ものしりシリシリ

クイズでさまざまな知識と教養を身につけよう

月に叢雲花に風

2021-03-24 08:43:47 | 日記
Q78 「月に叢雲花に風」(つきにむらくもはなにかぜ)ということわざは、名月を雲が隠してしまったり、満開の花を風が散らしてしまったり、世の中の好事には、とかく差し障りが多いということのたとえです。
同様の意味のことわざは次のどれでしょうか。
A 好事魔多し
B 花に嵐
C 花より団子

答え AとB
A 「好事魔多し」は「好事、魔多し」と読み、良いことにはとかく邪魔が入りやすく、思うようにはいかないということ
B 「花に嵐」とは、良いことには、とかく邪魔が入りやすいことのたとえ
C 風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ

山のことわざ

2021-03-14 14:02:00 | 日記
Q77 山のことわざ
山に関する次のことわざ等のうち、春に当てはまるものはどれでしょうか
A 人間至る処青山有り
B 山笑う
C 枯れ木も山の賑わい

答え B「山笑う」は俳句の春の季語で、春の山の草木が若芽を吹いて明るい感じになり、笑っているように見えることを言います。

A「人間至る処青山有り」は「じんかんいたるところせいざんあり」と読みます。江戸時代の僧の月性の漢詩に由来し「世の中は広くて骨を埋める場所はどこにでもあるから、大志を持って故郷を出て活躍すべきである」という意味です。

C「枯れ木も山の賑わい」は、寒々しい枯れ木でも山全体にいくらかの賑やかさを添えるということから、つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえに使われます。