チームMONOKY

山好きのロートル(老頭児)な仲間です。チーム名はメンバーのイニシャルです。

雲取山 2005/12

2005年12月11日 | 冬山

雲取山・山行報告書

 

-----標高2017m----

 

 

 

山行日 :2005/12/10

 

メンバー:大内力(50歳) 中山好正(54歳) 記:甲斐哲(61歳)

 

記録

 

新宿7:10-----談合坂SA8:00----松姫峠下9:00----後山林道終点10:20(100m手前で駐車)-----登山スタート10:40-----三条の湯小屋11:10------大だるみ13:49--------  雲取山頂上14:30-----下山開始14:50---大だるみ15:10----三条の湯小屋16:25--   1駐車場着17:00、17:20-------青梅駅18:35大内氏ここで下車する-------新宿20:10Img_9829

 

 

 

イントロ

 

12月9日(金)夜6時半のICIスポーツに中山氏大内氏と落ち合う。大内氏の山靴購入に立ち会うことと、急遽決まった明日の雲取の相談である。靴はICIでケイランド(イタリアのメーカー)のK-1という、靴底の固めの靴に決まった。

 

靴の色が黄色で、靴の側面のビブラムには少し赤色も混じっている、派手な山靴であるが、雪山には強くしっかりした山靴である。履き手の大内氏は具合はよいが、色が派手すぎるということで少し躊躇したが、色なんかは手入れの仕方で、変わるという店員と私の意見に心が動かされたかどうかは知らないが、購入に踏み切った。中山氏は「少しごっついな?」と思ったようだが、よく見ると比較的スリムな形であった。夏山やハイキングなどでは少しごっつい印象はしないでもない。Img_9831

 

 

 

12月10日(土)

 

朝7時、新宿西口の警察署の前に集合。定刻どおり中央高速で大月ICまで走る。途中談合坂SAで握り飯などを購入し、松姫峠経由で奥多摩、バス停の「お祭り」から林道に入る。車でない場合は、奥多摩駅からバスで、お祭りまで行き、林道を3時間半も歩くことになる。この林道を車で行けるのは実にありがたい。

 

林道の終点には車が約10台ほど止まっていた。当初何時にここに着くかで、日帰りか山荘で一泊かを考えた。10時に出発できれば、日帰り、11時だと帰りは暗くなってしまいので雲取山荘で一泊か予想したがが、10時半くらいのスタートであった。三条の湯までは整備された道で、小屋は思ったよりもきれいであった。少し休んで先を急ぐ、先月御座山に行っているので、調子は悪くない。ほぼ地図に記載されている標準タイムである。若い頃は地図の表示どおりであると情けなくなったが、50歳を超えると時間通り、さらに最近では地図の2~3割り増しが多かった。先月の御座山は明らかに地図の表示が甘すぎて、標準より早く着いたのが、今回自信になったようにも思える。三条たるみまでは順調であった。12月も10日をすぎると三条たるみ前後では20cmくらいの雪があり、雪山になるが、トレースもあるので歩きやすい。1440

 

三条弛みからの登りは、しんどかった。中山氏は遅いトップに我慢できなく、はるか先に上って行き、大内氏も靴の調子がよいのか、ピッチが上がる。凡そ40分のラストスパート、ぜーぜー言いながら、予定通り2時半。やっと頂上に着く。

 

 

新雪に 黄色の冴える ニューシューズ

 

雪の道 亡者の行進 来たるかな

 

 

さすが百名山であり、頂上にはたくさんの登山者がおり、20人くらいの団体が、反対側からも登ってくる。4年ほど前の10月にも、ここに来たことはあるが、七つ石経由の尾根道で、このルートも長かった。ただし奥多摩からのアクセスがよいので、七つ石ルートを利用する登山者は多い。以前来た時は、新築直後の雲取山荘に泊まり、帰りは日原経由,五日市方面へ下りた。今回は車利用ということで元の三条の湯経由にせざるを得ない。小屋が満員ということもあり、頂上で富士山などを眺めて急いで下山する。5時までに駐車場につければ、ヘッドランプの世話にもならないだろう。登り4時間だと下りは2時間半くらいで着きそうだ。例によって転がるように山を下る。Img_9836

 

 

かさこそと 落ち葉蹴立てて 山下る        

 

シャリばてに 雪はクリーム 岩はチョコ

 

 

大内氏の靴もはじめは良かったが、下りで靴の紐がきつくなり途中で緩めた。しかし足に豆が出来るようなことはなかったようだ。駐車場には予想通り、5時につく。駐車場は暗く靴の履き替えや娑婆着に着替えるにはランプが必要であった。帰路の車中ではサッカーJ1 16位の柏レイソルと、J2 3位の入れ替え戦の結果が気になった。この前の試合では1:2で甲府に負けている。青梅あたりでNHKのニュースで2:6で甲府の勝ちが分かった。2時間くらいは怒りが収まらなかった。この世は闇だ。陽はまた昇るか?(レイソルとは太陽王の意)