ものしりシリシリ

クイズでさまざまな知識と教養を身につけよう

老年ものしり 5

2024-04-27 11:11:25 | 日記
Q151 経験の豊富な者は判断を誤らないことのたとえに「老( )の智」という言葉があります。( )の中に正しい漢字を入れてください。
A 者
B 馬
C 婆 

答え B 老馬の智
Q35で「老いたる馬は道を忘れず」を紹介しましたが、それと同じ内容です。「韓非子」にある、中国・斉の桓公が山の中で道に迷った際、老馬の歩みに従うことで無事に帰り着いたという故事によります。

老年ものしり 4

2024-04-21 13:43:09 | 日記
No150 年寄りが年齢にふさわしくない無理をすることを戒めることわざは次のうちのどれでしょうか。
A 年寄りの冷や飯
B 年寄りの冷や水
C 年寄りの冷や汗

答え B年寄りの冷や水
年寄りは体の機能が衰えてくるのに、若者と同じように行動するのを戒めることわざです。語源は江戸時代の「いろはがるた」のようです。当時、夏には甘味料を加えた冷や水売りがあり、若者は好んで購入しましたが、年寄りには「湯冷まし」が推奨されました。おなかが丈夫でないからでしょうか。
「年寄りの冷や水」とは比喩だと思っていましたが、実際に冷や水で体調が悪くなる経験をしました。ことわざは単なる言葉ではなく、事実から生まれてきているようです。


老年ものしり 3

2024-04-15 08:44:07 | 日記
No149「年長者は、長年経験を積んでいるだけに、若者には及ばない知恵や技能がある」という意味のことわざとして、次のうち正しいものはどれでしょうか。
A 亀の甲より年の功
B 亀の甲より年の劫
C 烏賊の甲より年の功

答え いずれも正しい。
B 劫とは仏教用語できわめて長い時間をいいます。

老年ものしり 2

2024-04-12 09:24:25 | 日記
No148 「老いては(  )に僻む」ということわざがあります。(  )の中に入れるのは次のどれでしょうか。
A 人
B 物
C 事

答え C
「老いては事に僻(ひが)む」とは、年をとると何事につけひがみ根性が強くなることを言います。

老年ものしり 1

2024-04-07 16:16:17 | 日記
Q147 論語には「十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず」とあります。では、「他人の意見に反発を感じず、素直に耳を傾けられるようになる」のは何歳でしょうか。
A 60
B 70
C 80


答え A 60歳で耳順(じじゅん)と言います。
  70歳では「心の欲するところに従い矩を超えず」とあり、従心と言います。
 孔子は60歳で耳順、70歳で従心と言いますが、わが身を振り返れば疑問ばかりです