ドイツって環境でモノ作りをすると、いつの間にか質実
剛健なデザインになるようです。
あっ、ここで言う『デザイン』とは見た目のデザインもそ
うですが、設計も入ります。
僕の知り合いの自動車のクレイモデラーさんが数年ほ
どドイツ・フランクフルトのデザインスタジオにて働いた
そうです。
そのモデラーの方が話していたデザイン論とSinn(ジン)
の創業者であり、かつ、GUINAND(ギナーン)のオーナ
ーのヘルムート・ジン氏のモノ作り哲学が同じだったの
です。
工業製品はまずは目的に忠実である事。次に簡素かつ
丈夫である事。そして適正な価格である事なのです。
基本に忠実でアスリートの肉体美のような機能美。
機能美って言葉はドイツ製品から生まれたのではないか
と思うほどです。それでありながら遊び心もあります。
GUINAND-20/21シリーズの文字盤はアラビア数字、バー、
ローマ数字など、はたまた見易さのために黒文字盤が多
いのですが、シルバーの放射状の模様や全面夜光文字
盤など、機能と遊び心を両立した時計も沢山あります。
http://www16.ocn.ne.jp/~guinand/watch-20.21.htm
ドイツのモノ作りは使いやすさと遊び心を両立した素晴ら
しい工業製品です。
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