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小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第514回小麦句会投句一覧(12/7選句締切)

2023年12月02日 00時28分46秒 | 1日句会

12月になった。

今年の日本の空気は、どうもすっきりとしたおいしい空気とはいかず。

コロナも含めてインフルエンザやO157や鳥インフルや・・・・。

トコジラミなんて話も出てきている。

用心しなくちゃならないことが多すぎる・・・・。

国際情勢、日本国内もがんじがらめの2023年のまま年は暮れそうだ。

 

★投句一覧★

 

歳晩の人ごった返す裏通り   

鎮魂の灯火集まる開戦日   

間引菜や不足している運転手  

琵琶法師の語り切れ切れ冬明り 

善人がひろうぎんなんバスツアー 

冬の宿ツアーに任せるひとり旅   

頼みごと風に横むく冬薔薇      

有明の月が管制塔の上   

蝋燭の人避ける灯冬三日月   

狐の嫁入りと紛う灯籠冬の闇   

対岸の冬の銀河に導かれ    

万の灯の後ろの正面冬北斗   

たましい渋滞す十二月八日   

息白し観光バスに手を振る子   

冬銀河へ続く祈りの灯の寂と  

群衆に冬満月の遠慮がち   

光より昇る哀切冬の園    

大漁旗靡かせ崎の年の市  

バスを待つ白いイヤホン十二月  

賑わいの戻るバス旅十二月    

凍空に光る猫バス待つ二匹   

山人の炎絶やさず除夜の鐘   

酒の香の寒夜に消えて虚し城  

元カレも家族連れなり酉の市     

人吐いて駐バス場の小春凪   

戦火などお構いなしにイルミネーション  

バスに乗り冬の月から身を隠す   

川となる祷りの炎冬ざるる   

終へたまま眠る少女の神の旅  

ぽっかりと白き一片冬の朝    

今川焼き手に母とはぐる闇市   

この世とは思えぬ万の灯狐火か    

人流のままに漂う年の市  

カーバイドの匂い懐かし年の市   

悴める白き手染めて竹灯籠  

青年部ジャンパー風に膨らませ   

実演の手焼きせんべい年つまる   

首振つて無力曝すや捨案山子   

わびさびが町にUFO呼ぶ冬灯   

小春日や宴会となるバスツアー   

冬ざれや八十億分の独り   

宙船で越える国境冬の旅    

 

★選句要領

選句数6句(うち特選1句)

締切 12月7日(木)24時

 

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今回の当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp
 

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