パーティがやって来て、綿谷さんが見ていると、彼らは首まで浸かりながら釜を進み滝を直登し、我々が沢床に着いた時は、既に先行していた。第2ゴルジュを過ぎても渓流らしい登りが続く。連続した小滝の釜を時には胸まで水没しながらヘツリ、楽しい沢登りである。途中で休んでいた3人パーティを追い抜いていく。ワサビ田の跡地が現れてくると水量も少なくなり滝もなくなる。ハンノキ沢出合で、初めて腰を下ろして休み、昼食をとる。水量の少なくなった沢を1時間詰めると小さな木橋がかかった林道と合流する。ここで沢靴を履き替え、雨もぱらついてきたので林道を下ることにする。約1時間で水根バス停に帰り着いた。待ち時間なくバスはすぐやって来た。奥多摩駅上のレストランで喉を潤し、電車に乗ると、急に暗くなり集中豪雨が降り出した。我々はラッキーである。明日は全身筋肉痛になるのは間違いない。了