オーダーシャツを始めて暫くして、インポート生地の取り扱いが始まりました。2大人気生地、トーマスメイソンとカンクリーニです。
トーマスメイソン(THOMAS MASON)
1796年創業
イギリス、ランカシャーにシャツ用コットン生地工場を作る。
1875年
ジャーミンストリートに店を構え、人気店になる。
1914年~
軍用綿生地開発。高密度に織られた綿生地を開発する。
1936年
英国王室御用達シャツメーカー「ターンブル&アッサー」の独占生地供給メーカーになる。
1967年
メンズファッションにおいて「ピーコック革命」トーマスメイソンの生地を使うターンブル&アッサーのシャツが人気に。
1991年
イタリア、アルビニ社に買収される。アルビニ社の強大な資本力の下、最高品質の生地を生産し続ける。
高密度に織られたハリ感と発色の鮮やかさが特徴。
カンクリーニ(CANCLINI)
1925年 繊維製造機械を作る会社にいたジュゼッペ・カンクリーニが創業、自作の織機でシルク生地を製造、人気を博すようになる。
第2次世界大戦時はパラシュート用生地を開発。
1975年頃、シルク生地からコットン生地への転換。生地をドイツ、フランスに輸出。
1990年代
グローバル戦略により世界の名門テーラー、トップブランドと取引をするようになる。厳選された原綿を使い、最新の技術と伝統を融合し、安定した生産力を持つ。生地の特徴は柔らかくてしなやか。
円安で海外の生地の値段が上がる中、今回のオーダーフェアのインポート生地(1枚当たり13,500円)は大変お求めやすいと思いますので、一度試してみたい方にもお勧めします。
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