早すぎる「梅雨明け」と「猛暑」で「電力需給逼迫注意報」が出るなど
ニュースで節電の話題が盛り上がっています。
そして電力不足はこの夏だけでは無くて
冬にも発生すると予想されています。
節電というと、エアコンの温度設定を弱めて扇風機を併用しよう とか
冷蔵庫にはものを詰めすぎずに開閉回数を減らしましょう とか
よく言われていますが、
真っ先にやるべきことは「テレビをつけないこと」だとボクは思っています。
野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。
注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。
エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130ワット。
一方、液晶テレビを1台消すと220ワットとなる。
単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1.7倍にもなるということだ。
節電のために思い切ってエアコンを止める代わりになるものは無いし
(扇風機は暖かい風を送るだけで部屋は冷えない)
節電のために思い切って冷蔵庫の電源を切ってしまうとそれに代わるものもありません。
でも、テレビの電源を切ってもそれに代わって情報を得る手段はたくさんあります。
インターネット経由でパソコンやスマホ、ラジオ、・・・などなど。
ボク自身、6年間あまりの上海生活でテレビを見ない生活を過ごし通しましたし
日本に戻ってからの今の生活でもテレビをつけることはほとんどありませんが
スマホやパソコン、ラジオで情報を得ることができるので困ることはまったくありません。
テレビを見聞きしながら過ごす生活に慣れてしまっている人には
テレビをつけない生活に最初は不安を感じるかもしれませんが、
すぐに慣れますよ。
「テレビをつけない生活をしてみる」のは節電効果も抜群なのでいいことだと思います。
今は「令和」の時代。
昭和初期のような「テレビが唯一の娯楽」という時代ではないのですから・・・。