所用で三越に行ったついでに、今年買えずにいたハロウィングッズを購入しました。
スタッフからは好評のようでよかったです。
夕方にとあるドキュメントをお渡ししなければならなかったので、
ギリギリA4で入らないものをB4でやっては持ち運びに困ること明白。
幸いプロのコピーショップだったので、コピー機は高性能。
ドキュメントの大きさをA3に設定し、95%の縮小をかけ、
印刷用紙をA4に指定し、印刷に成功しました。(少しマニアなネタです。)
夜はこの演奏会に行きました。
コンセプトは、天女、天使。
「飛天繚乱」はまさしく、大陸の壁画や日本の絵画に描かれる天女そのもの。
漫画「日出処の天子」の幻想的なシーンともとれます。
非常に描写的で透明感あふれるこの世のものではないもの。
先生のフルートソロは、超絶な下降音列から次のフレーズに移るとき、ふと「でも(私はこう思う)」という人間的表現が垣間見えました。
オーボエの音が木管群を包み、理想的な役割を果たしていました。
ベルク「ヴァイオリンコンチェルト」ベルクの生きていた20世紀初頭の空気を伝えてもらいました。
開放弦による印象的な冒頭から、次にどうなるんだろうと思わせる1楽章の展開。
2楽章の激しく盛り上がる部分ではチューバとティンパニーで殴られたような衝撃。
クライマックスに近づき、クラリネットの旋律とともに、天使が降りてきたと思いました。
トロンボーンの重ね方、アルトサックスの使い方。ベルクの知的で構築的な技法を楽しめました。
ヴァイオリンの方流石一級品。めったに聞けない音を聴かせていただきました。
シューマン「ライン」 46歳で亡くなったシューマン40歳の時の作品。ちょうど新しい職を得て、
希望にあふれた彼の心境、チャレンジの心、ライン川に対する思いが込められているのだと思います。
1楽章で指揮の方が、作品に入りすぎてました。それだけに大変な熱演でした。
そんな中、ふと日常の心境に戻る自分がいて、
自分にとってこれが現実なのか、それとも日常が現実なのか、わからなくなりました。
演奏会の感想って長いほうが好きかな、と思い、
長く書いてみました。
それでは良い土曜日をお過ごしください。